冬戻り 気温下がりて 桜散る 季節足踏み いらいらの雨
ひのひら ろくべえ
春を迎えて、咲くらは咲いたが、気温は下がり、なんだか肌寒く
感じる一日である。花冷えという言葉があるように、花見のころに
気温が下がり、肌寒く感じることを言うそうな。確かに季節という
ものは、ある意味正直で、昔の人の表現が当てはまる。ほかには
暑さ寒さ彼岸までなどという言葉もその通りであろう。このように
歴史の中で経験的に受け継がれてきた言葉というものには、それ
なり意味がある。とても大切な人間の感覚というものを育てるので
はないだろうか。確かに科学的、論理的根拠が、知識として大切な
時もあるが、経験としての感覚が大切な時もある。このどちらもを
バランスよく持つことが大切なのであろう。
しかし近年は、少し偏りが激しく、科学的、論理的根拠に物事の
判断が偏っているような気もする。「それでいいのか」と何事にも
疑問を持つことさえ、忘れ去られようとしているのではないだろうか。
そんあな偏りが、社会的問題となっているのではないだろうか。細胞
の神秘にチャレンジする素晴らしいことを、偏り感覚だけで、決めつけ
てしまうのは、少し無理があるようの感じる。
何事も、すべて地球上、宇宙のことは、バランスというものの上に
成り立っている。このバランスを、バランス感覚を持ってみる目という
ものが必要でないだろうか。世界の感覚もバランスを失いつつある、今
だからこそ、世界にバランスの大切さをアピールすることも、忘れてはな
らない大切なことではないだろうか。
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