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バランス

2014-04-04 17:27:00 | 日記・エッセイ・コラム
                                  

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     冬戻り  気温下がりて  桜散る  季節足踏み  いらいらの雨
                                          ひのひら  ろくべえ



     春を迎えて、咲くらは咲いたが、気温は下がり、なんだか肌寒く

   感じる一日である。花冷えという言葉があるように、花見のころに

    気温が下がり、肌寒く感じることを言うそうな。確かに季節という

   ものは、ある意味正直で、昔の人の表現が当てはまる。ほかには

   暑さ寒さ彼岸までなどという言葉もその通りであろう。このように

   歴史の中で経験的に受け継がれてきた言葉というものには、それ

   なり意味がある。とても大切な人間の感覚というものを育てるので

   はないだろうか。確かに科学的、論理的根拠が、知識として大切な

   時もあるが、経験としての感覚が大切な時もある。このどちらもを

   バランスよく持つことが大切なのであろう。

    しかし近年は、少し偏りが激しく、科学的、論理的根拠に物事の

   判断が偏っているような気もする。「それでいいのか」と何事にも

   疑問を持つことさえ、忘れ去られようとしているのではないだろうか。

   そんあな偏りが、社会的問題となっているのではないだろうか。細胞

   の神秘にチャレンジする素晴らしいことを、偏り感覚だけで、決めつけ

   てしまうのは、少し無理があるようの感じる。

     何事も、すべて地球上、宇宙のことは、バランスというものの上に

   成り立っている。このバランスを、バランス感覚を持ってみる目という

   ものが必要でないだろうか。世界の感覚もバランスを失いつつある、今

   だからこそ、世界にバランスの大切さをアピールすることも、忘れてはな

   らない大切なことではないだろうか。
   


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