goo blog サービス終了のお知らせ 

Hiro’s Diary (あしあと)

『TEAM DU BON TEMPS』に所属。 チーム名の意味は、フランス語で『楽しい時間』なんですよ。☆ミ

個別指導

2011年05月25日 | その他





今日、個別指導がありました。
医療関係の方なら、この言葉の意味わかりますよね~。
病院にとって、あまり気持ちの良いものではないです。
はっきり言って、病院の裁判所ですもんね~。

さて、どうして、こういう物が来てしまうのか。。
いえ、決して不正をしてるわけではありません。
実は、病院の患者請求の平均値を超えてるからなんですね。
何せ、透析という診療をしていると金額が大きいんです。
例えば、ある診療科の平均が1万円とすれば、透析はその35倍になっちゃうんですね。
当然のごとく、断然トップになります。
2年前には、集団指導というのに引っかかり、この2年間で改善できなければ、このように個別指導となるんです。

さて、この個別指導ですが、キチンとしたカルテの記載方法や診療録などなど…。
これらを見て、不正があれば返還になります。
まぁ、これぐらいで済めば良いもので、最悪は病院の指定取り消しになりますものね。
『水増し請求で指定取り消し』なんてことは新聞でよく見かけるでしょ。
ここ1ヶ月間というもの生きた心地がしませんでした。

ターゲットになったのは、分院の診療所です。
1ヶ月前に、通知が来て、事前提出の書類作成。
そして、4日前には向こうが指定する患者のカルテ等を用意させます。

当然、病院としては漏れがないかのチェックに勤しみます。
まあ、不正は全く無いので安心はしてますが、ドクターのサイン漏れだとか、色々と…。
で、だいたいチェックが終りひと安心してると、1日前に更に追加で、患者のカルテを指定してきます。
これって、酷いでしょ。
『1日ではできんやろ』と言わんばかりですわ。
まあ、キチンとされてるから、それ程、苦ではありませんが一応チェックいたします。

そんなこんなで、本日、呼び出しで指定場所において審査が行われました。
意外と悪いところはないと思いましたが、審査官の目は鋭いです。
2~3、ご指摘を受けました。
ただ、注意を受けただけで、大きな事はなし。。。
何とか一安心。

しかし、これに喜んではいられません。
今回、注意を受けたことは、更により良い診療をと考えさせられる1日でした。


さて、トップの写真ですが明日から天気が崩れそうだし、こんな日だっていうのに走ってきましたよ。
最近は、九頭竜CRから足羽川CRの1周、+ 朝倉遺跡まで…。
朝からスッキリして仕事に向かうのも、やっぱり良いですね。

走行距離  50,1km

今日の1日

2011年05月01日 | その他



今日は、何だかパッとしない天気の一日です。





今日の1日の出来事…。(キルワニさんのパクリ


おはよう~  ローラー90分  シャワー  朝食  娘のピアノ送り迎い

 昼食  ビデオ鑑賞  愛車FP5フキフキ  エルパ  夕食(ビール)
 お風呂  ビール  おやすみ~


4月 走行距離   ローラー台 25回 736.26km
             実走     1回 116.20km

      総合計              852.46km

マニュアル『役に立たず』

2011年04月06日 | その他



私達の職場では、医療ニュースをよく読みます。
その中で、こんな記事に目が止まりました。



 宮城県の気仙沼市医師会は昨年10月、近い将来の発生が確実視されていた宮城県沖地震に備え、市と連携した対応マニュアルを策定したばかりだった。今回の震災はその想定をはるかに上回り、「何の役にも立たなかった」(医師会事務局)のが実情だった。
 マニュアルでは、震度5以上の地震が発生した場合、医療機関が電話やファクスなどで施設の被害状況や診療が可能かどうかを医師会に知らせる手はずになっていた。
 しかし、停電などで通信機能が失われたばかりでなく、医師の多くが避難所暮らしを余儀なくされ、医師会職員が避難所を回り、安否確認をしなければならない状況だった。市災害対策本部に入り、連絡調整に当たるはずだった医師会副会長も被災して動きが取れなかった。
 壊滅的被害を受けた南三陸町も医師会の管轄地域だが、町内にいる医師の誰とも連絡が取れず、道路ががれきで埋まって同町に入ることも無理だった。
 医師会などに配備していた衛星電話は電池が切れた後は停電で充電できず、新たな問題も浮かび上がった。
 マニュアルは約2年かけて作成した。「想定外の震災で役に立たなかったが、基本的な考え方が間違っているわけでない」と事務局。今回の経験を踏まえ今後、つくり直す方針だ。



私達も2年前に、この気仙沼市の病院と同じように、地震対策などの災害についてマニュアルを改訂し作成してあります。
これは、平成7年に起きた『 阪神 淡路大震災』や平成16年に起きた『福井豪雨』などの地震や水害についても考えられてきました。

休日や祭日の時に起きた地震(震度5強以上)の場合は、病院に集合しないといけません。
これは、地震で散らばった器具や医療機器が作動するかを確かめ、明日の診療に差支えがないように致します。
しかし、病院の建物は震度6.5~7.0は耐えられても、これ以上の場合で崩壊した場合はマニュアル通りにはいきませんね。
ライフラインが、全く使えないのも想定はしてますが…。

これ程の地震が起きた場合は、まず家族の安全の確保と家の状態などの確認です。
最悪の被災地は何処になるかわからないから、こればかりは仕方がありません。
この辺も、マニュアルに記載されてます。
また、職場が被災地近辺だと、近くまで行けたとしても入る事が出来ないかも知れません。

福井豪雨の時にも経験しました。
施設課の責任者も被害にあわれ、職場に駆けつけることが出来ませんでした。
私の自宅からは行くことが出来ましたが、松本交差点からは道路も水嵩が増えてました。
水を掻き分けるように、車で入って行きましたが、水に浮くような感じで怖かったです。
思わず、高台に道を変えましたが、そのまま真っ直ぐ走ろうものなら、二次災害になろうとしてたんですね。
職場が落ち着いた頃、帰ろうとしたときは、一時道が封鎖されてました。
このように、現地に向かうのも考えないといけません。

さて、気仙沼市のようにライフラインが殆んど止まってしまい、何も出来なくなってしまった事を教訓にマニュアルの見直しが必要となりました。
4月末までに色々調べて、5月には完成の予定です。
更に、同じ2年前には建物の耐震審査を受けました。
昨年には、耐震計画が立てられ、今年から着工されることになりました。

ところで、一般の家庭でもこんな事に注意をすると良いですね。
一番危険なのは、上から落ちてくる落下物です。
こちらは、一度家の中を再確認するのも良いと思います。
後は、ガラスや陶器の割れたものを踏まないように、スリッパは履いてたほうがいいですね。
もう一つは、キャスター付きのワゴン等です。
こちらのキャスターはロックしないほうが良いです。
地震の時は、ロックされてるほうが倒れます。
なので、私達の病院では、キャスターの付いた医療機器はロックしておりません。
こんなことでも、大きな怪我から逃れることが出来るかも知れませんね。

マニュアルというのは、作っただけでは何の役にも立ちません。
ゴチャゴチャ書いたものより、フローチャート(流れ図)なども書いて、一目で理解できるように工夫するのも良いですね。
そして、やはり日々の訓練なども必要です。


さて、もう一つ心配なのは原発ですね。
福井県の原発は15機あるとか…。
ここが破滅すると、半径300kmを包みこんでしまうとか言われてます。
殆んど日本を飲み込んでしまいますね。
私は、原子力というエネルギーが素晴らしいと思ってましたが、福島原発の事故を思うと怖くて仕方がありません。
今朝のニュースでも言ってましたが、ロサンゼルスも海に面した原発を持ってることから、かなり深刻になっているみたいです。
私も、これを思うと何か安全なエネルギー源がないものかと思いますね。
福井に集中している原発、やはり反対したくなります。

本当に、今回の事故には欧米を中心に海外の専門家、メディアも注目しており、その分析は日本より踏み込んだものが多いようです。
鮮明な事故現場の写真が世界中に配信され、その画像を元に、原発先進国の研究機関が独自に開発したシステムを活用しています。
事故の状況をコンピューターでシミュレート(模擬実験)し、積極的に情報開示しているようですね。
早く、安全な方法を割り出してもらいたいものです。


被災地に行ったI さん、おかえりなさい!

2011年04月04日 | その他




昨日、岩手県の被災地にボランティアに行った、I さんが仕事に出てきました。
被災地支援に行ったときより、5~6kgは痩せたようで、顔色もあまり良くありませんでした。
バスの中で撮られた写真が数枚あり、現地の凄さを見たときは目も当てられません。
新聞やテレビより、もっと生々しい様子が…。
とても、写真を載せられるような状態ではありません。

海から数キロ離れたところに舟があります。
家があったはずなのに何もなく、電柱も電線もなく、広い範囲に渡ってゴミが一面にあるだけ…。
家の形は無くひしゃげた屋根があるだけです。
それが永遠と…。
これを見ただけでも涙が出そうになります。

支援に行った先の仕事は、まだ家がかろうじて残っている所へ、救援物資を届けに行きます。
また、介護の必要な人の所には、オムツを持っていき交換、身体の汚れを拭いたりしたそうです。
このような状態で、1日が終わります。
帰ってきたときにはクタクタのようですね。

支援に行かれたボランティアの人達は、お寺に宿泊して夜を過ごします。
ここでの、食事は質素なものばかりです。
多少、ご飯は食べれた物の、あとはカップ麺だとか。
確かにこれでは、痩せてしまいますね。

Iさん、ご本人に聞くと、本当に切実なお話でした。
現地では、やっとガスと灯油が少しあるだけです。
このIさんが来る前は、水、ガス、電気が無く、暗く寒い毎日を送っていたようですね。

『○○さん(←hiro)、福井では節電をしましょうとかテレビで言ってるけれど、もっと切実に現地では大変な物ですよ。』
『夜は寒く、真っ暗の中、時折来る震度5弱の地震で、気がおかしくなりそうです。』
『本当に、福井に住んでる私達は天国の様な物…。』
『まだこの先も、この様な状態で過ごされる現地の方々を見てると、とてもとても…』

現地から帰ってきたI さんの言葉を聞いた時、これほどに凄まじく辛い毎日を送ってるのだと実感出来ました。
私も、目の奥から熱いものがこみ上げてくるのがわかります。
直接行った自分ではないけれど、被災地の大変さはまだまだ続きます。





今日も、無駄な電気は消そうと心に誓う私でした。

『I さん、お帰りなさい。 本当にお疲れ様でした。 私も感謝の気持ちでイッパイです。』

今日の、暮らしに感謝。
今日も、無事であったことに感謝。
家族と一緒に居られる幸せに感謝です。


被災地へボランティア活動

2011年03月30日 | その他

   
      地震・津波の被害に遭われた方、心よりお見舞い申し上げます






本日、私の職場からボランティア活動にため、被災地へと行かれた職員Iさんがおります。
新聞を見て、ボランティアに登録をしたそうです。
それが、数日前に通知が来て今日出発とか…。

内容を聞きますと、やはり水が無いようですね。
少しは配給があるようですが、後は自分で用意をしないといけないようでした。
持っていく水も、1.5リットルの水を2本、1.5リットルのお茶を2本ほど余分に持っていくようです。
これだけでも大変な荷物ですね。
あとは軍手や懐中電灯、ヘルメット、着替え、寝袋などなど…。
ホント、被災地に行くだけでも大変です。

職場のみんなからも、おかしやカンパン、ホッカイロなどなど。
向こうでは、火の気がないから寒いですよね。
寝袋に入ったとき、ホッカイロはタオルにくるんで、足もとに使用するそうです。
こうすることで、低温火傷は免れるそうですよ。

しかし、何だか、荷物が増える一方でした。
さらに、向こうでは水が貴重なようです。
顔も洗えないとかで…。
私は、GATSBYの『さらさらデオドラントボディペーパー』をいくつか渡しました。
『身体の汚れはこれで拭いてね~』って。。。

そして、午後6時に県庁からバスに乗って、被災地に向かわれました。
被災地の少しでも、お役にたちたいと…。
中々、出来ることじゃありませんよね。
風邪を引かないように、頑張って来てください。