3月17日、財団法人兵庫勤労福祉センター主催(連合兵庫/兵庫県協賛)のシンポジウム「生活満足感が向上する環境要因の改善方向とは?」を聞きに行ってきました。
まず、「生活設計費算出に関する基礎調査」の報告があり、年齢別の生活満足感では「45歳~49歳」・「50歳~54歳」で生活満足感が低く将来への不安が大きい、家族構成別の生活満足感では「夫婦+中学生+高校生」の世帯で生活満足感が低く将来への不安が大きい、といった統計結果が出ているとう報告がありました。
子どもが大学生になるとアルバイトをするようになり負担が減ることから、中学生や高校生の子どもがいる家庭の世代で教育費などの負担が一番大きくなっているということのようです。
次に、「生活満足感を高めるライフスタイルとは?」という講演では、男性では配偶者がいる方が生活満足度が高い、それは独身男性の方が過去を振り返る傾向が高く、そのことにより不幸感を高める傾向にあること。また、時間的に余裕のあったり、レジャー活動などをしない人は、過去を振り返る傾向が高く不幸感を高める傾向にあるという話がありました。
つまり、独身で時間的に余裕がありレジャーなどに参加しない男性が一番危険(?)で、自分の過去を振り返り、「俺の人生はこんなはずじゃなかった!」とか悲観的になり、不幸感を高めているということでしょうか。
女性の場合には、神経質であるほど将来生活への不安感が高い傾向にある、外向的で教養関連活動に参加している人は生活満足感が高い傾向にあるということでした。
また、将来生活への不安が高い人ほど生命保険・医療保険料への支払いが高い傾向があるとのことでした。
パネルディスカッションの中では、生活費の中に占める住居費の割合が年々増加しているとの話がありました。
所得の低下や住居の性能が上がったことによる家賃の上昇、頭金0での住宅の購入などが原因のようです。
ただ、それにより滞納の増加や担保割れが多くなってきているとのことでした。
住宅手当を会社側は減らしたいが、従業員側は逆に増やしてほしいと思っており、住宅費に関して労使でギャップのあるところでもあるようです。
大変興味深く聞かせていただきました。
これらの調査研究の結果をうけてどういう政策が必要かといったことが議論されるようになるなど、今後の調査研究の進展に期待したいと思います。
まず、「生活設計費算出に関する基礎調査」の報告があり、年齢別の生活満足感では「45歳~49歳」・「50歳~54歳」で生活満足感が低く将来への不安が大きい、家族構成別の生活満足感では「夫婦+中学生+高校生」の世帯で生活満足感が低く将来への不安が大きい、といった統計結果が出ているとう報告がありました。
子どもが大学生になるとアルバイトをするようになり負担が減ることから、中学生や高校生の子どもがいる家庭の世代で教育費などの負担が一番大きくなっているということのようです。
次に、「生活満足感を高めるライフスタイルとは?」という講演では、男性では配偶者がいる方が生活満足度が高い、それは独身男性の方が過去を振り返る傾向が高く、そのことにより不幸感を高める傾向にあること。また、時間的に余裕のあったり、レジャー活動などをしない人は、過去を振り返る傾向が高く不幸感を高める傾向にあるという話がありました。
つまり、独身で時間的に余裕がありレジャーなどに参加しない男性が一番危険(?)で、自分の過去を振り返り、「俺の人生はこんなはずじゃなかった!」とか悲観的になり、不幸感を高めているということでしょうか。
女性の場合には、神経質であるほど将来生活への不安感が高い傾向にある、外向的で教養関連活動に参加している人は生活満足感が高い傾向にあるということでした。
また、将来生活への不安が高い人ほど生命保険・医療保険料への支払いが高い傾向があるとのことでした。
パネルディスカッションの中では、生活費の中に占める住居費の割合が年々増加しているとの話がありました。
所得の低下や住居の性能が上がったことによる家賃の上昇、頭金0での住宅の購入などが原因のようです。
ただ、それにより滞納の増加や担保割れが多くなってきているとのことでした。
住宅手当を会社側は減らしたいが、従業員側は逆に増やしてほしいと思っており、住宅費に関して労使でギャップのあるところでもあるようです。
大変興味深く聞かせていただきました。
これらの調査研究の結果をうけてどういう政策が必要かといったことが議論されるようになるなど、今後の調査研究の進展に期待したいと思います。