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勉強に飽きる

2016-03-31 | 教育
――張り切って勉強を始めたものの、続かなくなってしまうというお子さまがいます。どうしたら続けられ
るのかというヒントをいただきたいのですが。

続けられなくなるいちばんの原因は「飽きる」ということですが、「飽き」には、1時間も続かないうちに飽
きてしまうといった「短期的飽き」と、習いごとが長続きしないといったような「長期的飽き」の2種類があり
ます。

なかでも「短期的な飽き」の場合は、いかに集中力を持続させるかが重要ですから、勉強の場合などで
は、やり方に工夫が必要になってきます。たとえば家で勉強するときのスケジュール管理として、「何ペー
ジやる」とか「この単元までを勉強する」と決めるのが「分量スケジュール」、「何時から何時までやる」とい
うのが「時間スケジュール」ですが、鉄則は、好きな教科は分量スケジュールで、嫌いな教科は時間スケ
ジュールにすること、さらに「嫌いな教科は小刻みに分けて」が原則ですね。

そして、しょっちゅう答え合わせをする。自分で答え合わせをするのでもいいし、親がチェックして「よくで
きたね」と言ってあげるのでもいいでしょう。いずれにしても、やった結果がすぐに返ってくるような状況を
頻繁に作ることが、飽きやすい不得意教科の克服法としてよくいわれていることです。
また勉強を始めるときに、得意科目から始めるとか、ドリルのようにパッパと進められるようなものから
入っていくというやり方も有効ですね。「これもできた」「これもできた」という満足感を味わい、調子にのっ
てきたところで、不得意教科や考えなければいけないような問題に移っていくのです。




お子

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