Hirai Net Blogs

ヒライのサッカー中心のWEB LOGSです。

ストールとショールとスカーフと染める

2006年12月31日 | 草木染

昨日の夜から、ストール1つとショール1つとスカーフ3つを草木染めしました。
Kariyasu2 ススキによく似た雑草の、刈安を煮出しているところです。ミョウバン媒染で、クリームイエローになります。

沸騰させてから20分で、一番煎じを取ります。その後、また、水を入れ、沸騰して20分で二番煎じを取ります。一番煎じの抽出液は、濃いので、薄めて使います。

Stoul3やまももという、木の皮を煮出しています。ミョウバン媒染で、ベージュっぽい黄色、木酢酸鉄媒染で、深緑になります。

この深緑を憲法染といったりもします。

Rog2 ログウッドという、木の皮を煮だいて作った抽出液です。

ミョウバン媒染で、紫色になります。

抽出液に20分間、媒染液に20分間、それを4セットしていきます。約200分(3時間20分)かかるという計算になります。

Kariyasu3 明日、私の実家と嫁さんの実家に年始のあいさつに行くのですが、「今、私の学校で、作業学習の染色の授業で、こんな事をしています」という話のネタがてら、プレゼントしようかなと思って染めました。両お母さん達は、喜んでくれるだろうか?「そんなのはどこにでもあるよ!」と言われるだろうか?「やっぱり私の趣味の色合いではないわ!」と言われないだろうか?「もらってもせえへんけど」と言われないだろうか、とかいろいろと考えながら染めていました。お父さんにはハンカチにしようかなと思っています。気は心ですから!

Zentai1  何かのコマーシャルではありませんが、
絹のスカーフ****円、野蚕手織りストール****円、貴方に染める思いプライスレス!
という感じでやってみました。

Zentai2 スカーフは、左の紫色はログウッド(ミョウバン媒染)右の黄色はやまもも(ミョウバン媒染)真ん中の黄色は刈安(ミョウバン媒染)、左下の黄色の擬紗ショールは刈安(ミョウバン媒染)、そして、一番大きい深緑の野蚕手織りストールがやまもも(木酢酸鉄媒染)で染めています。同じやまももでも、媒染をおはぐろ鉄(木酢酸鉄)ですると、ぐっとシックに深緑になります。

Stoul1  房の結び方も、購入時には自分でお好きなようにと結んでありませんでした。(してあった方が私としては良かったのですが)もっとしゃれた結び方ができたらよいのですが、・・・。勉強不足です。

Stoul9 ストールは、もし、希望がなかったら、自分でマフラー代わりにしようかな!と思ったりもして、濃いめの色にしてみました。

Shoul7 擬紗ショールです。ストールといっしょに、湯通しして染めていきました。

明日がどんなになるかな?期待と不安です。


一枚板の額作り

2006年12月30日 | 藍染

以前に、10月ごろ福知山市大江町の春日工房さんに、はじめて染色の見学に行かせてもらってから、はや2ヶ月が経ちました。
http://blog.goo.ne.jp/hiraipotter/d/20061028
そして、ミクシー仲間になっていただいて、いろいろと情報交流をさせていただいてきました。
奥さんは、染色がご専門で、だんなさんは、創作家具の木工がご専門です。
春日工房
http://www.t-craft.com/kasuga/index.htm
11月上旬の、舞鶴のアートクラフト展にも、出展されていて、見に行かせてもらいました。

そこで、展示してあった、一枚板の額がすごく印象に残りました。だんなさんにも作り方の説明をしていただいたのですが、自分からどんな木が良いかなとか、ごつい木はどこから手に入れるのかな?とか、なかなか一歩が踏み出せないでいました。

そして、今回、ミクシー仲間のヤムさんが、春日工房さんで、自分の新居に備え付ける机を、だんなさんのアドバイスを受けながら、自分で作っておられていて、29日も朝から作業をされるというので、見学させていただきました。

10時過ぎから、工房におじゃまさせていただきました。うちの長男は冬季講習で行けませんでしたが、奥さんとその他子供3名は、犬のゆずさんや猫のうさちゃんに出会えて大喜びでした。
工房では、ヤムさんが、けがきを黙々とされていました。
私は、だんなさんに、板の切れ端を出してもらって、自動カンナ盤でカンナをかけたもらいました。

Dscf0022_2 材質は、朴の木です。加工がしやすい木だそうです。くりぬくところを下書きしました。

Dscf0025_4 ちょうど、前日にブログで書いた「シーツとタオルがふわふわ」を染める前に、試しに作った藍染のシーツの絵が入るサイズです。

Dscf0023_5 電動糸鋸で、一枚板をくりぬきました。くりぬいた後の板も、また、くりぬいたら、小さめの額に使えます。または花器を置く台に使えます。一輪挿し用に最適です。

Dscf0024_2 後ろから、ベニヤ板に地張りした生地を固定できるようにしたいと思います。
また、彫刻刀で、額を削って丸みを出してから、オイルステンをしたいとおもっています。
コメリで1500円の平刀を買ってきました。今晩から、がりがり、頑張ってみます。
生の板のままでも素朴で良い感じです。
本当に、ご夫婦には、お世話になりっぱなしですみません。
染色もたのしいですが、木を触るというのも実は大好きなのです。学校でも、いろいろな工作器具を実習助手の先生に聞いて教えてもらいたいと思っています。ちょっと自信がつきました。このちょっとがわからないまま、あきらめてしまうことが多いのですが、逆にちょっとがわかるとどっと勢いがつきます。
春日さんの所に行かせてもらっては、どっと加速を付けてもらっています。また、三学期もがんばってみたいとおもいます。
ヤムさんには、見学させてもらったり、となりでじゃまをしたりとすみませんでした。

いつも、教えて欲しい先生のところに、分をわきまえず、押しかけて教えを請うというのが、私の生き様ですね。こればかりはなかなか代わりません。いろいろな出会いが、私をそんな風に駆り立ててしまいます。

Dscf0013_7 額にするのに、どうしたらよいか考えました。本当だったら額縁に溝を彫って作品と後ろから押さえる板を入れるのですが、溝を掘るという技術が難しいだろうなということで、ベニヤなどの板を別に後ろから張り付けるということにしました。

Dscf0016_5 後ろから見たところです。

作品は、ベニヤといっしょに収まっています。

Dscf0017_4角も取っていきました。

カンナや平刀を使っています。そして、紙ヤスリで仕上げていきました。

Dscf0001_10こんな感じで完成しました。生徒にも作りやすい物ということでこんな感じになってしまいました。

プロの作り方を紹介します。

くりぬき額の作り方です。
①板の厚さを決める(手押しカンナ&自動カンナ)
②くりぬく部分を決めて、まず小さな穴を開け(ボール盤)板をくりぬく。(糸ノコ)
③裏にガラスや裏板をはめるために、くりぬいた穴より少し大きめに深さ8㎜ほどの溝を刳る。(トリマー)
④その溝の4隅をガラス等がきれいにはまるように直角に刳る。(のみ)
⑤くりぬいた部分の表側の面を取る。(トリマー)
⑥額の表側全体の面を大きく取る。(昇降盤&バンドソー)
⑦その面をなめらかなカーブにする。(サンダー)
⑧サンドペーパーを何回かかける。
⑨くりぬいた部分にはめるガラスと裏板を切る。
⑩オイル(2~3回)か漆(5~6回)で塗装する。
⑪裏板を留めるための金具と壁に掛けるための金具をつける。
⑫額の中に入れる染め作品を作る。染め作品と必要ならばマットを切ってはめる。
  完成

うちの学校には、トリマーがまだありません。個人的に買おうかなと思っています。


藍染でシーツとタオルがふわふわ!

2006年12月28日 | 藍染

藍染抜染糊を、この前に使って藍色の無地から、色を抜いて白く戻し模様を作りました。

Dscf0025_3 筆で塗っていきながら、詩を書いたりしました。

詳しくは、

http://blog.goo.ne.jp/hiraipotter/d/20061219

にまとめています。この時の抜染糊と抜染剤は、どちらかというとキッチンハイターのような塩素系の漂白剤でした。塩素くさくて、困りました。夜中にしたので、睡眠不足と塩素の影響で、あとで頭が痛かったです。

この時に、マイミク友だちのドーカンさんから、

「田中直染料店の「藍模様糊CW」が、抜染糊として、塩素系溶剤が含まれていないので何回使用しても布を傷つけることがないし、手に付着しても大丈夫ですよとアドバイスをいただきました。ハイドロを使って、還元していくそうです。」

とアドバイスをいただきました。

模様糊というのは、漂白剤としては、ハイドロハイターのような還元系漂白剤みたいな物で、カッターシャツなどの漂白に使う漂白剤だと思います。だから、何回使っても生地を傷めずに白く戻せるのだと思いました。

ドーカンさんのホームページであります、「K工房 藍染WEBギャラリー」

http://fps01.plala.or.jp/~k-kobo/

を見せてもらっていて、ドーカンさんの作風に感銘を受けました。

私も、ドーカンさんのような作品にチャレンジしたいと考えました。ドーカンさんの作品の中から、基本的な技術を試していける作品を選んで、見よう見まねで染めてみることにしました。

まず第一日目は、60センチ×60センチの綿の風呂敷を藍色一色に染めました。

そして、第二日目は、藍模様糊100グラムに、ハイドロ5グラムを混ぜて、第一回目の型染めをしていきました。

Seat02_1

シーツとタオルがふわっと飛んでいるイメージです。

Seat01二回に分けて、模様糊を使っていきます。

第一回目の型紙の一部です。

Seat03 下のシーツの模様では、ちょっと、隙間から、模様糊がはみ出てしまいました。

上のタオルの模様もまずは第一回目の型染めをしていきました。

Seat06

第三日目は、一夜間ほおっておいて固まった模様糊を水洗いで洗い落としていきました。

Seat07 タワシでごしごしこすりながら、大量の水で洗いました。

きれいに白くなりました。

Seat08

脱水機にかけて、乾かした後、グラデーションをかけて立体的になるように、染めていきました。タオルの影の部分を染めていきました。

Seat09

シーツの影になる部分も染めました。

その後で、脱水機にかけて十分に乾かしておいてから

また、型染をしていきました。

Seat11 第4日目は、模様糊を洗い流して、白く戻した後、また、グラデーションで立体的に染めていきました。

Seat12 下の部分を染めてみました。

Seat13 防染糊だけで、同じような染めはできますが、まず置いた糊が乾くまで時間がかかります。染めている最中に糊が落ちてくることも考えられます。

模様糊で、色を落としては、また染めるというやり方は、効率的で、作風の幅が広がってくると思います。

Seat15 今度は、上のタオルの部分の表面をかすかにグラデーションをかけてみました。

Seat16こんな形で、完成しました。

一番、基本的なところをまねができて良かったです。

後は、自分がどんな物を描きたいかというデザインにかかってきます。

ドーカンさん、ありがとうございました。


藤の芯材でランプシェードを作りました。

2006年12月26日 | 藤の芯材のランプシェード

私の学校では、高等部が作業学習の織物で藤織に取り組んでいるのですが、藤から皮をはいで繊維を作っていきます。繊維を取った後の木の部分(芯材)は不要になってきます。

Dscf0037_1 紙すきのコウゾの芯材でランプシェードを作られている方が多いので、私も、藤の芯材でランプシェードを作ってみることにしました。

Dscf0038_1 ランプの部分は、家にあった壊れた部品を使いました。

子供部屋にランプシェードの部分がいたんだままで、ほったらかしのものでした。

芯材をシュロひもで結んで固定していきました。

Dscf0039_2骨組みが完成しました。

デザインとしては、円錐を逆さにした感じです。

なるべく大きなシルエットにしたいと考えました。

Dscf0040_1 木工用ボンドで、和紙を貼っていきました。

逆三角形なので、張りにくかったです。

材料費としては、この和紙が800円です。

Dscf0042 まだまだ、いっぱい芯材が残っています。

三学期の教材として、みんなでランプシェードを作っても良いかなと思います。

Dscf0043 こんな感じのシルエットです。

シルエットのイメージは、ウルトラマンの科学特捜隊本部の建物のイメージです。
上に抜ける光を、壁面のタペストリーにぶつけたいと考えました。

Dscf0022_1 生徒には、円柱型も良いと思います。紙をぐるっと一周したらできあがりの方が、張りやすいでしょうね。

インテリアが一つ出来上がりました。

Dscf0023_4使える電球は40Wまでです。でも、十分に明るいです。

マイミクの方から、「電球型蛍光灯なら発熱少ないから60W型でもいけるかも。でもこういうのは明るいだけが価値ではないんですよね。電球ならクリア球がお薦めです。40Wでもホワイト球の60W並の明るさがありますし、点光源になるので印象が微妙に違います。 」との意見をいただきました。クリア球も試してみたいと考えています。

Dscf0029_1 学校から家に持って帰って、セットしてみました。

上へ抜ける光が、タペストリーを照らし出すという計算の通りになったので、満足しています。

ただ、うちの家には、ちょっとでかいかも!


チェックのテーブルセンター

2006年12月22日 | 織物

以前に、糸を先染めをしてから、織物をしたいという記事を私のブログに載せていました。
http://blog.goo.ne.jp/hiraipotter/d/20061028

Dscf0046先染めした糸を枠に巻き付けて、いつでもできるようにしていたのですが、今回は今までの無地ではなくチェックに挑戦ということで、躊躇してしまって、なかなか進みませんでした。

Dscf0023_2経糸を張れれば後は簡単という気でいましたので、経糸張りを学校の外部講師の織物の先生に教えてもらいました。糸をどうやって替えるのか?どこで結んだらよいのか?教えてもらいました。糸と糸を結ぶ結び方にもコツがあるみたいです。
独力でしていたら、やっぱりまちがっていましたね。

Dscf0024_1 チェックになるように、金属の棒付近で、糸を切り替えていきます。

完成したとき、切る部分なので、結び方は荒っぽくても大丈夫です。

Dscf0025_2

 テーブルセンターなので、長さは60センチくらいの物ですが、最初と終わりに切り取られる部分も考えて1メートルで張っていきました。

Dscf0027_3そして、整経がやっぱり大変です。ぱっちんと経糸を棒に固定するまでは丁寧にしないとという感じです。

私は、これが、一番苦手です。

Dscf0028_3 横糸は、お試しソフトを使ってプリントアウトした出来上がり予想図を見て、切り替えていきました。

Table2ちょっと、センターからずれてしまって、その分、糸の張りが均一ではなく、端がうまくそろいませんでしたが、やっと出来上がりました。

Dscf0030_2藍色は藍、赤色はインド茜、黄色は鬱金で染めています。
はっきりした色合いにしたかったので、こんな作品になりました。ちょっと、はっきりしすぎて、ぎすぎすした感じですが試作品としては、満足しています。

Dscf0023_3 前回、チェック柄のテーブルセンターに初めて取り組んだことを日記に書きましたが、まだまだ、糸が余っていますので、違う色合いも見たかったこともあって、チェック柄のテーブルセンター第二弾を作りました。

Dscf0027_4 前回は、藍染の藍色が中心でしたが、今回は草木染(インド茜)のピンク色が中心になりました。
糸の減り具合からのバランスでいうと、第三弾は草木染(鬱金)の黄色が中心となりますが、たとえば、毛糸で織れば、マフラーにも応用できます。毛糸を買ってきてチェックのマフラーにチャレンジしてもよいかなと思っています。
はずかしいですが、事前研究の具体物作りということで、男のマフラーにチャレンジしようかなと思っています。
今回の整経(経糸をセット)は、自分一人でできたので、これで、なんとか、やっていけそうです。

最終的には、日本的な渋い色も作っていきたいです。

例えば丹波布みたいな、藍の藍色、水色(染め時間を変えて色の調節)と刈安の黄色と茶色(媒染剤を替えて色の調節)、そして何もしていない生成の色のチェックにチャレンジしていきます。


抜染糊を使ってみました。

2006年12月19日 | 藍染

木綿の白い生地を、藍色に染めておいて、抜染することをしてみました。

抜染糊に、抜染剤を混ぜて、塗ってみました。

Dscf0015_2 筒描用に、マヨネーズの入れ物を使ってみようかと用意もしてみましたが、字を書いていくには、適していませんでした。

普通、型染とか筒描で、その場所だけ白く戻し、模様をつけるというのがあります。

Dscf0017_3 みんなで寄せ書きとして授業で使えないかと思って、今回は筆で書いていきました。成分としては、ハイターです。塩素系の漂白剤です。塩素くさくて、困りました。夜中にしたので、睡眠不足と塩素の影響で、あとで頭が痛かったです。

Dscf0016_3

何か良いかなと考えてみて、自分の好きな金子みすずの詩集から「わたしと小鳥とすずと」を書いてみました。「みんなちがって、みんないい」というところが好きなのです。

Dscf0019_3 田中直染料店の「藍模様糊CW」が、抜染糊として、塩素系溶剤が含まれていないので何回使用しても布を傷つけることがないし、手に付着しても大丈夫ですよとアドバイスをいただきました。ハイドロを使って、還元していくそうです。

Dscf0025_1

このごろは小学校の教科書にも載っている詩みたいで、生徒もよく知っていました。


タペストリープロジェクトの教材研究

2006年12月03日 | 学校生活

今度の月曜日にする染色の授業の教材研究をしました。
今回はタペストリーを作ろうというタペストリープロジェクトです。

以前にシルクスクリーンを使ってタペストリーを自分で作りました。

その時の感じで、今回は生徒にさせてみたいと考えています。

Dscf0022生徒は、白地のちりめんの生地を切って、ミシンでつくったタペストリーと、以前にハンカチに型染めするために作った自分の好きな漫画のキャラクターの型紙を持っています。
そこに、染色していくわけですが、どんな方法がよいかなと考えていました。

Dscf0020_3 どんな感じになるか、ミニチュアのタペストリーも作ってみまして、染めてみました。具体物の標本です。

こちらが、何通りか用意をしておいて、その中から、子供が選んだ方法をさせてみようと思っています。 事前に聞いておいた感じでは、インド茜とか、やまももとか、ペパーミントがしてみたいといっていました。

無地もそれなりにきれいなので、どうしようか悩みました。

その1、白地はそのままで、柿渋で茶色に染める。

Cat3

白ボール紙を一つの例として猫の形に切り取ったり、実際に猫の木型をスタンプとして使ったりします。

Dscf0027_2

柿渋液を、アルギン酸ナトリウムを溶かして温めてどろっとした糊状の液に、溶かします。

 

Cat2その2、インド茜を使った茜染で、型紙内はおはぐろ鉄で媒染して茶色に、全体はミョウバンで媒染して茜色に染める。

糊におはぐろ鉄(木酢酸鉄)を溶かしておいて、木型に塗り、スタンプのように押します。

Dscf0030_1

ミョウバンで媒染すると、きれいな茜色に染まります。

 

Dscf0028_2その3、鬱金を使って、型紙内はおはぐろ鉄で媒染して紫っぽいような茶色のような感じに、全体はミョウバンで媒染して黄色に染める。

きれいなレモンイエローです。

他では、刈安も試してみようと思っています。

Aborisilk4_1その4、 ログウッドを使って、型紙内はおはぐろ鉄で焙煎して、黒っぽくしておいて、全体はミョウバンで媒染して紫色に染めるバージョンも選択肢に追加しました。

(以前に、同じようにした例です。)

という4つの例をやってみました。

Dscf0002_6

シルクはよく染まるので、何回も染めなくてもすぐに色が付きます。

自分の好きな色に染めるというのをさせてみようと思っています。