ひとみの目!

元神戸市会議員・社会保険労務士・行政書士
人見誠のブログです。

地下鉄名谷駅周辺の駐輪場

2013-08-13 22:14:25 | 日記
3月6日の建設局への局別審査では、地下鉄名谷駅周辺の駐輪場についても質問をしました。

名谷駅周辺の駐輪場は、市の駐輪場の収容能力が3,000台以上あるうちの3分の1程度しか利用されていません。
しかも、無料駐輪場と有料駐輪場が混在する状況となっていて、無料エリアには自転車があふれる一方で、有料エリアはあまり利用されていないという状況になっています。

2月28日に名谷駅周辺に実際に行って写真を撮り、プロジェクターで映しながら質問をしました。

須磨区役所の北須磨支所などが入っている名谷センタービルから南へ行ったあたりの無料の駐輪場はぎっしりと自転車がとまっています。



そこから少し西の須磨パティオ、名谷センタービルのお客様専用無料駐輪場にも大量の自転車がとまっています。



しかし、すぐ西の方に行ったコジマが入っているビルの道を挟んで向かい側の駐輪場は有料となっていて、途端にガラガラ。



先ほどの道に戻って、大丸須磨の南側あたりのところは無料になっていますが、無料になるとギッシリと、はみ出て歩道のそばにもとめてあるという状況になっています。



その少し東の方に行って、有料になるとガラガラ。



さらに少し北上していくと、また有料駐輪場があってほとんどとまっていない状況に。





名谷駅の北側も、多少駅に近いところはとまっているが、駅から少し離れるとガラガラでほとんどとまっていない状況でした。

なぜ有料エリアと無料エリアとを混在させ現在のような設置状況としたのか、有料エリアの活性策を考えていくべきではないかと、質問をしました。

当局の答弁の要旨は次の通り。
「昭和58年の駐車場整備当初は無人・無料で、無秩序な利用や自転車を長期放置されるといったことが後を絶たず、昭和62年から有人・有料化を実施してきた。
しかし、駅南側に放置自転車等が多く見られる状態であったため、駅南側の一部ブロック計270台の無料化の試行を行った。
この結果、放置自転車等は減少し、ほぼ放置の状況が解消された。
平成25年度に駐輪場利用者へ利用目的や利用頻度などの実態調査を行って、利用者ニーズの把握に努めるとともに、機械式の駐輪事業を実施しておられる民間の事業者等の意見も聞くなどして、今後のあり方、活性化のあり方の検討を続けていきたい。」

市が整備した駐輪場があまり使われていなければ、税金の無駄遣いといわれても仕方がないのではないかと思います。
早急に実態調査をして、無料を増やすなど駐輪場が有効活用されるように、もし駐輪場のニーズが十分であれば他の用途に転用するなどの取り組みを進めてもらいたいと思います。

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