蒼い芝生の傍らで

サッカー観戦記および日常の出来事等

最近読んだ本:『凸凹デイズ』

2010年03月02日 23時40分24秒 | 
弟の退院が、明日に決まりました!!(喜)
退院の日は会社を休んで駆けつけようと思っていたのですが、上司一家が流行りの腸炎ウイルスで全滅したらしく、休暇申請が出来なくなりました★今年も有休、切られるなぁ・・・(涙)

ここ2ヶ月位の間で結構本を読んでいたのですが、今日読み終わった本の紹介です。日経ナントカのメールニュースでオススメされていた、山本幸久さんの『凸凹デイズ』です!

【ストーリー】
デザイン専門学校を卒業したばかりの主人公・凪海は、凪海を含めて3人しかいないデザイン会社・凹組で、日々お菓子の包装紙やグラビアのレイアウト作成の仕事をこなしていた。
ある日、遊園地のリニューアルオープンに備えたコンペで、凪海のデザインしたキャラクターが採用された!突然のビッグチャンスに喜ぶ凪海だが、ロゴデザインはライバル会社QQQが受注しており、QQQの女社長・醐宮は凹組と一緒に仕事はしたくないと言う。
自分の愛するキャラクターを世に送り出したい凪海は、凹組代表の大滝に勧められて『出向』と言う形でQQQに入る。優秀な凪海を引き抜こうとする醐宮と、引き抜かれまいとする凪海。遊園地の仕事を続けながら、熾烈な攻防が幕を開ける・・・

山本氏の作品を初めて読みましたが、面白かったです!
デザインという仕事を通じて、色んな人の人生が交錯する、人間模様の濃いお話でした。合間・合間に呑んで・歌って、主人公達が様々な問題に悩みながらも物凄く楽しそうであったのも、面白かった所です♪夜通し呑んで歌って、事務所に泊まって仕事をする。入社当時はこんな事もあったなぁ・・・と、昔を懐かしく思ってしまいました(今やったら、確実に三行半を叩きつけられますが★)。
日経ナントカの触れ込みでも、この辺りの事が書かれていたので、紹介文で選んで間違いなかった1冊でした!!会社勤めが疲れてしまった方に、オススメです♪

本を買った時は『棚に1冊』と言う感じでしたが、最近アゼリアの有隣堂で2列に平積みされているのを見てビックリしました!実際に手にとってレジへ向かうお姉さん(若い女性が多く見られました)もいて、勝手に「よしよし!」と頷いてみたりしました☆
この作品のタッチが軽快だったので、読物としても読みやすかったです。また好きな作家さんが増えて、嬉しい限り♪他にも文庫が出ているようなので、本屋さんにチェックに行かないとと思いました!!
コメント (4)
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