木綿の白い生地を、藍色に染めておいて、抜染することをしてみました。
抜染糊に、抜染剤を混ぜて、塗ってみました。
筒描用に、マヨネーズの入れ物を使ってみようかと用意もしてみましたが、字を書いていくには、適していませんでした。
普通、型染とか筒描で、その場所だけ白く戻し、模様をつけるというのがあります。
みんなで寄せ書きとして授業で使えないかと思って、今回は筆で書いていきました。成分としては、ハイターです。塩素系の漂白剤です。塩素くさくて、困りました。夜中にしたので、睡眠不足と塩素の影響で、あとで頭が痛かったです。
何か良いかなと考えてみて、自分の好きな金子みすずの詩集から「わたしと小鳥とすずと」を書いてみました。「みんなちがって、みんないい」というところが好きなのです。
田中直染料店の「藍模様糊CW」が、抜染糊として、塩素系溶剤が含まれていないので何回使用しても布を傷つけることがないし、手に付着しても大丈夫ですよとアドバイスをいただきました。ハイドロを使って、還元していくそうです。
このごろは小学校の教科書にも載っている詩みたいで、生徒もよく知っていました。