小学校には、夏休みの宿題に自由研究というものがあります。
子供が4人もいると大変です。
お兄ちゃん二人の時も、いろいろとお父さんも悩みましたが、今年も三年生、一年生の下の子二人と一緒に、何を研究しようかと考えてきました。 お父さんが、自分の学校で、自分の生徒に教えるために、事前研究をするものを、うちで自分の子供と一緒にしたりすることが多いです。
三年生の里奈は、「 綿の研究」をしようかと、4月からうちのプランターに種をまいてきました。何とか綿から糸に紡げたら、そして染色できたらと思いましたが、綿の生育がうまくいかずに断念しました。
そして、次に考えたのが、「紅花染めについて」でした。
お父さんも二学期に生徒と一緒に授業で紅花染めをします。
それで、一緒に、ふるるファームの日帰り農園にも種をまいたり、刈り取ったりしてきました。花びらも一緒にむしり取ったりしてきました。
むしり取るときのこつを動画にしてみました。
咲いている花の花びらを、歩きながらむしり取っていくのが普通なのですが、一旦はさみで花の部分だけ切り取って集めてきました。それを放置して乾燥させてから、乾燥した花びらをむしり取っていくやり方をとりました。(子供や生徒にはその方が作業しやすいと思ったからです。染料としては、あまりそん色はありませんでした。)
お願いして、ふるるファームの文庫から、紅花の本を借りて、内容をまとめたり、自分でも本にそって染めたりしてきました。
お父さんも、京都の手染め屋さんで、紅花染めを教えてもらってきて、それを子供と一緒にやってみました。
そして、それをまとめて提出することができました。
一年生の宏樹は、「かぶとむしのかんさつ」をしました。カブトムシの幼虫を、昨年のふるるファームの秋祭りで、「当てもんコーナー」の景品でもらって育ててきました。また、小学校の先生にいただいたものもありました。また、お父さんの学校でも、カブトムシの幼虫がいっぱい見つかり、カブトムシの観察をしてきました。
お子さんが宏樹と幼稚園が一緒で、また、ふるるファームでも日帰り農園友達の方がカブトムシの研究を趣味でされていまして、いろいろと教えてもらいに行きました。人工蛹室の作り方も教えてもらえてよかったです。
実際に蛹を手のひらに載せ、蛹が動く瞬間を見ることができました。
人工蛹室でのカブトムシの様子を動画で説明します。
蛹から成虫に羽化する瞬間を観察したりできました。
うちと学校で、カブトムシの幼虫が蛹になり、成虫になり、また、卵を産み、幼虫になる過程を観察してきました。
学校の美術の時間に教えてもらった、「色画紙に大きくデッサンした後、クレパスを重ね書きして、こすってぼやかしていく技法」で、子供にもさせてみました。味のあるスケッチになりました。
それらをまとめて、提出しました。
夏休みの自由研究で、理科的な要素のあるものは、小学校の各教室に飾ってもらった後、クラスからに2作品ずつ、舞鶴市小学校科学作品展に選ばれて、一同に飾ってもらえます。 今回、二人とも飾ってもらえたことで、また、励みにしてがんばっていきたいと思います。お世話になった皆さん、ありがとうございました。
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