いろいろと、あれから、ランプシェードの続編を作っていますが、なかなか、すきっと納得いけるものができずに悩んでいます。
しずく型ランプシェードです。しずくというより、なすびに似てきました。
一滴のしずくをイメージをしたのですが、藤の芯材が作っていくに連れて、歪曲してきてこんな形になりました。
ボール型ランプシェードです。もっと球に近い形にしたかったのですが、左側の斜面がくっきり出過ぎてしまいました。
竹を割ったイメージで作りました。
できた物へは、それぞれ愛着があったり、あかりとしての味わいがあるのですが、デザインとして、満足が・・・・・?
頭の中のデザインも、いまいちなのかもしれませんし、作り方も、材料もいろいろと考えてしまいます。
積んでは崩し、積んでは崩しです。
授業では、生徒もそれぞれがんばって作っています。
今から、骨組みをくくったり、和紙を貼ったりという難関が待っていますが、味わいを大切にしたいです。
そして、その後の状況としては、骨組みをじぶんのしたい形にくくっていったり、結ぶのが困難な人はテーピングで留めたりしました。
骨組みをきちんときれいに成形するというのではなくて、生徒のごく自然に留めていくだけという方が、藤のつるの良さが出て、より生命の自然なダイナミックさが伝わってきました。 生徒が教えてくれました。
それが出したくて、藤蔓という素材を選んだはずなのに、こちらの意図で不自然に成形しすぎていたという事がわかりました。ということは、自然な感じをどう出すか?というよりも、自然からどんな良さを引き出すか? ですね。
ちょっと、力みすぎて、こちらの意図が不自然に入りすぎていたのかもしれません。
生徒が紙を貼った後、スイッチを入れて浮かび上がるシルエットが楽しみです。
担任の先生にも作ってもらって、私の作品もいっしょに並べて、学校内で、1つの教室をみんなのあかりでいっぱいにして「癒しの光とならん」グループ展を開きたいと思っています。