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ヒライのサッカー中心のWEB LOGSです。

藍の種まきをしました。

2007年02月24日 | 舞鶴ふるるファーム

昨年の11月に藍の種の刈り取りをしました。

Dscf0041_2 そして、2月22日に学校の農園芸の授業で、藍の種まきをしました。
4月から始まる、来年度のクラス用の藍の苗作りです。
4月に入ってから、新しいクラスで、新しくあてがわれた畑に種まきしても間に合わないことはないのですが、一学期終わりと夏休みの早い時期に、一番刈りと二番刈りの2回、葉っぱの刈り取りをしっかりやりたいので、早めに苗を育てておくことにしました。

Dsc00311 種は、去年の秋にしっかり採ってありましていっぱいあります。
また、個人的には、私は、舞鶴ふるるファームで4月から畑を借りる予定にしています。

その畑に植える苗も育てておかなくてはいけないので、2月の24日に自分の家でも苗ポットに種まきをしました。
これでも、人から比べれば遅いかもしれません。

でも、がんばっていきたいと思っています。


竹で作った常夜灯

2007年02月22日 | 藤の芯材のランプシェード

この前、みんなで、かにを食べに行ったお店が、玄関の前の庭に、竹で作った常夜灯をしていました。
すごく、気に入ってしまって、自分でも試しにやってみようということになりました。

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   居酒屋さんの店先のものは、軽く炭焼きをしてコーティングしてありますね。防虫・防水・防カビ・長持ち加工です。

Dsc00007 それに、田の字のように、窓を開けたり、ドットマークのように、丸い穴を開けてみました。まだ窓に和紙を貼って柿渋液防水加工はしていませんが、こんな感じです。

20070221075525 玄関先に置いてみました。
奥に見える、桜の花びらのシェードは、うちの学校の高等部が作った陶芸の傘立ての中にランプを入れた物です。
手前の大きなランプが今回作った物です。
携帯で撮った写真なので見にくいですね。

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あれから快適に使っています。

玄関のひさしがあって、雨の日は、直接雨がかからないようにしていました。

でも常夜灯は、玄関からちょっと離れた雨ざらしのところにあって、玄関に、足下を照らしながら客人を促すというのが役目なので、ちょっと細工をしてみました。

Dsc00549 100円ショップで、竹で編んだザルを買ってきまして、藤の木の芯材も使って、骨組みを作りました。

Dsc00550 ちょうど、帽子みたいな感じで、固定しました。

そして、和紙を貼っていきました。

Dsc00551 和紙を貼った後で、柿渋液を、和紙の上に、塗ってみました。昔の雨傘みたいな感じで、水をはじいてくれると思います。


舞鶴ふるるファームの日帰り農園を借りようかな!

2007年02月17日 | 舞鶴ふるるファーム

舞鶴ふるるファーム日帰り農園を3区画貸し出すと広報まいづるに載せているのに、昨夜気がつきました。

Dsc00326 前から、「どこかで畑を借りたいな」「藍を育てて、藍染の染料を作りたいな」と考えていました。

舞鶴でも、与保呂とか岡田のほうで、畑や田んぼを貸し出すという企画がありました。

今回、ふるるファームでも、日帰り農園を貸し出すという記事が出ていまして、おもしろい企画だと思いまして、本日申請してきました。

Dsc00346 目の前に、水道が付いています。

30平米ですから、小さいです。年会費10500円というのは、高いかもしれません。でも、ふるるファームに通えるということと、いろいろな企画があって楽しそうということがあるので、申し込むことにしました。

Dsc00347 先着順で、三人中、二番目でしたので、ほぼいけそうです。

とりあえず、藍の種を蒔きます。

なにか催し物をするならば、藍染体験をしてもらえたらよいかなと思っています。たしかに、友達を頼れば、近くに割安があるかもしれないんだけれど、今回は、目の前に申し込み記事があったのと、毎日水やりしなくても、まずはこちらとしては週末詰めればなんとかサポートをしてくださるということ、そして、その農場を借りている人たちが集まって、収穫祭みたいなことをして、来てくれた一般の方々に還元する、いろいろなイベントがありまして、それを盛り上げる立場で動いてみたいという気持ちもありました。
学校の農場でも同じ事をするので、事前研究にもなるかな?


「癒しの光とならん」作品展の看板

2007年02月15日 | 藤の芯材のランプシェード

藤の芯材で、ランプシェードを作り出した最初の頃に、子供が喜ぶそうな大きな魚型のランプシェードを作りました。

大きな魚の形のシェードに、字の達筆な先生に、今回の校内グループ展の看板として、作品展のテーマを書いていただきました。

Dscf0006_11 こんな看板としての使い方ができるようにと、あらかじめどうなることかと案じながらも、大きなシェードを作っておいていました。
分かりやすい字で書いてくださったので、喜んでいます。

Dscf0007_8 学校内で作品展を来週一週間するのですが、これが点いていたら、開いていますという合図にしようと思っています。

そして、作品展用のポスターには、こんな説明書きをしました。
「作業学習(農園芸)の時間に、藤の木の芯材を使ったランプシェード作りに取り組みました。高等部の先輩が、藤の木の樹皮の繊維で「藤織」に取り組んでいますが、繊維を取った後の芯材部分を譲り受けてランプシェードを作ることにしました。
 裸電球からでた、25Wや40Wの弱い光は、和紙を通り抜け、あたたかく乳白色に照らします。「ライト・テラピー」として、体にも心にも優しい、ほんわか明るい感じの「癒しの光」が、どんなふうにみなさんの心に映りますか? ぜひご覧になって、楽しんでいただけたらうれしいです。」

癒しの光となれるかどうか? がんばってみます。


傘立てでランプシェード

2007年02月12日 | 藤の芯材のランプシェード

うちの学校の高等部の作品の傘立てです。
うちの学校のホームページのインターネット販売のサイトで買うことができます。 http://www1.kyoto-be.ne.jp/maizuru-s/work/internet/seihin.html

Kasatate 1800円で、私も買いました。
校長先生が、傘立てもよいけど、ランプシェードにしたらおもしろいよと意見してくれていたのを思い出してしてみました。

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20Wの白熱電球を中に入れてみました。
傘立ては、表に桜の花びらの形、裏側に紅葉の葉っぱの形にくりぬいてあります。季節によって、見せる側を変えていきます。

そこから光が出ていくわけです。

Dscf0007_7 玄関先で、こんな風に光っています。

さすが、校長先生!ランプシェードとして使ってみます。


藤蔓(ふじつる)みだれ編みランプシェードを試作してみました。

2007年02月11日 | 藤の芯材のランプシェード

余っていた藤蔓を使ったり、樹皮の紐状の物を使って、みだれ編みをしてみました。
Dscf0003_9 まずは、新聞紙で大まかに形を取りまして、ガムテープで貼っていきます。

今回は、烏帽子型にしようと思いました。

Dscf0004_12 それに、藤蔓(ふじつる)を巻いてきます。
このつるも水につけておくと柔らかくなります。
柔らかいうちに編んでいきます。

みだれ編みというやり方で、適当に上下上下という順序で編んでいきました。

Dscf0005_6 みだれ編みが編めたら、下から、新聞紙を取り外しました。

Dscf0006_7 なるべく細かく編んでいけたらよいのですが、籐(とう)とは違って、太さや堅さがまちまちなので、むずかしいです。

Dscf0008_8 これまでのランプシェードを作る時に使った、和紙の切れ端も一杯たまってきました。せっかくの和紙がもったいないです。

Dscf0009_6 一度、ミキサーでちりちりにしておいてから、このみだれ編みで紙すきをして、膜みたいな物が表面にできないかなと思っています。

かすかにできた紙がランプシェードにならないかなと思っています。
廃物利用のデザインなので、ちょっといびつですが、何とか試作を完成させてみたいです。
このままでも面白いのですが、あえて漉いてみようと思っています。
ミキサーがどこかに行ってないので、困っています。

とりあえず、編んだままでランプシェードとして使っていたのですが、他のクラスの先生がミキサーや液糊を持っておられていっしょに紙すきをしてあげるというので、今までの切れ端の和紙を細かく切ってミキサーにかけていきました。 Kamisuki1
そして、紙すきができるようにしておいてから、シェードで紙すきをしていきました。

Kamisuki2 初めは、内側に紙を入れておいて外側にすいていたのですが、外側がいまいちうまく膜になっていなかったので、今度は、コップで外側から液をかけていくというやり方でやりなおして見ようと考えました。

Kamisuki3 初めは、シェードを横にして、シェードの中に紙すきの水を流し込ませて、上にゆっくり上げていくやり方をしていました。

ということは、内側がしっかり紙になっているのに対して、外側は、まだ骨組みが見えているという感じです。

確かに、きれいに内側は積もっていました。

やっぱり外側から膜を張るようにしたいので、やりなおしました。

Takenoko コップに、紙すき用の水をすくっておいて、骨組みにかけていくというやり方です。もっと、紙すき用の水が、深ければよかったと思いました。

どうしても、かけていくというやり方なので、すいていくよりも水のスピードが速く、膜になりにくかったですが、こんな感じに仕上がりました。

なかなか穴が埋まりませでしたがそれはそれで味になるかなと思っています。


のぞみ型ランプシェードと今後の方向性

2007年02月03日 | 藤の芯材のランプシェード

前回は、しずく型ランプシェードをデザインしていたのですが、今回は500系のぞみ型ランプシェードを作りました。
Dscf0002_9 今回も藤蔓が作る流線型の良さを出したくて、作ってみました。

Dscf0007_6 他のクラスの生徒が見に来てくれたときに、喜んでくれないかな?と思っています。

Dscf0006_6 おもちゃみたいな感覚で光っている、和紙を抜けてきた光を楽しんでくれないかなと思っています。

Dscf0008_7 骨組みをきちんときれいに成形するというのではなくて、生徒のごく自然に留めていくだけという方が、藤のつるの良さが出て、より生命の自然なダイナミックさが伝わってくるということを 生徒が教えてくれました。こちらが凝れば凝るほど、不自然になっていくという矛盾も味わいました。

しかし、今回はあえて凝る方に進んでみました。藤の木の芯材の丸みだけを取り出したかっただけなのです。

Dscf0010_10 裸電球からでた、25Wや40Wの弱い光は、和紙を通り抜け、あたたかく乳白色に照らします。
私は40代ですが、昔を思い出し、小学校時代までの懐かしい感じがして、郷愁からか心が癒される感じがしています。

Dscf0012_5 真っ暗な中に、玄関や廊下を、ほんわか明るくしてくれる灯火はゆっくり見ていても楽しいです。
今の子供達は、生まれたときから蛍光灯で昼間のような明るい夜を、ファミコンやカラフルなテレビそしてパソコンで生活していますので、ほんわか明るい感じがどんなふうに心に映るのか楽しみです。

「ライト・テラピー」として、体にも心にも優しい「癒しの光」が、うちの学校の子供達にどんなふうに映るのか楽しみです。
クラスの生徒作品と担任作品でする「癒しの光とならん」校内グループ展の、他のみんなの感想が楽しみです。
ところで、うちの学校には、リラックスルームというのがあります。
リラックスルーム(スヌーズレンともいう)は、音や光などの感覚刺激に過敏な児童生徒のカームダウンする場として使われています。そこで、この癒しの光が使えないかなんて一人で考えています。