ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

バンドバトン about THE COLLECTORS

2005-11-10 | コレクターズ
なにわ見聞録のhigotさんから、バンドバトンなるものを渡していただきました。どうもありがとうございます。お題はコレクターズ! また例によって暑苦しく語りたいと思います。

1.好きなメンバー2人
これは…このブログを読んでくださっている方ならもう容易に想像がつくと思いますが、ボーカル加藤ひさしさんとギター古市コータローさんです。もちろんベースの小里さん、ドラムのQちゃんもとても好きですが、やはりコレクターズのコアとも言えるこの二人がなくてはならないでしょう。

2.好きなメンバーに一言
えっ何か恥ずかしいな。
加藤ひさし様
20年も続く、奇跡的な輝かんばかりの才能と、感動的な美しい声、さらに何よりバンドと音楽を愛し、努力するその姿勢を心より尊敬し、愛しています。性格と口が悪いのも、天才だから問題無しです。スタイリッシュであるのに、自分をよく見せようという見栄を持たない、本当のモダニスト。どうか無理なさらず、ご自愛なさって、そのままの加藤さんでいてください。

古市コータロー様
初めてライブを見たとき、こんなにかっこいいギタリストがいたのかと圧倒されました。長身に長い手足から生まれる素晴らしいスタイルのギタープレイ。なのに決して出過ぎず、あくまでバンドサウンドを生かすためのギターを奏でる姿こそが、本当にかっこいいギタリストであると思わされました。文章も面白すぎます。長生きして、コレクターズを続ける幸せをどうか続けてください。

3.思い入れのある曲3曲とその理由
未来のカタチ
このブログでも何度も言っていますが、コレクターズというバンドが今存続している奇跡をそのまま形にしたような曲。何度聴いても胸がつまるような感動があります。

ザ・バラッド・オブ・ロンサム・ジョージ
たった一匹残ったウミガメの孤独を描いた、この上なく優しく悲しい曲。大好きなのですが、しばらくライブで聴いたことがなかったので、2003年のファンミで聴けたときには、立ったまま気絶するかと思うほど嬉しかったです。

TOUGH
ライブで定番の最高に楽しいナンバー。コレクターズのライブの楽しさを凝縮したような、とにかくアッパーになれる曲。歌詞も好きです。男の子ってうらやましい。

4.このバンド以外で気になる(よく聴いている)バンド
よく聴いているのはピロウズ、アナタキコウ、浅田信一、ビークル、バクチク、平沢進、キュアーなどなど。最近気になるのはキャプテンストライダム。仙台のイベントで初めて見たときから思っていましたが、私好みのはっきりとしたメロディラインの曲で好きです。

5.次にまわす5人と、バンド
うーん、いない(笑)もしこれを見ていて、お時間があったら春枝さんに、同じくコレクターズで答えていただきたいです。ひろみさんもアナタキコウで答えてくださるかな?

いや、あらためてメンバーに一言とか考えると、自分がいかにコレクターズに惚れているか再確認してびっくりです。ちょっと恥ずかしいけど楽しかった! 

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-11-09 | ANATAKIKOU
11/8のこの日、藤井さんが「僕のお父さんの誕生日です」と報告、松浦さんが「おめでとうございます。僕直接おめでとうって言わなくていいですか」と謎の心配をしています。「じゃああとで」と言われると「いやです。緊張するんで」とつれない返事。「友達の親と会ったり喋ったりするの、めっちゃ緊張しますよね」と言うと「松浦くんところのお父さんが一番緊張しますね」と藤井さんに言い返されてしまいます。大阪城でライブのとき、うちわか扇子でステージに合図を送っていたそう。恰幅の良い、男らしいサングラスのお父様だそうです。なるほど、緊張しそうだ。「しばらくしたら、うちの親とも挨拶していました」と藤井さん。珍しいメンバーのご家族のお話でした。

今夜の絶品、今日は北條さんの「鯖の竜田揚げ」。キューピー3分間クッキングの曲に合わせてレシピの紹介です。ちょっと自分用に分かりやすく色付けてみよう。
用意するものは3枚おろしになっている鯖、つけだれに使うしょうゆ、みりん、酒、あと薬味にねぎ。から揚げの粉は片栗粉。更に「あとレモンをひとつ」と言った北條さんに「どこでパクって来るんですかそれは」と藤井さん。「パクるんじゃなくてちゃんとスーパーで買ってきてください」と冷静に答えていました。

1、まず、7~8センチの食べやすい大きさに鯖を切ってください。
2、しょうゆ:みりん:酒を3:2:1でつけだれを作り、好みでねぎのみじん切りを投入、冷蔵庫に入れて30分くらいつけておく。


ここまで言った時点で「30分!?」「長い」とメンバーから文句が。それにも「やって。これ位」と淡々と反論する北條さんが面白い。30分以上つけると辛くなるそうなので、この時間が妥当とのこと。

3、つけだれをさっと切って、用意しておいた片栗粉をまぶしてください。
4、フライパンに大さじ2杯くらいの油を敷き、表面をソテーするような感じで炒めます。
5、裏表きつね色になってきたらいったんおろし、熱いうちに用意しておいたレモン一個分をかけます。
6、ガスコンロの下のグリル(もしくはオーブントースター)で3~4分、表面がぱりぱりっとなるまで焼きます。


「それおいしいん?」と聞いた松浦さんに「めっちゃうまいです。これこないだ僕一人で作りました。一人で食べました、鯖二匹分」と答える北條さん。「それめっちゃ寂しいですね」と突っ込まれると「でもテレビ見ながらケタケタ笑いながら食べました」とのこと。「ああ、それ聞いて安心しました」と、主旨の料理からずれた会話で盛り上がっていました。さらに「(その料理を)近所の人におすそ分けとかしないんですか」と松浦さんに聞かれて、「近所付き合い一切ないんです」と答える北條さん。「近所の人欧米人やから」と言うと「余計『これがジャパニーズフードや』って紹介してあげたらいいじゃないですか」と藤井さんに言われますが「スゴイいい人っぽいんですよ」などと、鯖の話からまたしても逸脱していくメンバーでした。最後に「これもう一切誰にも聞かずに自分で編み出したからね」と自慢する北條さん。「僕が長年かけて、おいしい揚げ方はないものかと考えました」と言うと「まあ、そんな時間があったら、曲の一曲でも作ったらいいんですけどね」と松浦さんに責められてしまい「作ってます!」と声を大きくしていました。

あなたに聞こうのコーナーは、先週に引き続き小ネタ集。一つ目は「リンスとトリートメントの違いを教えてください」との質問でした。「響き的にはトリートメントの方が、トリートメントしたって感じはするけどね」と訳の分からない発言の松浦さん。これの答えは「リンスは洗髪後につける化粧水。洗髪後に髪を整えるもので、トリートメントは保湿パックや美容液。栄養とかを有してケアするもの」だそうです。へー。「ということは、髪にずーっとつけておくのがトリートメントってことですね」とまとめる松浦さん。「僕はこれ時間でしか知りませんでした。リンスは長くつけておく、トリートメントはさっと流す」と北條さんがつぶやくと、「…逆ですねそれは」とあっさり言われてしまっていました。「僕トリートメントしないです、シャンプーリンスで」と松浦さんが言うと「うちリンスないっすわ」と藤井さんも報告。私もリンスとトリートメントって同居しないものだと思ってました。

続いての疑問は「新聞の社会面を何故三面記事というのか」。「下世話って意味があるんとちゃう? 3って。三枚目とか」と松浦さんの予想が出ましたが、答えは「明治時代の新聞は四面で構成されていて、一面が広告、二面が政治経済、三面が社会面、四面には連載小説や文化面などが記事で構成されていて、そのころの名残だけだそうです」とのことでした。

次の疑問は「のどちんこの意味ってあるんですか」。朗々と読み上げた松浦さんに「すごい嬉しそうじゃないですか」とこちらも嬉しそうな藤井さん。「外からのバイキンを止めてるんじゃないの」などの予想が立てられたとき「あれがのどに引っ付いて、うえってなるときあるやん」と藤井さんが不思議な発言をします。「俺ない」「俺もない」とメンバーに即否定され「あれ、じゃああれのどちんこじゃないんかな」と不安そう。「じゃあ答え言いますよ」と松浦さんが言いますが「何の役にも立っていないそうです!」と一言で片付いてしまいました。「盲腸みたいな感じらしいっすわ」だそうです。「こんな可愛いのにね」の、松浦さんの感想もどうかと思いますが。更に「女の子にいっぱい言うてもらったらいいんですよ」と、セクハラ手段としての価値を提言していました。そこで「北條くんちょっと見せてください」と藤井さん。「うわ、ちょっと違う! 尖ってる! 丸くない!」北條さんののどちんこは形が違うようです。それを松浦さんが「見えないっすわ」とつぶやくと「ラジオやからね」と答える北條さんでした。

「毎週言っててすみませんですけど」と言いながら、12/6のTOKUZOの告知。「ベベチオ(様が消えた)とアロウズ、この3バンドで競い合うわけですけど」と言ったところに「どうやって競い合うんですか?」との疑問が北條さんから。「演奏面ではちょっとね、僕らあんまりうまくないんで、センスとか、雰囲気とか、かっこいいバンドやって所を見せ付けたろうかと思ってるんですけど」との松浦さんの答えに「エライ強気ですね!」と感心する藤井さん。「これを聞いてくださって、見に来てくれるお客さんは、受付でアナタキコウ見にきましたって言ってもらえるとすごく嬉しいです。僕らのカウントになりますので」と、生々しいことを言う藤井さんでした(笑)。「裏の事情まで言ったらダメですね」と松浦さんが珍しくフォローに回ったのがおかしかったです。

ネッ!

2005-11-08 | コレクターズ
話題としてちょっとタイミング逃してしまいましたが、コレクターズの加藤さんとローリー(と、吉田仁さん)のユニット「21stセンチュリースターズ」がまた活動するようですね。もともとコレクターズの追っかけをするほどのファンだったというローリーにしてみたら、待ちに待った活動再開ではないでしょうか。加藤さんの日記でアップされている情報によると、なんと「キャンディ・キャンディ」をカバーするとのこと。以前四人囃子のカバーをやっていたことを思うと、これ以上ないほどの吹っ切れっぷりですが、これはちょっと楽しみですね。ローリーが「女装にコスプレ大好き♪新宿二丁目大好き♪」と歌って加藤さんに止められたらしいですが、もうそのまま出しちゃえばいいのに。ところでローリーがキャンディで加藤さんはアルバートさん役というのにものすごい力をこめて異議を唱えたい。前々から言っているように加藤さんの中には女子中学生がいるんですよ。加藤さんこそキャンディではないかと! あの幸運と不運の怒涛の来訪、誰にも愛されるのにやたらと不幸、真っ当な価値観を持っている割に無神経など、加藤さんにぴったりではないでしょうか。こんな時間からすでに酔っているので私にも何言っているか分かりません。キャンディ・キャンディははるかかなた記憶の地層に埋もれているまんがなのでよく覚えていないのですが、あれ確か第二次対戦前後のイギリスの話ですよね。丘の上の王子様がキルト着てバグパイプ持ってたから、スコットランド方面? んーキャンディが孤児で、お金持ちの家に養女にもらわれて、そこで丘の上の王子様に出会って、(キャンディはアンソニーと勘違いするがそれは実はアルバートさん)ニール&イライザにいじめられて、寄宿学校に入ってパティとアニー(孤児院時代からの友達)と出会って、アーチとステア(後に戦死)の兄弟と仲良くなってテリーと出会って恋仲になるも、テリーを助けようとして重傷を負った女優を捨てきれずテリーとは離別、看護学生になって従軍して看護婦になったあたりまでは覚えてるけどその辺から記憶が怪しい。21stセンチュリースターズ活動再開記念に文庫本で探してみようかな。何かアルバートさんの飼ってた亀の名前がヒューリィとか、キャンディの看護婦時代に仲良くなった偏屈おじさん(車椅子に座ったまま死んじゃう)がマクレガーさんで、自分を引き取ってくれたお金持ちと勘違いしてしまうとかスゴイ細かいところだけ妙に覚えてるから記憶ってのは厄介なものです。とりあえずコスプレ大好き♪ならばローリーにナース服か寄宿舎時代の制服でも着て歌っていただきたいものですね。いっそ二人でナース服着てみてはどうだ。ナスティ・ハビッツのように。

再見

2005-11-07 | 音楽
最近椎名林檎の1st「無罪モラトリアム」ばっかり聴いています。二枚目までは大好きで買っていたのですが、シングル3枚同時発売をやられたときに「グレイかよ!」と三村ツッコミしたまま離れてしまいました。ギブスと罪と罰の二枚同時発売のときは気にならなかったのですが、3枚ってちょっと無理。まあその前のカバー集がすでにいまひとつだったというのもあるのですが。1stと2ndのSM二枚組は本当に好きだった。珍しくヒットチャートに入るミュージシャンでCD欲しいとまで思える人が出来たと喜んだものです。だって田舎の小さいショップにも置いてあるし!

初めて聴いたときからもう、メロディラインの創作センスには圧倒されましたね。1stとかほんとに名曲ぞろいで、今聴いてもやっぱり好き。歌そのものはそれほどうまい人ではないとは思いますが、それを補って余りある作曲の才能があったのでしょうね。作詞の独自性が話題になることも多かったですが、こっちはなんと言うか、洋楽好きな人なんだなあという印象。洋楽の歌詞の和訳っぽい詞。それでもやはり、サビだけ耳障りのいい言葉で誤魔化すような、凡百の女性ボーカリストとはレベルが違うものを歌っていたと思います。そうそう、歌は別にそれほどハイレベルだとは思わなかったけど、歌い方はけっこう好き。今多い、息を吐きながら歌うタイプの女性ボーカルが私は苦手なので、椎名林檎のクリアでソリッドなボーカルスタイルは気に入っていました。

しかし現在、東京事変を聴く気にならないというのが自分でも不思議です。絶対ソロの女性ボーカルよりバンドスタイルの方が好きなはずなのに。たまに音楽番組などで見る東京事変のビデオ見ても、それほど惹かれないんですよ。「幸福論」なんてCMで流れてるの聴いて、すぐさまショップに走ったのに。こういうのは理屈じゃないので、あえて聴いてみようとも思わないのですが、決して椎名林檎の才能が朽ちたとは思っていません。そのうちまた何かきっかけがあって、楽しみに聴くときが来たら、そのときを楽しめばいいだけの話なので、いつか来るかもしれない再会を待っていようと思っています。と言いながらシュガーキューブス好きだった私は、ビヨルクとは再会できなかったなあ…。

大食い選手権本戦

2005-11-06 | その他
白田が…! まさかのドクターストップで敗北となった本戦の衝撃がまだ薄れません。あーでもこれが現実。とりあえず山本卓也くん優勝おめでとう。

先日予選と一回戦が行われた大食い選手権の後半が本日放送されたわけですが、白田が勝つと信じて疑わなかった私にはかなりのショックでした。と言うか途中の卵ご飯でもちょっと危なかったのが、今になって思うと兆候はあったのか…。白田はいつも決勝までは一位を取らず勝ち進み、最後でその底力を発揮するタイプだったので、今回もまたそれかと思って安心していたので本当に驚かされました。あの圧倒的だった白田が負けたのか…射手矢…じゃなくて西川に負けるだけではなく山本くんにも。これは、かつての白田の強さを知っている人間にしてみたら本当に信じられない結果ですよ。しかもまさかドクターストップで。

以前大食いがブームだったあたりでの白田は本当に敵無しでした。小林尊が強かったけど、結局あの子も白田には及ばなかった…というより白田が本当に圧倒的だったんですよ。分かりやすく言えば、白田=江田島平八 小林=大豪院邪鬼 射手矢=剣桃太郎といったランクで、山本くんなんて私の中では男爵ディーノあたりに位置してる認識だったんですが。余計分かりにくいですか。とにかくびっくりした、白田が負けるところを見ることになるとは思ってもいませんでした。

それはともかく、今回も面白かったです。しょっぱなで落ちてしまいましたがギャルソネちゃんが相変わらず良かった。最後まくれば残れたであろう時間に、てんぷら食って終わりって最高だよ。アナタこそ赤阪さんのあとを継げる女だ。しかも終了後藤堂くんのてんぷらまで食べてるし。ああいう人こそテレ東の大食いに必要な人材です。ぜひ次も出て欲しい。

あーそれにしても白田があ。最後山本くんを伺っていたあのドS丸出しの冷たい目に期待していただけにショックですよ。でも大食いは若いうちの数年がピークで、その後はどうしても食べられる量が落ちるそうなので、これもある意味しょうがないのか。盛者必衰、ついにその日が来たと悲しいけど受け止めるしかないですね。これからは山本くんにがんばって欲しい。でも白田と西川もまた登場して、かつての勢いをまた見せて欲しいな。最盛期にあのラーメン90分なら、40杯越えはかたかったと思う。

コープス・ブライド

2005-11-05 | その他
見てきました。感想は例によってネタバレ含むので反転。でもこれ携帯から見るとまるで意味ないんですね。今頃気付く私にびっくり。

先日見てきたチョコレート工場もティム・バートンが好きなので行ってきたのですが、そのティム・バートンの何が一番好きかって「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」なんですよ。なのでチョコレート工場より、同じアニメーションのコープス・ブライドに期待しておりました。映画好きの方にはもう常識なのでしょうが、ティム・バートンの映画音楽をいつも担当していて、ナイトメアでは主役のジャックの声も演じたダニー・エルフマンの曲が素晴らしい。コレクターズ公式の日記で、小里さんも書いておられましたが。ナイトメアはビデオもサントラも買いましたよ。今でも大好き。というわけで今、ナイトメアのサントラ聞きながらこれ書いてます。キッドナップ・ザ・サンディクローズは名曲だよな…。

いやナイトメアの話じゃなくてコープス・ブライドか。これもチョコレート工場と同じく、世界観と言うか舞台がやはり奇妙で美しくて非常にいい雰囲気でした。効果音がいいんですよ、靴音とかドアを開ける音とか大好き。ミュージカル調の冒頭で、もう不思議な世界が始まる予感にどきどきしました。

ストーリー自体は、悲しい物語でありながら、全体に漂うブラックで微笑ましい空気が中和しているので、とても楽しく見ていられました。ビクターとビクトリアのカップルがもう可愛くて。こういう場合、エミリーがいやな女になりがちだと思うのですが、可哀相な過去と、人の弱みに付け込みきれない気高さで、とても魅力的なキャラクターになっていますね。エミリー、冷静に考えたらかなり悲惨な死に様だけど、地下の住人達ののんきで愛嬌のあるキャラクターに救われてるなあ。でもバーキス卿(だっけ)を最後追い詰めるときの「もう生者じゃないよ」にはぞくっとさせられましたね。ああいう胸のすく展開大好きだ。地下の住人、ハロウィンタウンの住人を思い出させる、不気味で面白くて可愛い奴らでした。

ビクターとビクトリアは結婚したあと、ちゃんとあの両親の元から離れて暮らせるのか、貴族の対面を重んじて、二人だけで別の家を構えることを許されないんじゃないかと、見終わったあと非常に現実的な心配もしてしまいましたが、そういうことは考えない方がいいですね。とても童話的で、かつブラックユーモアたっぷりの面白い映画でした。スクラップスが可愛すぎ。ゼロを思い出します。


ところで映画が始まる前に「あらしのよるに」の予告が流れたのですが、あれヤバイ、私見たら絶対泣く。というか予告でもう泣きそうでした。ああいう展開弱いんですよ。種族を超えた友情のために命を懸けるってもう字にしただけで泣けてくる。もともと涙もろい方ですが、その私のいくつかある「絶対泣くツボ」のひとつだと思います。何故かは分かりませんが。

お久しぶりです

2005-11-04 | その他
ずいぶん遅れましたが、アナタキコウのラジオレポをアップしました。先日の日記に書いたように、ここ数日福本伸行のまんがを読みまくっていたので、他に何も出来ない状態でした。まさに寝食を忘れて読むという状態で、三日で4回くらいしかご飯食べてません。当たり前ですが体重が減って体脂肪が跳ね上がった…。あんなに必死で作り上げた筋肉が消え去っていったわけです。悲しい。食事抜くのは危険なので皆さんは気をつけてください。

そこまでして読まなくてもと言われそうですが、読みたいものがそばにあるのに読まないというのが我慢できないタチなのでもうダメでした。一応あらかた読んだので、今こうしてブログにも手を付けられるのですが、いやあ面白かったなあ。福本伸行と言われてぴんと来ない方でも、「賭博黙示録カイジ」と言われれば思いあたるのではないでしょうか。たくさん貸してもらったけど、確かにカイジの面白さは万人受けするし完成度も高くて非常に気に入りました。他の漫画になりますがキャラクターの強烈さで言えば「天」「アカギ」に出てきた赤木しげるがすごかったですね。今深夜アニメになっているそうなので見てみよう。こんなに存在感のある人物をフィクションで生み出せるってのはすごいなあ。かっこいい。

カイジが万人受けするって書いたけど、よく考えたらスゴイ強引かも(笑)。アレは人を選ぶかもなあ。実際私もシーンによっては読み返すのが辛いほど「痛いまんが」だと思う。今流布している意味での「イタイ」ではなく、読者の痛覚を刺激するようなという意味で。それ以前に、絵が独特すぎてその時点でダメな人も多そう。姉に薦めようと思ったけどやっぱり断られた。私は絵が下手でも話が面白いまんがが好きなので気にならないのですが(と言うかそういう漫画家の本ばっかり読んでいたら、いつの間にか絵が下手なまんがが好きになっていったようにも思う)、あの絵はちょっとすごいよな(笑)。そういうのが気にならない人には、きっと面白く読めると思いますが。

久しぶりに麻雀が打ちたくなりましたが、面子がそろわないので我慢して雀ゲーでもしようかな。スーファミの極どこ行ったかなー。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-11-04 | ANATAKIKOU
「いけないところで」で始まった今回、「ここから30分は僕たちアナタキコウが時間をいただいてるわけですが、毎週毎週すみませんどうも」と何故か謝る藤井さん。「そんなことないです。謝ったらだめです」と松浦さんのフォロー、「素晴らしいミュージックをね。素敵なトークをね」とホクちゃまもやる気です。受験生の子からのメールが読まれたのですが、その彼女は「12/6のTOKUZOで甘い種の不思議が聞きたいです」とリクエストしていました。「やります!」と勝手に断言した松浦さん。「嘘」「大丈夫ですか」とうろたえるメンバーに「こういう声は大事にしていきましょう。これで受かるかもしれません。パワーを与える仕事です」と答えていました。甘い種の不思議は私も大好きなので、やると言ってもらえて嬉しい。便乗して楽しませていただきたいと思います。

キューティフォンがかかったあと「いいですね。軽快かつロマンチックなメロディ」と自画自賛する北條さんに「ロマンチックですかこれ。僕はソ連ロックって呼んでますけど」と松浦さんが突っ込みます。ロシアじゃなくソ連なのがミソのようです。このときも藤井さんの説明にいちいち「ウン!」って可愛くお返事する松浦さんの声が聞けましたが、この言い回し気に入ってるんでしょうか。

今夜の絶品は松浦さんのみうらじゅん。なんか好きだってのすごく分かる(笑)。「もともと大島渚ってバンドやってたんですよ」と紹介してましたが、大島渚の前にすでにイラストレーターやってなかったっけ? 特に大ファンというわけではないので私の記憶も怪しいですが。大島渚って、漫画家の喜国雅彦もメンバーでしたね。全国の仏像をいとうせいこうと紹介する本、「見仏記」の話をすると「自分が興味持ったことが全部仕事になってるんやね」と、藤井さんが感想を述べ、「もうそれがすごい尊敬してるんですよ、うらやましいです」と松浦さんが答えていました。他には「勝手に観光協会」などの紹介、流行り言葉などもたくさん作っていますと言われたそれが「マイブーム」「クソゲー」などらしく、私もそれは知らなかったので驚きました。男友達にすごく慕われていて兄貴的存在だと評し、「僕もこっちのほうに行きたいんでよろしく」と締める松浦さんに「自分で言うな」と突っ込むメンバーでした。

アナタキコウのあなたに聞こうのコーナー、送られてきた疑問のうち、すぐに解決できてしまう小ネタもたくさんあるらしく、それをいくつか紹介する小ネタ集を2週に分けて送ることになったそうです。

まず、「無視することをシカトと言いますが、その由来は?」の質問。自分達で考えることを放棄したメンバーがすぐに答えに行っていました。「シカト、とは花札の十月の絵柄『鹿の十(とお)』が略された言葉で、十月の絵柄は鹿が横を向いたもの、つまりそっぽを向いている状態をシカトということになった」そうです。博打打ちから発生した言葉なのでしょうと結論が出ていました。

続いて「『にっちもさっちも』の意味を教えてください」と質問。「ニッチーさんとサッチーさんって人がおったんちゃう…?」と松浦さんが真面目な声でつぶやくとほぼ同時に「答えまーす!」と無視した藤井さんでした。「そろばん用語が語源です。にっちは二進(にしん)、さっちは三進(さんしん)の音が変化した言葉で、二進とは2÷2、三進とは3÷3のことで、ともに割り切れる言葉ですが、それを踏まえて、2でも3でも割り切れない、計算がうまく行かないことを、二進も三進も行かない、にしんもさんしんも行かない、にっちもさっちも行かない…となったようです」と説明した藤井さんに「最後だけエライ飛びましたね! うまくグラデーションになりませんでしたね」とすかさず突っ込む松浦さんでした。

最後は「そうめんと冷麦の違いはあるんですか?」。これに関し、松浦さんと藤井さんは冷麦を食べたことがないらしく、ぴんと来ないのだそうです。地方によるんでしょうか、ちなみに私が唯一苦手な麺類がこの二種なので、私も違いとか分かりません。メンバーの中で食べたことのある北條さんがお答え人でした。「違いはあります。それは太さです。JASの企画で決まっているんです。冷麦が長径1.3ミリ以上1.7ミリ未満、短径1.0ミリ以上1.7ミリ未満のものを言い、そうめんは長径短径共に1.3ミリ未満のものを言うそうです」。ものは一緒で、純粋に太さだけの違いだそうです。「こんな細かいことまで国で決まってるんですか」と感心するメンバーでした。ちなみにJASの規格では、冷麦より太いものがうどんだと北條さんが付け足すと、「うどんってその延長上にあったんですか!」と更に驚く松浦さん、「ふやけたらそうめんが冷麦になったりすることもあるの?」と疑問を投げかけますが「一番食べごろのときに計ってください」と、なんとも面白い答えをする北條さんでした。そこで「ざるそばと盛りそばって、アレ出汁の違いだけやって知ってる?」と問いかける北條さん。「一番出汁でやるのがざるそばで、二番出汁以下が盛りそば」。「麺は深いね」と締めていました。あれ、以前読んだまんがでは一口ずつつまんで盛るのがざるそば、一人前をそのまま盛るのが盛りそばだと書いてあったんだけどそうじゃないのかな。うーん、麺は深いです。

最後のトーク、あなたに聞こうのコーナーに質問を寄せてください、と募集しているとき「こうやってどんどん知っていったら、すべてを知ってしまうんかな。その先に何があるんやろう」と、妙に哲学的なことを言い出す松浦さん。「それこそみうらじゅんさんみたいに、それを仕事に出来な意味が…」と言いかけ、「あれ、やらしいこと言うた今俺」と我に帰る藤井さん(お金大好き@松浦さん)がオカシイ。「でもモテ度は確実に上がる。モテていこうぜ」と前向きな北條さんでした。「もう秋も深まってきたけど、衣替えした?」と聞く藤井さんに「衣替えとかせえへん。基本的には」と松浦さん。「全部出しっぱなし!?」「そうやなあ、基本的には」とのことでした。皆さんも風邪をひかないように気をつけてください、と藤井さんからの優しい言葉で今週は締められました。

おことわり

2005-11-02 | その他
福本伸行を全巻借りてしまったので更新できません。アナタキコウのラジオレポ含め、しばらくお休みさせてもらいます。と言っても私は読むの早いので明日中には何とかなると思いますが。ヤバイこれ面白い…。

びっくり

2005-11-01 | 音楽
コレクターズのQちゃんが別口でやっている「チリヌルヲワカ」のベーシストイワイエイキチさんが浅田信一くんのサポートとバクチク今井が別口でやっている「Lucy」のサポートをやっているという事実をさっき知りました。

なんか意外につながりあるねえ。