ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

お久しぶりです

2005-11-04 | その他
ずいぶん遅れましたが、アナタキコウのラジオレポをアップしました。先日の日記に書いたように、ここ数日福本伸行のまんがを読みまくっていたので、他に何も出来ない状態でした。まさに寝食を忘れて読むという状態で、三日で4回くらいしかご飯食べてません。当たり前ですが体重が減って体脂肪が跳ね上がった…。あんなに必死で作り上げた筋肉が消え去っていったわけです。悲しい。食事抜くのは危険なので皆さんは気をつけてください。

そこまでして読まなくてもと言われそうですが、読みたいものがそばにあるのに読まないというのが我慢できないタチなのでもうダメでした。一応あらかた読んだので、今こうしてブログにも手を付けられるのですが、いやあ面白かったなあ。福本伸行と言われてぴんと来ない方でも、「賭博黙示録カイジ」と言われれば思いあたるのではないでしょうか。たくさん貸してもらったけど、確かにカイジの面白さは万人受けするし完成度も高くて非常に気に入りました。他の漫画になりますがキャラクターの強烈さで言えば「天」「アカギ」に出てきた赤木しげるがすごかったですね。今深夜アニメになっているそうなので見てみよう。こんなに存在感のある人物をフィクションで生み出せるってのはすごいなあ。かっこいい。

カイジが万人受けするって書いたけど、よく考えたらスゴイ強引かも(笑)。アレは人を選ぶかもなあ。実際私もシーンによっては読み返すのが辛いほど「痛いまんが」だと思う。今流布している意味での「イタイ」ではなく、読者の痛覚を刺激するようなという意味で。それ以前に、絵が独特すぎてその時点でダメな人も多そう。姉に薦めようと思ったけどやっぱり断られた。私は絵が下手でも話が面白いまんがが好きなので気にならないのですが(と言うかそういう漫画家の本ばっかり読んでいたら、いつの間にか絵が下手なまんがが好きになっていったようにも思う)、あの絵はちょっとすごいよな(笑)。そういうのが気にならない人には、きっと面白く読めると思いますが。

久しぶりに麻雀が打ちたくなりましたが、面子がそろわないので我慢して雀ゲーでもしようかな。スーファミの極どこ行ったかなー。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-11-04 | ANATAKIKOU
「いけないところで」で始まった今回、「ここから30分は僕たちアナタキコウが時間をいただいてるわけですが、毎週毎週すみませんどうも」と何故か謝る藤井さん。「そんなことないです。謝ったらだめです」と松浦さんのフォロー、「素晴らしいミュージックをね。素敵なトークをね」とホクちゃまもやる気です。受験生の子からのメールが読まれたのですが、その彼女は「12/6のTOKUZOで甘い種の不思議が聞きたいです」とリクエストしていました。「やります!」と勝手に断言した松浦さん。「嘘」「大丈夫ですか」とうろたえるメンバーに「こういう声は大事にしていきましょう。これで受かるかもしれません。パワーを与える仕事です」と答えていました。甘い種の不思議は私も大好きなので、やると言ってもらえて嬉しい。便乗して楽しませていただきたいと思います。

キューティフォンがかかったあと「いいですね。軽快かつロマンチックなメロディ」と自画自賛する北條さんに「ロマンチックですかこれ。僕はソ連ロックって呼んでますけど」と松浦さんが突っ込みます。ロシアじゃなくソ連なのがミソのようです。このときも藤井さんの説明にいちいち「ウン!」って可愛くお返事する松浦さんの声が聞けましたが、この言い回し気に入ってるんでしょうか。

今夜の絶品は松浦さんのみうらじゅん。なんか好きだってのすごく分かる(笑)。「もともと大島渚ってバンドやってたんですよ」と紹介してましたが、大島渚の前にすでにイラストレーターやってなかったっけ? 特に大ファンというわけではないので私の記憶も怪しいですが。大島渚って、漫画家の喜国雅彦もメンバーでしたね。全国の仏像をいとうせいこうと紹介する本、「見仏記」の話をすると「自分が興味持ったことが全部仕事になってるんやね」と、藤井さんが感想を述べ、「もうそれがすごい尊敬してるんですよ、うらやましいです」と松浦さんが答えていました。他には「勝手に観光協会」などの紹介、流行り言葉などもたくさん作っていますと言われたそれが「マイブーム」「クソゲー」などらしく、私もそれは知らなかったので驚きました。男友達にすごく慕われていて兄貴的存在だと評し、「僕もこっちのほうに行きたいんでよろしく」と締める松浦さんに「自分で言うな」と突っ込むメンバーでした。

アナタキコウのあなたに聞こうのコーナー、送られてきた疑問のうち、すぐに解決できてしまう小ネタもたくさんあるらしく、それをいくつか紹介する小ネタ集を2週に分けて送ることになったそうです。

まず、「無視することをシカトと言いますが、その由来は?」の質問。自分達で考えることを放棄したメンバーがすぐに答えに行っていました。「シカト、とは花札の十月の絵柄『鹿の十(とお)』が略された言葉で、十月の絵柄は鹿が横を向いたもの、つまりそっぽを向いている状態をシカトということになった」そうです。博打打ちから発生した言葉なのでしょうと結論が出ていました。

続いて「『にっちもさっちも』の意味を教えてください」と質問。「ニッチーさんとサッチーさんって人がおったんちゃう…?」と松浦さんが真面目な声でつぶやくとほぼ同時に「答えまーす!」と無視した藤井さんでした。「そろばん用語が語源です。にっちは二進(にしん)、さっちは三進(さんしん)の音が変化した言葉で、二進とは2÷2、三進とは3÷3のことで、ともに割り切れる言葉ですが、それを踏まえて、2でも3でも割り切れない、計算がうまく行かないことを、二進も三進も行かない、にしんもさんしんも行かない、にっちもさっちも行かない…となったようです」と説明した藤井さんに「最後だけエライ飛びましたね! うまくグラデーションになりませんでしたね」とすかさず突っ込む松浦さんでした。

最後は「そうめんと冷麦の違いはあるんですか?」。これに関し、松浦さんと藤井さんは冷麦を食べたことがないらしく、ぴんと来ないのだそうです。地方によるんでしょうか、ちなみに私が唯一苦手な麺類がこの二種なので、私も違いとか分かりません。メンバーの中で食べたことのある北條さんがお答え人でした。「違いはあります。それは太さです。JASの企画で決まっているんです。冷麦が長径1.3ミリ以上1.7ミリ未満、短径1.0ミリ以上1.7ミリ未満のものを言い、そうめんは長径短径共に1.3ミリ未満のものを言うそうです」。ものは一緒で、純粋に太さだけの違いだそうです。「こんな細かいことまで国で決まってるんですか」と感心するメンバーでした。ちなみにJASの規格では、冷麦より太いものがうどんだと北條さんが付け足すと、「うどんってその延長上にあったんですか!」と更に驚く松浦さん、「ふやけたらそうめんが冷麦になったりすることもあるの?」と疑問を投げかけますが「一番食べごろのときに計ってください」と、なんとも面白い答えをする北條さんでした。そこで「ざるそばと盛りそばって、アレ出汁の違いだけやって知ってる?」と問いかける北條さん。「一番出汁でやるのがざるそばで、二番出汁以下が盛りそば」。「麺は深いね」と締めていました。あれ、以前読んだまんがでは一口ずつつまんで盛るのがざるそば、一人前をそのまま盛るのが盛りそばだと書いてあったんだけどそうじゃないのかな。うーん、麺は深いです。

最後のトーク、あなたに聞こうのコーナーに質問を寄せてください、と募集しているとき「こうやってどんどん知っていったら、すべてを知ってしまうんかな。その先に何があるんやろう」と、妙に哲学的なことを言い出す松浦さん。「それこそみうらじゅんさんみたいに、それを仕事に出来な意味が…」と言いかけ、「あれ、やらしいこと言うた今俺」と我に帰る藤井さん(お金大好き@松浦さん)がオカシイ。「でもモテ度は確実に上がる。モテていこうぜ」と前向きな北條さんでした。「もう秋も深まってきたけど、衣替えした?」と聞く藤井さんに「衣替えとかせえへん。基本的には」と松浦さん。「全部出しっぱなし!?」「そうやなあ、基本的には」とのことでした。皆さんも風邪をひかないように気をつけてください、と藤井さんからの優しい言葉で今週は締められました。