4対2の考え方を、なかなかうまく教えられなくて、悩んでいました。
守る側でいうと、4対2を、いかに、2対2に持ちこむか!
いかに、チェンジとサポートの関係を意識するか!
ワンサイドカットの考え方、「縦を切る」「横を切る」考え方が大事ですね。
でも、なかなか、うまく教えられないので、こちらもついつい、先延ばしにしていました。
そんな中で、あるホームページから、ヒントをいただきました。
ありがとうございます。
また、ある動画から、手本をいただきました。
ありがとうございます。
ピッチで教えていけるかやってみます。
どこを見るか! 見るべき状況は二つ。
①門が閉じているか
②門が開いているか
閉じていれば外で回します。
開いていれば間を狙います。
相手が開く状況には、さらに二つの状況、つまり横・縦があります。
横であれば自分で門を狙えるのですが、縦の場合は味方を使わなければ、門は取れません。
(門を取るのはドリブルでもパスでもどっちでも大丈夫です。)
自分で取るか、味方に取らせるか。
とりわけ、練習では、見方に取らせる方を意識させたいです。
門を狙うに限らず、シュート場面でもそうです。
「自分」で結果を求めてしまう傾向が強いので、確率が高い方を、「自分」で選んだとき、目的を達成するのは「自分」でなくとも良い、つまり「チームで達成する」ということを理解してほしいのです。
こういった考え方をできるようになることが、判断力につながり、ミスが減って、結果にもつながります。
「急がば、回れ」です。
縦に門が開いているとき、自分で門を取りに行こうとすると、
①状況を無視している
②ボールタッチが増える
ことによってミスが増える可能性が高くなります。
「行動」の原則は、成功確率とボールを失う可能性を天秤にかけることですから、ここでは「自分で行動するのはよろしくない」ですね。
縦の門を取るときに必要なことは
①ボール保持者が、門を取れる他の選手を見つけてること
②非ボール保持者が門を取るための意識とポジショニングを取っていること
となります。
これらの条件がそろって行動に移す。
一つの目標を達成するためには、チームとして動かなければならないということですね。
4対2を、ただの「パス回し」程度に考えていてはいけません。
門をたくさん取れた、パスが回せた。
ではなく、ディフェンスの2人が、門を開けたり、閉じたりして、相手を止められたか?ということに意識を置いてトレーニングしなければなりません。
4対2を、いかに、2対2に持ちこむか!
いかに、チェンジとサポートの関係を意識するか!
ワンサイドカットの考え方、「縦を切る」「横を切る」考え方が大事ですね。
動画で、例を見てみましょう。
ディフェンスの動きを止める、パス回しを意識されています。