田中直染料店の、アイロン接着型紙Bセットという型染めの型を初めて使って、作ってみました。
本当なら、柿渋の紙にニカワなのですが、今回は初心者用ということで、アイロン接着キットです。
何にしようか迷いましたが、私たちの学校のある場所が、西舞鶴で、田辺城があります。
細川藤孝(幽斎)、忠興親子が建てたお城です。明智光秀の娘が忠興に嫁ぎ、のちに細川ガラシャと呼ばれました。
大河ドラマ「功名が辻」で長谷川京子が演じて、ファンになってしまいました。
その田辺城の城門をモチーフにしました。
デジタルの写真をフォトレタッチでエンボス加工します。
白黒逆転みたいな加工です。
それをもとに、型紙に下書きを書きました。
そして、カッターで切っていきます。
切り取れたら、ネットで固定するわけですが、今回は、型紙にのり加工がしてあるので、ネットをアイロンがけをして、完成です。
木綿のハンカチに、型を使ってのりをパテで埋め込んでいきました。
普通は一日乾かすところですが、昼からしたのですが、夕方には、乾きました。
はやく、結果が見たかったので、田辺城を染めてみることにしました。
ゆっくりと、藍液につけていきました。
版画をするのは、小学校から楽しかったです。
もう半分型紙が残っていますので、今度は、金剛院の三重の塔を型にしてみようと思います。
舞鶴の観光名所ハンカチというのも、おもしろいですね。