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ポジティブマインドづくり]ポジティブ心理学

2016-01-15 | ポジティブ心理学
ポジティブマインドづくり

ポジティブマインドづくりを心理学の授業で毎回テーマを変えて、10分程度の実習をしています。学生は、言われたからやるくらいの熱心さ?で所定の課題をこなしています。
これまでの行った実習の課題は、こんなものです。
・ 感謝の手紙を書いてみよう
・ 親切―感謝の体験を思い出してみよう
・ 将来なりたいことを一つイメージして、それを実現するために今すぐ実行すべきことを列挙しみよう
・ 自分の身の回りにある元気グッズを挙げてみよう
・ これまでで一番楽しい思い出を挙げみよう
こうした小実習を今後も毎回続けていくつもりですが、たった10分間程度の実習だけで心が元気になるとは思ってはいません。「これは良さそう、おもしろそう」という実習があったら、それを持続的に継続してみるように指示しています。
あまり期待しなかったのですが、先日、「感謝の手紙をずっと書き続けました」といって、ノートを見せてくれた学生が一人いた。「それで、気持ちのほうはどうですか?」と聞いたら、「元気になれました、気持ちが変わりました」と言ってくれた。
そうなのです。やはり実践してくれないとだめなのです。
C.ピーターソン著「ポジティブ・サイコロジー」](春秋社)やそのほかのポジティブ心理学関係のテキストには例外なく、エクササイズ欄や実習が設けられているのも、うなずけるところです。


実践入門 ポジティブ・サイコロジー 「よい生き方」を科学的に考える方法
クリエーター情報なし
春秋社


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