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こりゃおもろい

2007-09-07 | 心の体験的日記
山本文緒著 恋愛中毒 角川文庫

こんなおもしろい小説は、ひさしぶり。
天真爛漫な男に奇想天外な女が作り出す
おかしな世界が、読者をひきつける。

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知識管理不全とヒューマンエラー

2007-09-07 | ヒューマンエラー
●知識をきちんと管理していなかったから----知識管理不全  
行為をしてしまってから、それが違反行為であったことを知った、というケースは多い。失敗の言い訳にもよく使われる。犯罪か失敗かの分かれ目になることもある。  知識は大切である。だからこそ、研修会や朝会などを通していろいろの形で、知識の伝達がなされる。さらには、マニュアルの形で必要に応じて参照することができるようにもなっている。  

ところが、知識は子どものようなところがある。ミルクを飲んで日々成長するし、疲れれば寝る。むずかることもある。  

知識を仕込んで、頭が一杯になれば休む。すでに知っている知識と矛盾するような情報が入ってくれば、あれっどうしたのか、となる。  

子育てと同じような配慮が知識に対しても必要である。言葉を変えれば、知識はメインテナンス(維持・更新)が必要なのである。そのポイントは2つ。
(1)良質の情報を絶えず仕込み、知識を豊潤にすること  
世の中はどんどん変わる。それに応じて知識も変わらなければならない。世の中から引退したくないなら、勉強しなければならない。世の中の変化のスピードが激しいほど、勉強が必要である。生涯学習である。
(2)知識を高度化すること  
知識は単なる物知りになるためではない。クイズ王になるために知識を仕込むのではない。世の中でよりよく生きるために知識を仕込むのである。そのためには、知識を高度化しておかなければならない。ただ知っているだけから、縦横無尽に使いこなせなければならない。それが知識の高度化である。具体的には、次のクイズに挑戦してみることでわかってもらえるはずである。

マニュアル問題

2007-09-07 | わかりやすい表現
「くたばれ、マニュアル!」より

3章 表現が問題---操作の説明は難しい
3.1 操作説明は難しい
●相手がみえないときの説明は難しい ●操作を文書で説明するのは難しい  

3.2 ビジュアルで表現する
●アナログにはアナログで ●操作をビジュアルで表現する利点 ●ビジュアル表現も決定打にはならない

3、3 操作をわかりやすく説明する  
●操作を絵と言葉で ●操作の意味を示す----操作説明をわかりやすくする工夫その1 ●意味とは ●メンタルモデルに配慮する---「意味」の認知心理学 ●操作の目標を先に示す---操作説明をわかりやすくする工夫その2 ●全体図を見せる--操作説明をわかりやすくする工夫その3 ●操作の結果を示す---操作説明をわかりやすくする工夫その4 ●操作のステップを適度に細かく--操作説明をわかりやすくする工夫その5

3.4 マニュアル表現の5つの支援機能を知る
●マニュアルには5つのユーザ支援機能がある ●参照を助ける--参照支援 ●目次から情報を探しやすくする ●「意味」を実感させる---理解支援 ●専門用語ががわかりやすさの鍵 ●適切な名称を付ける ●用語の解説をする ●読んでみたくなるようにする---動機づけ支援 ●知識が豊かになうようにする---学習記憶支援