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迷歩録 きょういく

2018-07-06 13:35:44 | 日記
  花びらや  雨に打たれて  離れ行く  うなずき揺れる  向日葵の花>



                                     ひのひら  ろくべえ




      文部科学省が管轄する教育機関、特に大学という場所がスポーツという教育を通じて、

     問題を露呈してきたが、今回はその根幹を指導監督する文科省官僚と、大学の不正である。

     助成金をめぐるやり取りで起きた不正、最も厳しいはずの場所が、最も緩く、裏口入学の

     やり取りで、国民の税金が助成金という形で支払われる審査に合格していたとは、教育も

     地に落ちたものではないだろうか。

      昔、大学を卒業した者だけを優遇する考え方を持った人事担当がいた。その人物の能力

     ではなく、大学卒業が大切であった時代の、人事担当あるいは管理者は、今の現状をどの

     ように感じるのであろうか。

      大学という日本の最高教育機関の問題は、日本そのものの問題でもある。教育という本

     質を忘れてしまった官僚によってコントロールされる教育というものがどのような経緯を

     とるのか、誰にも解らないが。大学を卒業した学歴だけでは、人物は解らないことを知る

     ことが大切なのではないだろうか。

      さらには、資格だけを優先して、資格者を集めることで認可をする今のシステムそのも

     のにも、問題があるのかもしれない。

      資格や、学歴などというものは、その人物を見る目安に過ぎない、しかしそれだけを見

     て評価を行う企業は多いのではないだろうか。

      人物を見る力を蓄える人事担当というものが大切である。この力を蓄えるためには、高

     度なコミュニケーションを経験している必要があるのだろう。

      未熟な者ほど、マニアルを欲しがるというが、マニアルを手本とした教育がいかな

     るものか、大学という教育機関は、考え直す必要があるのだろう。

      特にその指導監督を行う文部科学省は、「きょういく」の在り方を根本から見直す時期

     に来てることを痛感すべきではないだろか。