ハッピー&ラッキー

コレクターズとピロウズとANATAKIKOU、その他音楽やいろいろ。

ヒートフォニックスFeaturing ANATAKIKOU

2005-09-08 | ANATAKIKOU
アナタキコウにとっては2週間ぶりのラジオ、私にとっては一ヶ月ぶりのラジオレポです。冒頭は先日行われた名古屋インストアの話題。最後のインストアだったこともあって、「僕はすごい感情こめて歌ってしまいましたよ」と言う松浦さん。そこへ「じゃあ最初の方の、福岡大阪で見た人はどうなるんだよー」と北條さんのツッコミ。「いや全部そうなんですけど。でも特に途中のアーチ、超えてという曲では気持ちが入ってしまって」と松浦さんの弁明に「そうやったね、確かに歌い上げてたね」と同意してました。

この日の「今夜の絶品」は北條さんの紹介する「アンチェイン」という映画。どうでもいいけどアンチェインでグーグル検索したら、トップにアダルトアニメだかゲームだかのページが来てびっくりしました。これは現実にいたアンチェイン舵というボクサーを中心としたドキュメンタリーだそうです。ボクサー時代一勝も出来なかった舵、引退して会社を設立するもうまく行かず、酒を浴びるように飲み、婚約者は親友と結婚、精神病院に入るまでに。そういった状況下での男の友情を描いた作品で、ホクちゃまは感動して映画館で泣いてしまったそうです。北條さん、こういう泥臭い男の世界好きみたいですね。私もちょっと弱いのですが、弱い自覚があるのであまり触れないようにしています。私の場合は純粋な感動とはちょっと違う、本当に好きな人から見るとバカにしているのかと怒られてしまいそうな視点もあるので。そのあとかけられた曲は、この映画の音楽を担当しているソウルフラワーユニオンの前身ニューエストモデルの「こたつ内紛争」。またしてもSFUの影が。やはり私に聴けと何かが言っているのでしょうか。何かは分かりませんが。

「アナタキコウのあなたに聞こう~チャ~」と意味不明のタイトルコールに「チャー出たね」と笑う藤井さん。今松浦さんが気に入っているそうです。

質問は「虫さされの薬の名前って変なものが多いですね、由来が知りたいです」とのこと。さっそく「ムヒ」の由来のコメントが流れました。お答え人は池田模範堂の方。他に比べるものがないほど優れた商品、ということで、「無比」と付けられたそうです。さらにベープの由来を、フマキラーの企画の方に聞いて来たというコメントが続きます。VAPOR(蒸気)が語源で、殺虫成分を蒸発させるというところから名前がつきました、とのこと。ちなみにフマキラーの名前は、fly&mosquito killerの頭文字から取ったそうです。「これは日本語に直すと、蝿、蚊、殺し屋、になります」と淡々と語るのがおかしかった。コメントが流れた後メンバーも案の定そこに食いつきます。「殺し屋、って言葉が妙に耳に残ります」「ちょっと関西弁でしたね」と楽しそう。「フライ、モスキート、キラー…言葉遊びが大好きなので反応してしまいました」と松浦さん。しかし「キンチョーはどうしたんですか!?」と気付いたメンバーが、スタッフに聞きます。「キンチョー忘れてますよね? 夏が終わるので大至急です」と、指令を出す藤井さんでした。次週流れるのかな。

曲が終わって始まったのは、最近メンバーが追っている「どちらにしようかな天の神様の言うとおり」の続きコメント。前回もいくつかコメントを流していましたが、毎回これがエンディング前のジングルになるそうです。それにしてもこれ、本当に地方色が豊かで面白いですね。関西方面では「柿の種」が最後に付くのが多いようですが、初めて聞いた。メンバーも引き続き追う予定だそうです。追った先に何があるのかさっぱり判らないところがまたいいですね。

愛・地球博

2005-09-07 | その他
万博行ってきました。もうへとへと。6時間くらい歩きっぱだったのに、何でうちの姉はあんなに元気なんだ。モリゾーとキッコロと写真撮ったりおみやげ買いまくったりとものすごいエンジョイしてやがりました。私は疲れて眠くてしょうがないのに。結局もうギブと言って帰ってきたのですが「閉場までいたかったのに」と文句まで言われるしまつ。パワフルすぎるぜ。

でも結構面白かったです。リトアニア館でリトアニアビール、ベルギー館でベルギービールとワッフル、オーストラリア館でベジタブルラップ、スリランカ館でゴタンダバロティ、モンゴル館で岩塩ソフトクリーム(例の水色ソフト)食べてきました。一番おいしかったのはベルギーワッフル。アレは並ぶ価値あるね! 他のもまあまあおいしかった。ベジタブルラップは悪くはなかったけど、お昼時だったのかオーストラリア館で1時間近く並ぶことになってしまって、そのわりには普通だったかなー。姉のワニロールも一口もらったのですが、わにって意外と肉は淡白なんですね。

食い物の話ばっかりでアレですが、もともと食い物目当てで行ったのだからこれでいいのだ。姉は大好きなのですが、私はたいして可愛くないと思っていたモリゾーとキッコロが、若い女の子に写真攻めにあっているのも見れて面白かったです。モリゾー、縄文時代から生きてるってすごいな。キッコロも「男の子でも女の子でもなく、どちらでもある」ってなんだそれ雌雄同体か、カタツムリかお前は。

ZIP-FM SHOWCASE LIVE “TELL ME”Vol.27のこと。

2005-09-06 | ANATAKIKOU
9/12に名古屋の今池ボトムラインである、ZIP-FM主催のイベントに当選しました。ANATAKIKOU、メレンゲ、sports、Hi-ACEが出演。ものすごい簡単な応募方法だったので(ZIP-FMのサイトの、該当ページにあるアイコンクリックしただけ)本当に応募できてるのかとすら不安になったりもしましたが当たって何よりです。ところがこれ、一枚でペア1組2名様ご招待なんですよ。私一緒に行く人がいない…。別にライブに一人で行くのは慣れっこなのでいいのですが、せっかくの当選なのでちょっと勿体なく思い、ここでもう一人分の枠を募集してみます。もちろんアナタキコウのファンでなくても、メレンゲやその他の出演者のファンでもかまいませんよ。そういえばメレンゲ見るのもう3回目だ…。今までコレクターズと対バンが2度あったんですよ。妙に縁がある子達です。けっこう好き。あと、アナタキコウに興味はあるとかだけでも問題なし。入場だけ一緒に入っちゃって、そのあと別行動でいいのでお気軽に。行きたいと思った方はこちらにメールください。

himebaya@mail.goo.ne.jp

人数分のチケットがあるわけではなく、はがきを持って入場形式のようなので、待ち合わせ等、時間を守れる方に限らせていただきます。一応11日(日)の夜まで。

今日の悩み。

2005-09-05 | 音楽
さっきの更新、内容薄いのに異様に長文で反省。

10/21~23の、大阪MINAMI WHEELに行くかどうか迷ってます。21日にコレクターズとアナタキコウが出るので、行く価値はあると思うのですが、万一同じ時間帯にかぶってしまったらと思うと恐ろしくて。タイムスケジュールが出てから悩んでみようかなあ。チケット代は安いのですが、交通費がかかるのと、ライブハウスを数ヶ所使用してのイベントということで、人気のあるバンドに入場規制を気にしなければならないのが辛い。去年だったっけ、コレクターズと浅田信一が出たので、本当に直前(前日くらい)まで行くかどうか考えて結局行かなかったんですよ。一番の原因は、確実に目当てが見れるという保障がないこと。これは私に、イベントやフェスを楽しむ余裕がないということでしょうか。貧乏性。今回どうしようかな~。コーヒーカラーは22日か…。日にちがずれてると見れないと思うし、同じだと時間帯がかぶるか気になるし。

もうちょっと考えてみます。

東京のおいしいもの

2005-09-05 | その他
よくライブのために東京に行く私ですが、そんなにグルメ情報持ってるわけではありません。よく同行するSさんが、事前に「この街ならここにおいしそうなお店があるよ」と、調べてくれるありがたい人なので、それについて行くだけ。それでも好きなお店は少しあるので、それの紹介してみたいと思います。

まず東京で一番好きと言っても過言ではない、今まで何度も行った蒲田の「歓迎(ホァンヨン)」。中華料理屋さんなのですが、ここはもう激美味いのに激安いんですよ。ぎょうざのおいしいお店アンケートか何かで一位になったんだったかな? 食べるときには注意しないと肉汁が吹き飛びそうになるほどジューシーなぎょうざがお奨めメニューです。それだけではなく、ラーメンもその他のメニューもどれもこれもみなおいしい! その上量も多いので、数人で行って、いくつかのメニューをみんなで食べるのがいいと思います。金土日の予約は5人以上からでないと受け付けられないそうなので注意。あとここでのお気に入りは、ジョッキを冷凍しておいて、そこに超冷えたビール(名古屋弁で言うときんきんに冷えた)を入れてくれるので、シャーベット一歩手前なほどの冷たいビールが出てくることです。たまりませんよ。ただ、夏場は暑いのと注文も多いであろうことからか、そこまで冷え切ったビールではないこともしばしば(それでも通常よりもずっと冷たいんですが)。シャーベットビールを楽しみたい方は、盛夏は避けるといいかもしれません。

こういうお店紹介では無しなのかもしれませんが、チェーン店の居酒屋「土風炉(とふろ)」。JRの駅近辺に多いので、ご存知の方も多いと思います。私はまた例によって蒲田店が好きなのですが、先日ここに入ったときに、お昼のメニューに温蕎麦がやってなかったんですよ。真夏だからかな? と思いつつ、一年を通して温蕎麦好きの私は「温蕎麦やってないのか~」と思わず口に出してしまいました。するとちょうど店員さんが注文を取りに来ていて、「…やってもらえるか聞いてきましょうか?」と言ってくださったんです。もうあからさまな自分のおばちゃんぶりに赤面しつつ、でも温蕎麦食べたかったので(九条ねぎたっぷり蕎麦がおいしい)「お願いします」と恥を忍んで頼んだところ、作っていただけて食べることが出来たのでした。親切だ~! そのあと注文表を置きに来たときにその店員さんが「出来る場合もありますので、お気軽に聞いてくださいね」と言ってくださったのもありがたい。土風炉の店員さんはみんなもれなく接客が丁寧で、その点においても好きなお店なのですが、今回は特に嬉しかったです。でもお恥ずかしい。接客だけでなく味も大好き。温蕎麦や定食はお昼メニューなのですが、夜の居酒屋メニューも充実していておいしいです。一番好きなのは出汁巻きたまご。行くと必ず頼みます。すごくいい出汁が効いてるんだー! あと、時間限定の出来立て豆腐も暖かくて柔らかくていい味。

上でも書きましたが、私は蕎麦が大好きで、特に温蕎麦のかけに目がありません。かけ蕎麦なら食券で買うようなチープな蕎麦でもおいしくいただけます。要するに全然グルメじゃないのですが、それでも最近ちょっと感動したのが浅草の「藪そば」。本当はSさんが事前に調べておいてくれたお蕎麦屋さんに行く予定だったのですが、そこがお盆でお休みだったんです。残念、とがっかりしたのですが、こういうときはその代わりに入った店がおいしいことが多いから、そこに期待だ! と異様なポジティブさで我々が向かったのが、ホテルの近くのそのお店。つゆと蕎麦とねぎのみ、という、私の好きなタイプのかけ蕎麦に、何故か本わさびがついてきました。温蕎麦には珍しいね、と言いながら、入れて食べてみるとわさびの風味がアクセントになってなかなかおいしい。しかし本わさびの本領発揮はここからでした。食べ終わって、つゆに蕎麦湯を入れて飲んでみたところ(かけにこれも珍しいと思うのですが、私が無知なだけかも)、ここで本わさびの風味がすごく効いて、とてもおいしかったのです。ここか! ここで仕事をするのか! と、嬉しい衝撃。シンプルなものしか食べてないのに、組み合わせに驚かされたお店でした。あと、浅草という土地柄のせいか、私達の後ろで食べていたおじいさんの集団が、みんないい音を立てて蕎麦をたぐっていたのが印象的。粋だなあ。将来はああいう蕎麦好きになりたいものです。

同じく浅草、私が酔っ払って醜態をさらした「神谷バー」。ここは以前も書きましたが、電気ブランというカクテルがとても安くておいしいです。1階はバー、2階はレストラン、3階は割烹料亭になっていて、2階にしか入ったことはないのですが、そのレストランの料理がどれも美味かった。先日はカツカレーを食べたのですが、そのカツがカツ丼に使いたいほどおいしくて(分かりにくい表現ですが、私の中でのカツ丼は、カツ料理の最高峰)、一見少なめなお皿だったのですがすごいボリュームでした。あとやっぱり、フライドポテトのほくほくぶりも忘れがたい。

これもチェーン店ですが、とんかつの「井泉」。トレードマークのぶたが可愛い。ここで以前食べたカツサンドが最高の味でした。札幌のデパ地下で見つけて思わず買ってしまいましたが、おいしかったのですが、やっぱりお店でキャベツの千切りとともに食べる出来立てが最高。人生で一番のカツサンドでした。ちなみに五反田店。

改めて見ると、Sさんに連れて行ったもらったお店が多いです。やっぱり事前に調べておくのがおいしい店を見つけるコツなのか…。今週、姉と愛知万博に出かける予定なので、そこでのおいしいもの情報はネットで調べてから行ってみようと思います。検索したら、なんか水色のソフトクリームとか出てきたけど。

アメージングストリート

2005-09-04 | コレクターズ
旅行中に2週分の放送があったアメストですが、Sさんのおうちで見せてもらうことが出来て全部試聴できました。2週分は小里さんとQちゃんの東京探索。本当は江ノ島にロケのはずだったのに、花火大会のための交通規制(だったかな?)で予定が変更になってしまったそう。でも観覧車に乗ったりお蕎麦屋さん行ったりと楽しそうでした。

今週はその続き、お蕎麦屋さんでおなかを満たした二人が再び車で移動します。その最中に見つけた何かを見て二人「あー懐かしいね」と言い始めました。何かと思ったら東京大学。コラ。「ずいぶん変わっちゃったねー」「学生が変わっちゃったよね」「昔は牛乳瓶の底みたいなメガネしてたのにね」と適当なことを言ってましたが、ちゃんと最後に「本気にする人がいると困るけど」とフォローも入ってました。この辺にコー&カトと違う人の良さを感じます。ちなみに小里さんのお父さんは本当に東大に行っていて、名前を光さんというそうです。音読みにすると「小里光(おりこう)」ということで、名前の通りにいい大学に行っていた、とのことでした。

明治大学を通った時には、以前学祭でよくライブをやっていた場所ということで話も盛り上がります。「変わっちゃったねー。これじゃ勉強しないよー」とコメントするQちゃんの発言が面白い。スカパラと一緒にやったときに、小里さんはトイレでMCの人に「今日はよろしくお願いします」って声をかけられたそう。ちゃんとしてるな、と感心したそうです。「最近はどのバンドと対バンするときも、握手してお茶菓子勧めるけどね」と話すQちゃん。「ロック界の千利休」と妙な事を言い出しました。それに小里さんも乗っかって「入り口狭いんだよね」「Qって千利休のQだったんだ」などと盛り上がってました。

明治大学での学祭のあと、小里さんがコータローさんと飲んでいたら、バーでバーテンダーからグラスをすーっと滑らされ「あちらのお客様からです」をやられたそう。振り返ってみるとファンが手を降っていたそうですが、粋なのか寒いのか微妙なラインの話です。

他にも車中で「御茶ノ水って名前がいいよね、日本的で」と話し出すQちゃん。子供の頃過ごしていたアラスカでは、その当時ですでに水道水は飲めなかったそうですが、日本では飲めたということで、お茶+水という名称が昭和を感じさせて好きなのだそうです。

コータローさんとマルコシアスバンプの出会いの場、という謎の店「宮地楽器」を通り過ぎたりしながら、二人は台東区の谷中銀座商店街へ。下町が舞台になるときロケにも使われるような場所なのだそうです。確かに昭和テイスト満載でいい雰囲気。途中お肉屋さんで谷中メンチ(小里さん)とハムカツ(Qちゃん)を購入。「ジャンクな感じがいいね」とおいしそうでした。それを食べながら総括。「本当は江ノ島ロケだったんだけど…水着着て泳ぐ気満々だったんだけど」と言ったQちゃん、「ビキニのスゴイの着てきたのに」と変なことを言い出します。「リオデジャネイロの海岸にいそうな奴ね」と小里さん。「小里くんはふんどしだよね」と言われて「OLD&NEWな感じで」と答えています。「でも、楽しかったね」とまとめ、最後にカメラに向かって「Thank You very much」で締めていました。

場所は変わって金曜分は、先日のクアトロの楽屋から。4つの椅子にQちゃんを除いた3人がかけています。「アメスト撮るからどこにも行くなって言ってたのにもういない」とあきれた様子のリーダー。「小学校のときいたよね、こういう奴」と言いながら、カバー集の話に。この日のライブで演奏するということで、もうリハーサル終えてへとへとだったそうです。

8月はライブを7本もやったというコレクターズ。トラブル続きだったというその月を振り返るということでまず8/1のお台場ビーナスフォート。「もう田舎者がいっぱいでね!」とさっそく性格の悪い発言の加藤さん。そこへQちゃんが戻ってきました。「今ビーナスフォートの話してたんだ、Qちゃんどうだった?」と振られ、「良かったねー」とありえない反応をするQちゃんに、笑ってしまったメンバーでした。

次週はあの、仙台地震に関して、テレビ局にインタビューされた話が聞けるそうです。私は結局そのニュース画面見れてなかったので、流してくれないかなー。

お買い物

2005-09-03 | その他
分かりにくいかもしれませんが、マグカップです。左は見ての通りユニオンジャック、右はBIFF BANG POWと同じくロンドンの地下鉄路線図がデザインされています。これ100均で買ったんですよ。atダイソー。時々こういう可愛いのあるからあなどれない。

今日はホームセンターで猫のえさが安かったので、大量に買い込んできました。うちは猫を多頭飼いしているので、ネコ缶の値段はほんの数円でも差が大きくなります。今日は通常より60円も安く売っていたので、あるだけ全部買ってきました。これを我が家では「山賊買い」と呼んでいます。「一つも残すな! 根こそぎいただくぜ!」とカートに乗せ、買って来た缶詰を車から降ろすときも「おかしら、これが今日の稼ぎですぜ」とか言いながらやると雰囲気が出ていい感じです。とりあえずレジで数を数えるとき、店員さんが一所懸命笑いをこらえているのが恥ずかしかったです。すみませんカルカン3個パックを98個も買って。

BIFF BANG POW

2005-09-02 | コレクターズ
コレクターズのモッズカバーアルバム「BIFF BANG POW」を聴きまくっています。一曲ずつの感想記事書こうかと思ったのですが、原曲知らない状態でそれもどうかと思い、ただの全体感想を。スミマセンここからコレクターズというか加藤ひさしに対するものすごい盲目信者感想が出てくると思うので、そういうのが嫌いな方は、読まないか薄目で見て失笑するかの選択をよろしくお願いします。

まずジャケットがかっこいいですね。同時発売のベスト盤と対になるようなデザインになってるせいで、通常なら表の面に裏ジャケが来て、裏にリッケンのボディが描かれてるこの妙なアンバランスさがぐっと来る。そもそもこの、リッケンのボディをロンドンの地下鉄路線図で表すってアイデアがいい。加藤さん、服装とかいろいろなところでセンスを疑問視されてる節があるようですが、やっぱりいいセンスしてると思うなー。

内容はさすがに、リーダーが好きな曲ばかりってことで、いい曲が満載ですね。でも何が好きかって聞かれたら、プラグミーインと恋のイナキュレーションと答えてしまいそうな駄目なわたくし。だってイナキュレーション良すぎる…。先日のクアトロでも、「みんなが一番好きな曲」と言ってメイビートゥモローやったのですが、そのMC聞いて素で「イナキュレーション!?」と思ってしまったほど。モッズ好きな方には、原曲も知らない素人がと思ってくださって結構なのですが、ほんとこのアルバムの中で見劣りするどころか、すごい存在感だと思ってしまうのですよ。クアトロおまけCDでもらったときからいい曲だなーと思ってましたが、あらためてこういう、そうそうたるナンバーの中に放り込まれて、それでも輝きが衰えないのってすごくないですか。「からっぽの頭…」から続く、コータローさんとの掛け合いなんてもう震えるほど良い。「そういうシステムなのさ ぐずぐずしないで 今 出て行こう」の歌詞も、なんというかさわおがあこがれるのがよく分かる、自分が受け入れられない状況に対する静かな諦めが感じられてたまらない。

自分が若いころに出会っていても、好きになったかどうかは怪しいと思っていたコレクターズですが、この曲に会っていたら分かんなかったな。当時ブルーハーツが大人気で、それの劣化コピーのようなバンドが雨後のたけのこのようにデビューしまくっていた80年代後期から90年代初頭。ブルハは好きで聞いてましたが、どうしても青臭いビートパンクが苦手で、音楽的には好きだったけどパンクムーブメントみたいなものに抵抗があったこわっぱの私には、このイナキュレーションに代表される、加藤ひさしの冷めた孤独感は魅力的に映ったかもしれないと思ってしまいます。それも青臭いと言ってしまえば確かにそうなんですが、10代の若造にはちょっとしたことが違って見えるんですよ。そして今はそんな繊細さも無くしてしまっているのかもしれないと思うと、いいんだか悪いんだか。

なんか自分の思い出話になってしまって脱線してしまいましたが、もう一曲の加藤さん作曲「プラグミーイン」。これ、マジェスティック・フォーで出された時点ですでに一番好きな曲だったので、今回マジェからこれがピックアップされてとても嬉しいです、しかしおバカな歌詞だなあー。加藤さん、クアトロで妙にMCがエロモードだったのは、この曲に代表されるように、アルバムの日本語詞がわりとバカエロテイストだったからでしょうか。でもそんな歌詞なのに、加藤さんの歌の上手さでか、まったく下品に聴こえないところが素晴らしい。「たとえば宇宙を 旅するアポロと ソユーズさ」のところなんて大好き。ソユーズって名称がなんだかとても素敵な単語に聞こえてきますよ。演奏も好きなんだーこの曲。マジェのころと、あんまり大きくアレンジも変わっていなくて嬉しかった。その点も他の曲と同じように、原曲に忠実に、ってのを守ったのかな?

よくMCのネタで、出版社を通じて作曲者に英語で手紙を書いて許諾を申請したという話をしていましたが、普通そういうのレコード会社とか事務所がやることですよね。その辺を自分でやっちゃうのって、というかやらざるを得ないんでしょうが、でもかっこいいなあ、ミュージシャンだなあって思ってしまいます。コータローさんが、事務所の閉鎖などで大変だった時期に、自分達で何とかやっていたことを振り返って、「ギターを弾く場所を自分達で作るのもロックバンドの仕事」だと言っていたのを思い出しますよ。今回のカバーも、時間も予算もけして潤沢だったわけではないはずなのに、何このクオリティ。音もいいし歌も演奏もうまいし、なによりいい曲ばっかりで聴いててすごく楽しい。

ただ唯一惜しいと思ってしまったのが、このカバーアルバムを出すに当たって、THE BIKEの新録というアイデアもあったとインタビューで聞かされたこと。なんだようモッズファンではなくコレクターズファンの私にしてみれば、そっちのほうも聴きたかったよー。今回カバー集が出たって事は、もうその企画はお蔵入りですか。それともアイデアが出たわけだから、これからに期待してもいいんですか。一時期ライブでやっていた「だから僕らは」が、ものすごい好きなのでぜひまた聴きたいです。それ以外も小出しにされてるバイク時代の曲、いい曲ばっかりだしなー。こういう企画盤(企画盤言うな)ばっかり出すわけには行かないだろうから、次のアルバムは通常のスタジオ盤になるんでしょうが、バイクの新録アルバムもいつかは出して欲しいですねえ。

加藤さん作曲の2曲以外で何が好きかを書こうと思ったけど、割と全部満遍なく好きなことに気付きました。あえて言うなら2、4、10、11曲目かな。13曲目の「シャララ」もいいね。おっさんたちのシャララ、ってコーラスが可愛いよ。

北海道のおいしいもの

2005-09-01 | その他
現在も、お土産のとうきびチョコを貪り食いながらこれを書いていますが(ダイエットは…)、北海道ほんとに食べ物がおいしかったです。いろいろ名物的なものも食べたので、ちょっと紹介してみましょう。

まずラーメン。何はさておきラーメン。麺類は何でも好きですが、ラーメンはその中でもトップクラスです。蕎麦とタイマンだともしかしたら負けるかな。でもいい勝負見せそう。そんなラーメンをまず最初に食べたのが、札幌の「狼スープ」。店の名前がいいね。道中の日記で、有名人のサインがたくさん飾ってあったってのはここです。にんにくがガツンと利いてて、非常においしいラーメンでした。みそだけど、くどくなくてでも濃厚で私好み。北海道に着いて初日に入ったラーメン屋だったので、真夏のラーメン屋にエアコンが入ってないという衝撃も含めて印象深いです。

旭川に移動して最初に行ったのは、「蜂屋」。旭川に住んでいたことがあるSさんがお奨めのその店は、焦がしラードが特徴のにごりしょうゆでした。旭川ラーメンってにごりしょうゆなんですね、勝手にみそかと思ってましたよ。少々焦げくさいので、苦手な人は苦手でしょうが、私は気になりませんでした。スープが二層になっていて、あぶらでふたをする形になっているので、いつまでも熱が冷めず熱いままだそうです。冬に食べたら暖まるんでしょうね! と、8月の真っ昼間に思いました。

そして北海道の最終日に、二年ぶりに会った旭川の友人Mさんと3人で入ったのが「橙ヤ」。ほかの2店に比べてメニューが豊富で、しょうゆも黒と白など選べるようになっています。あと、あぶらも3種から選べるのが嬉しい。私はたまねぎを頼みましたが、にんにくもおいしそうだった…。ねぎラーメンは、あまりの具の量の多さに、一気に入れるとスープが冷えてしまうので、少しずつ入れてくださいと注意書きとともに具が別皿で運ばれるという状態。ここもとてもおいしかったです。

そのMさんの車に乗せてもらって、Sさんと(なんか風俗っぽい略称になってしまいましたが偶然です。まあSさんはほんとにSさんですが)、美瑛から富良野へとドライブしてきました! 地元の二人も行ったことない位の観光地然とした観光地をめぐって、富良野で入ったケーキ屋さん「フラノデリス」。ここのチーズケーキ、ドゥーブルフロマージュが! もう食べると動きが鈍くなるくらい美味いんですよ! 現在富良野に住んでいるSさんは、もうそこまでの感動は薄れてしまっているようですが、私とMさんは二人して動きが緩慢になっていました。更にふらのミルクを使ったミルクプリンも最高! 両方ともこってりしててすごくおいしいのに、くどさがまったくなくて、少食のMさんが「これならいくつでも食べられる」と評した程です。というか味に比例するお値段で、更に郵送してもらうとクール便の送料(しかも北海道から)がかかるんですが、私今日取り寄せちゃったよ…。だっておいしいんだもん(加藤さんのまね)。いや、楽天の期間限定ポイントが今日までだってメール来たから…500円しか安くならないけど…っていうか誰に言い訳してるんだよ…。

そのあと、更にちょっと進んだところにあるチーズ工場とアイスクリーム工場に行ってきました。事前に予約しておけば、手作りチーズやアイスクリームが体験できるそうです。我々が行ったときにはすでに夕方だったので、それは終わってたのですが、普通にアイスクリームは買えたので食べてきました。私は基本の「ホワイト」、Mさんはこってりしておいしかった「チーズ」、Sさんは変化球「ホウレンソウ」を注文。それぞれおいしかったけど、チーズが一番だったかなあ。北海道は牛乳がそもそも濃厚でおいしいせいか、砂糖を入れ過ぎなくても素材の甘味だけで充分お菓子がおいしいんですね。私おいしいって言いすぎ。ちなみにこのアイスのあとで、我々は上記の橙ヤでラーメン食べました。よく入ったもんだ。昼はお寿司だったのに。そうそう、そのお昼に入ったお寿司屋さんもおいしかった。回転寿司だったのですが、回転寿司がもううまいって素晴らしい。しかも安い! お皿が120円と220円の二種類しかないって! いくらもうにもあわびもみんな220円ですよ! なにこの価格破壊ぶり。

今北海道といえばジンギスカンでしょうか。狼スープでお昼ご飯を食べた夜に、ジンギスカンで有名な「だるま」に行こうとしたのですが、すごい行列で見るだけで諦めてしまいました。さすが今ブームになってるだけのことはある…。そこで旭川で、Sさんに連れて行ってもらった焼肉屋さん「炭や」。普通の焼肉屋さんなのですが、やはりそこは北海道、ちゃんとラム肉も置いてあります。ここはすごく安いのにすごくおいしくて、二人で満腹になるまで食べてビールもジョッキで二杯ずつ飲んで、確か一人2000円行かなかったと思う…。私は焼肉はタレ派なんですが、ここは塩で、でもとてもおいしかった~。塩派に転向しそうな勢いでよかったです。

あとはライジングサンで食べた「S」のスープカレーかなー。どっちにしろ食べたかったので、ライジングに有名なお店が出店していたのはラッキーでした。これもおいしかった!

こんな時間(AM2:00)に思い出すとおなかが減ってきそうな内容に。地元の友人に案内してもらったせいか、ハズレをつかまされることがなく、どこもとてもおいしかったです。SさんMさんありがとう! また行きたいよー。