8月13日、人工給蜜器を使って、二日目です。
今日は、人工給蜜器にナミアゲハが給蜜に来てくれました。
三色用意していまして、赤、黄、緑のうちの黄色に来てくれました。自分で口吻をのばし、吸っていました。 マリーゴールの花の色と間違えて来たのかもしれません。
雌の産卵活動も、ピークを迎え、ミカンの木は、卵だらけになっています。
この写真が昨日のものです。
この一本の木に産んでいますので、どうしてもたくさんになっています。
家の中では、ナミアゲハとキアゲハの幼虫を飼っているのですが、えさをいくら入れても足らない感じです。基本的に、ナミアゲハの幼虫には、ミカンの木の葉っぱを与えています。
キアゲハの幼虫には、にんじんの葉、パセリの葉を与えていました。
よく食べます。なくなってきたので、次にルーを与えてみました。
(キアゲハの3齢幼虫)
ルーという植物を、キアゲハに与えてみると、いやいやでも、なんとか食べてくれますので、にんじんやパセリの葉がなくなったら、こちらを食べてもらおうと思っています。
(キアゲハの4齢幼虫)
ナミアゲハの幼虫も、ルーを食べないわけではありませんが、本当にいやそうです。
たくさんの幼虫を何とか前蛹まで世話をして、蛹、そして蝶へと面倒を見るのは大変です。
(パセリを一気に食べ尽くしたキアゲハの終齢幼虫)
あいにくの雨の日曜日です。今日も午前中に舞鶴ふるるファームに行って来ました。いつもなら、みかんの木を調べて回らせてもらうのですが、雨の中を採集して回るのはあきらめて、また今度にしました。
事務所の方にいくと、従業員の方が、パセリのところにいっぱいいるよと教えてくださいました。
パセリとか、にんじんの葉っぱにいるのは、キアゲハの幼虫です。いっぱいとれました。
先週、あみでつかまえたキアゲハの成虫のメスが、卵を生んでくれていまして、それが孵化して、1齢幼虫がでてきています。
一気にキアゲハが増えました。
夏休み明けには、学校の方でも、いっぱい見てもらえると思っています。
そのあとで、7月20日に捕まえてきた幼虫がだいたい羽化して成虫になっている中で、一匹さなぎのままで、変化がないさなぎがありました。アゲハヒメバチが寄生していると思いました。黒い小さな穴もあいています。さなぎをばらしてみました。
やっぱり、アゲハはいません。空洞になっていました。奥にハチの幼虫らしきものがいました。残念ですが、やられていました。でも、学校で飼育してきたアゲハよりも、ふるるファームのほうが、アゲハヒメバチのでてくる確率は低いです。
学校の方では、10匹中8匹アガハヒメバチが出てきました。(ほとんど寄生されていました)ふるるファームのは、卵や小さい幼虫から育てているのと、アゲハヒメバチがあまりいないのとで、10匹中1匹で確率が低くて、安心しています。
羽化した瞬間の体は、より白っぽくきれいですよ。
スーパーに買い物に行ったら、葉っぱ付きの人参が売っていました。
買って帰ってきて、プランターに植え替えました。
これに、キアゲハの成虫の雌が卵を生んでくれたらと思っています。
チョウの家の中に入れました。
自宅の方で、小学校二年生の宏樹の自由研究のために、アゲハチョウの観察をしています。
7月20日から、週末に、舞鶴ふるるファームに通いまして、アゲハチョウの卵や幼虫を採集してきたものがさなぎになり、そして、羽化をしまして、成虫が10匹になりました。
そこで、アゲハチョウの家を作りました。
みかんの木を中に入れて、そこに卵を生んでくれたらと思っています。
えさというと、今までは、家の中で、砂糖水を飲ませながら、世話をしています。
ハンドペアリングにも、チャレンジしているのですが、うまくいきません。雄の方のこう門付近をつまむと、ぱかっとカプセルが開くように、中から生殖器がでます。それが、雌の生殖器をはさむように、交尾をするわけですが、うまくいきません。
雄の方の生殖器が思うように開かないのです。
先生からのアドバイスです。「雄を右手に、雌を左手にもち、中指で雄雌それぞれの腹部を支えながら、雄のバルバを軽く腹を押して開き、雌の腹部末端よりやや上に、開いたバルバを挟み込ませるようにあてがいます。後は雄がぐいぐいとバルバを挟み込み、固定させればOKです。試してみてください。あまり長時間、このようなことをしていると雄がへばりますから、5分程度でダメなら別の雄に替えてやってみてください。」
チョウの家の中では、比較的自由に飛び回ることができます。
今日、チョウの家に入れまして、様子を見ていました。
自然に交尾をしてくれたらと思っていたら、すぐに交尾してくれました。
でも、マリーゴールドをみかんの木の下に植えてあるのですが、残念ながら密を吸うということがなかったので、夕方には、また、虫かごに入れて回収して、家で砂糖水を吸わせたいと思っています。
人工吸密器というものを制作でたらよいのですが、まだ準備不足です。
週末に、舞鶴ふるるファームに行って、アゲハチョウの卵や幼虫を探しています。
今回も、また、キアゲハの幼虫と卵をゲットしました。
今回も、パセリ畑にいました。また、にんじんの葉っぱにもいました。探している間にも、キアゲハやナミアゲハが産卵場所を探して、飛んでいます。いつも、網を持ってくればよかったと思っていました。
今回は、クラインガルテンの方が、「網を貸してあげようか!孫のがあるし!」と言ってくださったので、チョウを探して追いかけてみました。ちょうど、キアゲハが飛んでいて、ゲットすることができました。
成虫をまざまざと見るのは、初めてで、黄色がきれいでした。
持って帰ってきて、えさの砂糖水をあげてみました。楊枝で、くるっと丸まっているストローをのばして、砂糖水がしみこませてあるティッシュにつかえさせると、あとは自分でのんでいます。花の蜜代わりです。