私の奥さんが、町内の子供会の地域委員をしていまして、他の地域委員の方と秋の子供会行事を何にしようか計画立案する立場でした。
この前、私の学校の校外学習でお世話になりました舞鶴ふるるファームが良いんじゃないかなということになりまして、今日子供会のみんなで行ってきました。
私としましては、舞鶴ふるるファームでは、日帰り農園で藍を栽培させてもらっていまして、栽培しているときから、藍染に興味を持っていただいたふるる村の方から一度自分でも藍染を体験してみたいというご意見を聞かせていただいていました。それなら、ふるる村の方と町内会の子供会と一緒にドッキングして、簡単な藍染体験教室を、ふるるファームの日帰り農園の藍畑の前でできないかなと考えました。
今日の子供会の日程は、ふるるファームのバスの送り迎えで、ふるるファームに着いて、まず、手作りクッキー教室をしました。みんな、思い思いに自分の好きなクッキーの形を作りました。
そして、手作り体験実習棟の隣にあります石窯で、焼いてもらいました。私は、黒豚のハナちゃんのクッキーが売店で売ってあるのですが、そのデザインを真似て、ハナちゃんクッキーを作りました。
その後、レストランふるるで、バイキングのコースで、おいしい料理に舌づつみを打ちまして、それから、藍染教室をしました。
こんな感じで、セッティングをしました。昨日なら、すごい暴風雨でどうなることかと心配していましたが、本日は台風一過で良いお天気でした。
準備で、ちょっと早めに藍染をする会場に行きましたら、近くの畑で、私も所属しています、ふるる村のそば倶楽部の方々がちょうどそばを収穫されているところでした。さっそく私もちょっとだけお手伝いをしました。 大晦日には、自分たちで打った手打ちそばで、年越しをしたいと思っています。
さて、藍染教室ですが、子供会の子供達は、輪ゴムと塗り箸を使った豆絞りをハンカチに入れました。子供会の皆さんとふるる村の皆さんが楽しくコラボできたことはよかった。
ふるる村の参加者の大人の方は、前もって、ハンカチと絞り糸と藍染の絞りの本を見てもらって縫い絞りをしてもらっていました。
お父さんも、すごい力作の縫い絞りでした。娘さんの縫い絞りは写真を撮れていなくてすみません。芸術的な作品に仕上がりました。絞り糸をほどいていくのが一番大変だと言われていました。
皆さん、さすがです。私も、こんなにいっぱい縫い絞りをしたことはありません。かなりの時間をさいて縫われたと思います。
最後には、自分の着ていた長袖Tシャツまで脱いで、絞りを入れて藍がめにつっこむ方も出てきました。あいにく、ハンカチを17枚ほど染めた後で弱ってきた藍がめの染料は、Tシャツを青く染めることはできませんでした。
私の藍がめの染料も年老いている上に一気に大量のハンカチということで心配でしたが、なんとかすべてのハンカチを青く染め抜きました。途中から、ハンカチを染められないのとちがうか?とはらはらどきどきでしたが、なんとか本当に頑張ってくれました。
今後は、藍畑にまいて肥料にしたいと思っています。(消石灰が入っているので、本当に良い肥料なのです)
その後、子供達は、クッキーを自分で袋に詰めたり、遊具で遊んだりしていました。大人は野菜を買ったりお話をして、バスの時刻まで楽しいひととき過ごしていました。お天気も昨日とうって変わってよかったり、楽しくできて良かったです。企画側としては、一安心しました。
藍の花が、だんだん茶色に変わってくると、藍の種が取れるようになります。今年は種を収穫しておいて、来年4月に畑に蒔き、7月頃に一番刈り、9月頃に二番刈り、そして、乾燥葉からすくもつくり(堆肥みたいにして濃縮させる)、そして、藍建て(すくもをふやかして染色液にもどすこと)をして藍染めができる状態になります。
参加者の方の中には、自分でも藍を栽培してみたいと言われる方もおられまして、染料の作り方も教えて欲しいと言われました。ふるる村藍染倶楽部とかできたらよいですね。
藍の自給自足、地産地消、そして作品作りにこだわりたいと思っています。
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