心の風景 認知的体験

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2つのリスク

2010-11-10 | 安全、安心、
●積極的リスク
何かをすることによって起こるリスク
例 失敗
●消極的リスク
現状を維持することができないリスク
例 事故

「参考」
人間は、すべての出来事を客観的に比較して意識的に選択するのではなく、何もないかぎり習慣的に行動し、不利な変化が起きたとき受動的に反応するのだ。
(池田信夫ブログより)

尋常ならざる知の世界

2010-11-10 | 認知心理学
尋常ならざる知の世界〔1991年版現代用語の基礎知識 心理学〕

知の働きの異常にも、2通りがある。並み外れてすばらしいという意味での異常と、普通レベル以下の知の働きしかみられないという意味の異常とである。いずれにおいても、そこに普通の知の働きを拡大して見ることができる。
尋常ならざる知の働きは、一つには脳の神経学的な対応、二つは人工知能への実装、三つは教育、との関連で関心が持たれている。

理屈も実践も大事にする

2010-11-10 | 認知心理学
理屈も実践も大事にする
 「畳水練」「畑水練」という言葉はご存知だと思います。知識ばっかりで役に立たないことを揶揄するものですね。そういえば、「知識は敵なり」というスローガンのもと、たくさんの知識人が抹殺されてしまった悲しい歴史も世界のあちこちでありました。
「理屈ばかりこねていないでやってみること」は確かに大事ですが、だからといって理屈抜きでよいかというと、それも学びとしては脆弱です。
 自動車教習所の学び、つまり座学と実習の「黄金率的(最適な配分の)」学びが、学びとしては王道だと思います。縦、横に座学、実習のいずれを当てるかは、学ぶもの、学ぶ段階によって違ってはきますが。
 元気本についても、確かに、「読んだ、わかった、忘れた」では困りますが、
「読んだ>使えそう>使ってみた>うまくいった>また使う」のサイクルが出来上がれば言うことなしです。
そうしたサイクルにするコツは、まずは、元気本を読むこと。そしてその一部でも、使えるようする努力をすることです。

いじめと自殺

2010-11-10 | 教育
また少女の自殺
またいじめが原因だから学校は責任をの声
①まず、子どもだけではないが、自殺報道は、大きく報道しないでほしい
昨日は、なんと9時台のNHKニュース
ありえない、いやあってはならない
②いじめが原因とは認めることができない
というのもおかしい
そもそも、どうであれば、いじめが原因と断定できるのか
いじめがきっかけ、でもそれに
さまざまな要因がからむ と考えるのが常識的な見方
学校の責任(だけ)をなんとか認めさせようとの風潮はまずい

死が解決の手段であることを広告してしまうような
ニュース報道は、絶対にやめてほしい

ペットロボット

2010-11-10 | 健康・スポーツ心理学
かつて、いや、今も、ペット(癒し)ロボットが話題になることがあります。有名な犬型ロボットのアイボ君なんてのが数年前に発売されました。
買ってみようかと真剣に迷ったことがあります。確か、20万円くらいだったかと思います。でも、やはり何かが不足している感じがして決断できませんでした。

注意集中

2010-11-10 | 認知心理学
注意集中(concentration of attention)〔1991年版 心理学〕

注意系と短期記憶との関係は、ガソリンタンクとエンジンの関係にたとえられる。ガソリンをエンジンに送りこんで車を走らせるように、注意を注ぐことによって短期記憶の処理効率を高める。いつどれくらいアクセルを踏むか(注意配分)を決めるのはメタ認知である。このようなことから、注意を処理資源と呼ぶこともある。

一般には、注意を多く注げば、認知機能の効率は高まる。しかし、緊急時などに見られるように、それが過度になると、限定された処理範囲での処理は最大になるが、複眼的な処理ができなくなる。これがあがるとか認知パニックと呼ばれるものである。
注意には、能動的な側面と受動的な側面とがある。メタ認知でコントロールできるのは前者である。

「目立つもの」「興味のあるもの」「意味のあるもの」には、自然に注意が引き付けられるが、これが注意の受動的な側面である。注意の集中には、この受動的な側面にも目を向ける必要がある。

なお、注意系は、情動系とも密接な関係がある。「おもしろいから注意が持続する」「気分がすぐれないので集中できない」といった日常的な体験のなかに、両者の密接な関係を見ることができる。
注意系を介して、情動系と認知(知的情報処理)系とが関係しあっているのである。