アメリカの大統領選挙が近づくにつれ、トラ・バイの個人攻撃戦が激しくなっている。
直近の、トラさんを攻撃する材料が、メディアを賑わしている。
ニューヨーク・タイムズが、トラさんが大統領になる前、10年分の所得税を払っていない、と報道。
トラさんは、「フェィクニュース」だと、否定、激怒。
アメリカの所得税制では、日本のように、給与所得者の「源泉徴収」の仕組みは無く、
「給与所得以外の、利子、配当、不動産賃貸等の所得も通算して、確定申告する、総合課税方式」なのだ。
納税者も、税金を徴収する国や州政府も、正確な税金額を確定するために、手数がかかり時間も掛かる。
と同時に、納税者が投資内容の選択で税額を操作できると言う柔軟性がある。
と言うことは、納税者と税金を徴収する国や州との間に「見解の相違」が出て、裁判沙汰になるケースが
出る。
トラさんは、テレビ番組の司会などで得た利益を、他の事業の損失で相殺して、納税額を抑えてきたらしい。
トラさんは、米・内国歳入庁に、トラさんが抱えている数億ドルの借金を理由に、7290万ドルの税還付を
要求しており、監査が続いている、と言うのだ。トラさん負ければ、1億ドル支払うことになるらしい。
トラさんが、大統領に就任した2017年に払った税金は、750ドル(約8万円)。
トラさんは、歴代大統領が応じてきた「納税記録の開示」を拒否。民主党は、「不敵切な取引」を疑う。
米・大統領の年俸は40万ドル(約4千万円)、トラさんは、税金から出ている給料を、事業で損した分に当て、
払った税金が750ドル(8万円)。
税法上は、見解の相違なのかも知れないが、トラさんの胡散(うさん)臭さ、品性のお粗末さ、ココに極まる。
ウォーキング中に出会った花と雲。
9月29日「今日は何の日カレンダー」より
▲クリーニングの日(全国クリーニング環境衛生同業組合連合会)、肉の日(毎月)
▲東大寺大仏の鋳造開始(747)▲横浜に初のガス灯(1872)▲女子電話交換手、募集。「小学校高等科出で夫なく
家事に関係せざること。品行方正なこと。視力聴力善良にして言語明瞭なること。筆算に優秀なこと。交換局
所在地に居住すること」が条件(1890)▲ロックフェラー、世界初の億万長者となる(1916)▲ヤンキースのベーブ・
ルース、60号ホーマーを打つ(1927)▲富士ゼロックスが国産初の電子複写機「ゼロックスFX914」を完成(1962)
▲阿賀野川水銀中毒訴訟で損害賠償支払い判決(1971)▲日中共同声明発表。日中の戦争状態終結と平和友好条約の
締結に同意(1972) ▲ダッカ日航機ハイジャック事件で超法規的措置犯人グループ9人釈放(1977)▲横綱千代の
富士に国民栄誉賞(1989)▲第14回アジア大会釜山で開幕(2002)▲平等院平成大修理終了(2007)▲米・サブ
プライムローン問題 米下院は緊急経済安定化法否決、ダウ平均株価史上最大の下落777.68ドル安(2008)
▲サモア沖でM8.1の地震 140人死亡(2009)