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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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努力をして合格しよう!

2012-10-05 09:18:23 | 学習全般

ここ数年、都立高校はそれぞれの学校の特色を前面に打ち出し

募集する生徒象も明確にしています。

進学だけでなく部活動が活発な学校や専修学校など

多種多様ですね。

 

最近気になるのは親御さんの希望する学校と

本人の希望する学校の違いで悩んでいらっしゃるという話です。

成績も良く、進学校に進んで欲しいのに

お子さんは、どうしても学生のうちにしておきたい事

(部活動や専門的知識)を扱ってくれる学校に行きたい!

と折り合いがつかない・・・・・

一件、第三者からしてみると羨ましい話ですよね

しかし、親御様にしてみれば本当に深刻な悩みです

どちらの意見を通したとしても、その選択が正しかったのかが解るのは数年後でしょう。

お子さんの意見を通したとすれば、固い信念をもって入学し高校生活はきっと充実して

これで良かったとその時は思えるでしょうね。

 

随分昔になりますが、ある方に息子の進学につて相談した事がありました

優秀な学歴があり、社会でも活躍されているかたでしたから信頼もしていました。

「それなら、ここの大学がいいんじゃないかな?」

なんていう、言葉を期待していたのですが

頂いた返事は

「どこに入ったかでは無くて何をしたかが問題だよ」

と言われました。

その言葉を否定するつもりはありません、ここでも「努力」を見ているんだという事は

わかりますが、やはり今でも釈然としません。

ただ、幸せや価値観はその子にしかわからないのですから

親の意見というものは二の次なのかもしれませんね。

 

持っている学力以下の学校に進む事は本当に正しいのか?

ここで気になるのは努力をせずに合格する事です。

例えば今の偏差値が60と出ているのに志望校は53など

学力の差がある高校を希望し努力をせずに進むという場合です。

 

高校も大学も今推薦制度の見直しをしていますよね

企業も推薦で通ってきた人材を良く思わない傾向が出ています。

その裏には「努力をしてきたか?」

という事があるように私は思っています。

高いハードルを越える努力が人生には必要で、それを乗り越えてきた

経験と自信をもって社会に出てきて欲しい!

ということではないでしょうか?

 

学生は学業が仕事だと思います。

その学業をないがしろにしてしまうなら、社会に出て有望な人材になれるでしょうか?

進学が全てとは言いませんが

「努力して掴み取る事」

この時期の大切な経験だと思います。

 

この時期

まだ合格圏にとどいていない生徒さん、もう少し努力してみましょう!

「頑張ったーー!」

大声でそう叫びたくなるくらい努力してみましょう!

良い事が沢山待っていますよ!!

 

~努力に勝る天才なし~

です!!


中学受験はどんな受験か

2012-10-04 11:00:00 | 受験生さんへ

公立中学に行かせるか、中学受験をして私立に行かせるか・・・

と小学生のお子さんをお持ちなら悩まれる事でしょうね。

私も中学受験を息子と一緒に経験しました。

本音で言えばこの時期なんて遊ばせてあげたい!という気持ちもあります。

しかし、やはり受験を・・・とお考えの場合にいくつか事前に知っておいて頂きたい事があります。

 

中学受験の特徴は何と言っても算数です。

確かに中学で習う公式が必要な訳ではありませんが、学校で習う範囲の学習では

1問も答えられないかもしれません!

学校の成績が優秀であったとしてもです!

国語も同じ事が言えます。

随分前に書いたのですが、高校受験(都立)に使われた文章問題の文章は

中学受験生の練習問題の中にありました。

背景や心情を読み取るにしても決して簡単ではない事がわかりますよね。

さらに、漢字は勿論、四字熟語・慣用句・ことわざ・文法・・・

これらをしっかり覚えておかなくてはいけません。

東京の中学受験は4教科が主流です

社会は通常4年生で地形図の読み取りを完璧にし

各都道府県県庁名、工業地帯、気候などの暗記や歴史上の人物にも

詳しくならなくてはいけません。

理科では中学生で言う所の1分野2分野の両方をかなり深い所まで学習する事になります。

学校での授業では太刀打ちできませんので

学校の授業が疎かになる生徒さんもいます。その事を良く思わない先生方もいらっしゃいます。

 

山と積まれた教材にうろたえない小学生は稀でしょう

毎日のように勉強が待っています。

中学受験は親との二人三脚とよく言われるのは

家庭学習が合格へのカギを握っているからとも言えると思います。

高額な塾代を払い、時には塾を掛け持ちして日曜日も塾に入り浸っても

更に家庭での学習が必要なんです。

そこまでやっても望んだ結果を見られない事もある。

受験は合格を見るまで決して安心はできません。

 

いかがですか?

そんなに大変なら止めた方が良いかしら・・・と思われましたか?

本当に大変です!

特に母親は大変です!

しかし、そんな大変な思いを乗り越えたからこそ得られる物があるとも思っています。

親子の絆や信頼関係、そして何よりお子さんの自立です。

お子さんのこれからの長い人生の中で中学受験を乗り越えた経験は

きっと宝になると信じています。

学習した事は無駄にはなりませんよね

合格を勝ち取れれば何よりです。どの塾も合格の為に必死です

しかし全員が合格とはならないのが現実ですから、万が一の事を考えて

その場合でも、やって良かったと思える受験をする事が大切なのではないかと思います。

受験する学校のレベルによって苦労の度合いに多少の差はありますが

どのご家庭にとっても、そのお子さんの中学受験は一度きりですから

しっかりとサポートして行きたいですね。

 

中学受験ってどんなものだろう?

と思っていらっしゃる親御様のご参考までに書いてみました。


今強化すべき学力

2012-10-02 14:04:49 | 学習全般

昨日は塾内生の保護者様と進路についてお話をさせていただきました

気軽に来ていただけるのが嬉しいです。

先週末の夜は講師全員とミーティングをしましたが

なぜか昨日は授業後に高校受験について話が盛り上がり

夜中になってしまいました。

そこへまた夜中にも関わらず、電気が付いている事に気が付いた

講師が教室に寄ってくれて・・・と

不思議な1日でした。

 

講師との話し合いはとても貴重な時間です。

講師が生徒の学力をどこまで把握しているか、入試までの流れを考えたご指導になっているか

等が一つになっていなくてはいけません。

当教室は気が付けば、国立・早慶という優秀な皆さんが講師として頑張ってくれています。

中学受験を経験した講師さんも多いです。

中には小学低学年から進学塾に通っていた講師もいます。

そうした実体験を塾内生さんに活かしてご指導できる人材に恵まれた事は

私にとっても塾内生さんにとっても本当にラッキーな事です。

 

そうした講師と進路について熱く話をしていると

生徒さん達の問題点や弱点がしっかり浮き彫りになってきます。

以前から書かせていただいていますが、やはり“集中力”の問題は大きいですね。

長時間、机に座っていてもダラダラと過ごしてしまうお子さんは

なかなか伸びません。

「もう終わったの?」というくらいさっさと済ませてしまうお子さんでも

集中して学習出来ていれば伸びています。

集中力やけじめの問題が根強く深い!

 

弱点については教科を問わず“読解力”と“想像力”そして“理解力”が問題です。

どの教科でも読解力が無ければ解答できません。

唯一、社会は暗記教科なので点数を取り易いのですが

入試になった時、それまで社会を必死に学習してこなかった生徒さんでも

勉強慣れしているなら、直に得点できるようになるでしょう。

やはり、主要3教科の中でなにか一つでも得意な教科を見つけたいですよね。

 

中学受験の算数のような難解な問題と高校受験ではかなりの違いがあります。

高校受験は公立一般校と私立でも難易度や出される範囲も大きく変わりますから

志望校を決める上でその学校の入試問題がお子さんと合っているかを検討する事も

場合によっては必要となるでしょう。

 

この時期中学3年生さん達は中学総単元学習を終了し、入試レベルでの復習を始めています。

上位校狙いと一般校狙いでクラス編成し少人数での授業も並行しています

レベルは違っても、どの生徒さんも“読解力”に今苦しんでいます。

特に数学では、文章からどの公式を当てはめた式を作ればいいのかに時間がかかります

新指導では計算力に加え文章力が必要ですから

国語の得意な生徒さんの方が有利になっていく傾向がみられます。

 

また国語ですが、今までは得点できていた生徒さんも今回の定期テストでは

「あまり良い結果を出せなかった」という人も多いはずです!

国語は理科のように2つに分けて文章と文法のテストになっていますから

どちらかが苦手だと高得点は取れなくなりました。

 

中学生、まして受験期に読解力を付けなくては!と焦っても

暗記のようにはいきません。

私は、小学低学年の頃からしっかり身につけるべきだと考えています。

小学低学年はお稽古事のような教室に通っている場合も多いですが

そこでしっかり読解力や文法を学び次の学習の基礎となっているでしょうか?

計算力も漢字も必要な学力ですが、いざという時にお子さんを支えてくれる学力とは

“読解力”だと昨日は強く考えさせられた日でした。


生きる力を育てる教育って?

2012-10-02 13:02:03 | 学習全般

新指導が掲げていえる「生きる力」とは一体何でしょうね?

単純な私は「困難回避力?」とふと思ったのですが・・

誕生学を授業に取り入れようとなどのお話もあるそうで

人としてのベースの底上げをしようとしているのはわかります。

しかし、現実はどうなのでしょう

学校では先生方は自由ではありません。

先生方は「本音」で話す事はできません。

“人”を育てる人が“人”として子どもたちと関われないって

変な世の中ですね。

どんな授業を追加してもそこが変わらなくては変わらない気がします。

 

話は逸れますが、私は長男を育てた時は「公園デビュー」なんていう言葉はありませんでした。

公園に連れていき日光浴をさせていれば

「何ヶ月ですか?」「女の子さんですか?」などと自然と会話が生まれ

同じ公園で遊ばせるご家庭と仲良くなっていくものです。

公園で子どもに遊具を使わせるのに「大人のルールが必要」とされる事に

違和感を感じます。

子ども達は実体験をしながら、親にアドバイスされながら

問題と向き合い、解決に向けて自分の力で学んでいくのが自然なはずですからね。

 

私もそうですが「子どもを守る」という事が下手になっているのかもしれません。

いつまでも守り続けられる存在であるかのように過保護になり完璧であろうとします。

例えば

経済的に困難であるにも関わらず、子どもには多額のお子使いを与えていたり

不必要と感じながら高価なゲームや携帯を買い与えたり

親を侮辱し罵倒してもじっと耐えて

いつの間にか子どもは自分が「お姫様、王子様」だと勘違いしはじめ

社会適応能力が低下している事にも気が付かない。

子どもの進学に指揮棒を振って、当の本人の意思はどこにあるのでしょう?

就職にも深く関わる親御さんを見て

この国はおかしいと呆れている世界の目を大義名分のもとにはねのける。

 

安全で高い生活水準を誇るこの国の子ども達が

なぜか不憫に思えてくるのは私だけでしょうか。

 

学校教育が変わっても生きる力は育たないと思っています。

それどころか、難易度やボリュームアップした学習について来れず

2極化のスピードがアップする事の方が心配です。

 

今年度の都立高校推薦入試は各高校に委ねられる事になり

評価基準が統一されることはないということになったそうです。

それよりも問題だと思うのは

「自分の行きたい高校の事を自分で調べる事もしない」

他力本願な姿勢です。

入試に失敗は許されません。でもそれも本人の力で切り開いて初めて

価値のあるものになるのではないかと思っています。

 

厳しい書き方になりましたが、生きる力は誰かが与えてくれるものではなく

子ども本人が切り開いていくものだという事です。

親はそれを支えてあげる存在であるべきだとも思っています。


教育の秋!

2012-10-01 09:34:42 | 学習全般

私のような年齢の皆様は秋というと何を思い浮かべますか?(因みに40代ですが・・)

読書の秋・・・学問の秋・・

それとも、天高く馬肥ゆる秋ですかね

学校では、“秋の大運動会”なんてありましたね

(今の学校では運動会は実施される季節も随分バラバラになった気がしますが・・・)

 

日が落ちるのも随分早くなりました

お家で過ごす時間もその分長くなるはずの子ども達ですが

時代が違いますね、小学生でも高学年ともなると

真っ暗な中、公園等で遊んでいるのを見かけ心配になります。

 

当教室の秋は、“検定の秋”です!!

英検・漢検

合格を目指して頑張りましょうね

小学生さん達にとって、この検定の学習はメリットが沢山あります。

学校以外のテストという事で、難易度も違い、多くの知識が必要ですね

その為の「角度を変えた学習」ができます

また、合格という目標を持って学習する事はいずれ来る受験に有利なだけでなく

抵抗感も少なくなると思います。

 

10月は当教室では学習内容やシステムに変化があります

小学生少人数クラスに向け準備も進んでいますが

高校受験生さんたちも此処から目標校に向けクラス別授業がはじまります。

ここまで身につけてきた知識をいよいよ受験に向けていきます!

競争意識、弱点克服、強い自分を造り上げる!

知識だけでは受験に勝てませんから、付随する攻略法をこれから身につけていきます。

 

受験学年ではなくても、秋は復習のスタートをして

現学年での重要単元を取りこぼしの無いように習得し来年につなげたいですね!

 

なかなかやる気を見せてくれないお子さんにお困りのご家庭も多いかと思います。

そこで一つ提案ですが

「お母さん、お父さん自身の学習の秋」

にしてみてはいかがですか?

読書や趣味で新しい本を購入したり、マラソン(ウォーキング)を日課にしたり

習い事を始めるのもいいかもしれません。

親の私達が生活習慣を変えて、新しい発見にワクワクする生活を送っていると

子どももおのずと変わって来るものです。

それこそが教育に繋がるような気もします。

子ども達って大人達の事、よく見ていますよ!

 

楽しい秋の始まりです

みんなで成長したいですね