9月17日は、あいにく台風の接近のため、小1の里奈の運動会が中止になり、私の予定が空いたため、この前から加入した福知山藍同好会の初級絞り学習会に参加することができました。 「片野絞り(かたのしぼり)から分銅繋紋縄巻絞り(ふんどうつなぎもんなわまきしぼり)」という題でした。
塩見会長の奥様から、講習を受けました。大きな風呂敷に手本の藍染めをされています。左下の白い部分が、縄巻絞りによる、白影絞りです。
白地に浮かび上がって見えます。
分銅繋紋(ふんどうつなぎもん)というのはデザインの名前です。
アウディのマークみたいに円がつながり、分銅の紋が入っています。
一枚の小さい白い風呂敷に、デザインを書きまして、平縫い絞りと巻き上げ絞りを続けていきました。
「片野絞り(かたのしぼり)から分銅繋紋縄巻絞り(ふんどうつなぎもんなわまきしぼり)」という題でした。
絞りの技法としては、
①平縫絞り
②巻き上げ絞り
③白影絞り・縄巻絞り
です。
平縫い絞りと巻き上げ絞りはしたことがあるので、なんとか、私にもついていけそうな内容でした。
白影絞り・縄巻絞りというのは、縄に巻いて防染して、白地の上に絞りが浮かび上がるという物で、大変興味がありました。
先生がまず手本を見せてくださいました。
平縫いだけでで、10:00から3:00までの講習の時間が終わってしまいましたので、家に帰ってから、縄巻絞りをやってみました。
こういう防染は、今までしたことがなかったので、藍液がしみこまないように縄に巻いて巻糸で固定し、セロテープで巻いていきました。
うまくいくか心配でしたが、結果としてはうまくいきました。
この技法で、世界が広がると思います。
何回かわけて段階的に染めたいとき、白く残しておけるわけです。
そして、18日、染めてみました。まず、藍の華や浮遊物をあく取りで取り除いておきました。
せっかくの生地に、泡がこびりついていると、そこが膜となて染まらずシミみたいになることがあるからです。
縫い絞りや巻き上げ絞りを外していくのが大変でした。
今まで、こんなにたくさんの縫い絞りをしたことがなかったのです。
また、基本的なことですが、絞りの方法とか、しっかり同じように絞るということが、大事です。一つでの染色の途中に外れてしまっては、模様が変わってきます。
同好会で教わることで、新しい絞りの世界が広がり、発展していけるのがうれしいですし、みんなでやると楽しいです。
藍染めを始めたのは今年からですが、今までの中で、一、二番のできでした。