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楊梅(やまもも)でシルクを染める

2006年10月16日 | 草木染

茜染めの下地に、楊梅(媒染:みょうばん)で、黄色が染まらないかやってみたいとおもっていました。

楊梅(媒染:おはぐろ鉄)で、どんな黒に近い色がでてくるか、憲法染めというのはどんな感じなのか見てみたくてやってみました。

Dscf0026 楊梅(やまもも)の樹皮をちぎって細かくして寸胴に入れていきました。

Dscf0027_1 ちぎって入れていくだけで、樹皮から黄色が出てきました。煮出して抽出液を作りました。

Dscf0028  楊梅の樹皮を使って抽出して、媒染は2通りしてみました。

Dscf0031 媒染として、ミョウバンです。黄色が出てきました。

Dscf0032_1 もう一つが、おはぐろ鉄(木酢酸鉄)です。黒っぽい色が出てきました。

Dscf0038 シルクのスカーフを染めてみました。

Dscf0039_1 この前の丹後ちりめん歴史館で買い求めておいたスカーフと歯切れです。
まずまず思ったように、黄色や黒に近い色が出てきました。

Dscf0041

茜染めの下地に楊梅(媒染:みょうばん)で、黄色が染まらないかやってみたかったのでした。まずは黄色をくちなしとかとか楊梅とか刈安で染めておいてから、茜とか紅花で赤を染めていくとピンクと違って本当に赤に近くなると聞きました。

Dscf0040

吉岡憲法の憲法染めは、こんな感じで黒に近い色を出していたのかなと思います。

Dscf0001_4 乾いてみるまでわかりません。

黒っぽかったのが、深緑色の濃いめの感じです。

渋い色です。

自分の男物の着物が欲しくなりました。

無地でよいので、反物を自分で染めてから仕立ててもらったら良いかも・・・・。

自分で仕立てれたらもっと良いかも・・・・。


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