東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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検定を受け続ける意味

2013-04-30 09:50:00 | 学習全般

明日から5月ですね。

検定に関して、まずは漢検の受付が終了となります。

前回の検定で志望した級に受かった生徒さんも含め、検定学習は続けて行く方が良いと思っています。

今回初めて検定を受けられる親御さんからは

「安くてビックリした」というお話をいただきました。

そうなんですよね。3級くらいまではビックリするお安さです

気軽にチャレンジして自信を付けて欲しいという事でしょうかね

 

志望級に合格した人でも続けて次の級にチャレンジしていく事。

ただし、3級以上は急に難易度が上がって来るので

準2級まで順調に受けて行かれれば良いかと思うんです。

 

昨日は3級を受ける生徒さん達に、3級の過去問を使って小テストを授業前に実施しました。

実際3級に合格している生徒さんもいましたが、結果は・・・?

合格していない生徒さんの方が出来ているんですね・・・!

合格したという安心感で、勉強を怠ってしまうと直に忘れてしまうのが人間の脳でしょう。

 

英検にしてもそうです。

不合格だった生徒さんの方が、より長い時間その級を勉強するので

結果的にはそちらの方が定着度も高く、後々躓く事が無いのかもしれません

 

また、検定を受けると決めているのに

それに向かって勉強しないのなら受ける意味もありませんよね

受けると決めた方は、そこに向けて

計画を立て、実行するという手順が必要となり、

その経験が大きな入試にも役立ってくる

 

志望級に受かったら終わりでは無いんですよね

先ほども書きましたが、直に忘れてしまうのが人間の脳です

繰り返し、繰り返して学ぶことで定着して行くのですから

合否に関わらず、真摯な態度で検定を受けて行く事が

大きな成果に繋がるという事だと思います。

 


GWは自然と大人が教師です

2013-04-29 09:22:38 | 学習全般

良いお天気のGWですね。

私は残念ながら長期連休は無いので、日曜日になるべく出かけています

昨日は1日伊豆半島めぐりをしてリフレッシュしてきました

今日は通常授業です

 

最近の事、いつも拝見させていただいている数名の先生方の記事が

たまたま同じ話題だったので印象に残っていたせいもあるかと思うのですが

子どもを指導するはずの「大人の言動がなっていない」という話に

残念ながら実感を深めてしまいました。

もちろん、感心な親子連れの方もいらっしゃいましたけどね

 

私は東京に住んでいます。なので大自然との触れ合いは

遠出した時でしか味わう事が出来ません。

せっかくです。子どもを連れて行った時、ただ連れて行くのではなく

そこから多くの事を学べるように指導してあげて欲しいと思うのです。

 

昨日感じた一例を書きますと・・・

立ち寄ったのは南伊豆の波勝崎苑。お猿さんが放し飼いになっている海岸の一角です

檻越しではなく、こうして間近にして触れあう事がきでます。ただ餌を上げるのは檻越しになります(危険ですからね)

赤ちゃんざるか沢山いたのですが、こうして餌を上げようとすると大人のサルがそれを許しません

餌はミカンとリンゴとサツマイモがあったのですが、私達はサツマイモを上げる事にしました。

上の写真のように手をいっぱいに伸ばしてくるので、お子さんたちは

一匹に気を取られているいる間に、他のサルに袋ごと持っていかれてしうという

悲しい事件が勃発!!

係の方も「えさ袋を檻に近付けないで」と声掛けしているのですが

夢中になるとついつい近づいてしまいます。

さて、ここで皆さんならお子さんにどんな声掛けをしますか?

 

私が子どもを連れて行ったなら・・

「お猿さんの手は想像以上にやわらかくて、指紋もちゃんとあるね。爪はどうかしら?」

「お顔の赤さが違うのはなぜかしらね?」

「なぜ大人猿は子ザルに餌を上げないのかしら?」

など、ただ可愛いというだけでなく、関心を持つように促して行きたいですよね。

餌を上げるシーンでみたお子さんは

意地を焼かして、あげるふりばかり・・・

しまいには手渡しするのではなく、投げつける・・・

ちょっと考えてみてください。

相手は猿です。記憶力もあり頭も良いですよ。

怒らせたままにしたら檻越しで無くなった時、意地悪をされるかもしれません!?

それはないとしても、その行為が良くない事だと教えるべきでしょうね。

実際、檻の外ではお子さんが威嚇され、大泣きのシーンも何度かありました。

(お子さんが物を投げたり、追いかけようとした際にです。何もしなければ何もされません)

 

あるご家庭は小さいお子さんにカメラを持たせていました。

お子さんは興味深々にサルたちにカメラを向けていましたが

「日陰ばかりにいるよ?なんで?」とお父さんに聞きました。

「なんでだと思う?」と父子の話は続き、良い学習になっているなと感心しました。

 

自然を学ぶ事、そこから道徳を学ぶ事。

せっかくの遠出ですから、得るものは大きい方がいいですよね。

っとまるで人間観察に行ったようになってしまいましたが(^_^;)

そんな事はありませんよ。

私もこうして間近にサルを見るのは初めてでしたので、学べたことは沢山あります。

餌を上げる際に同じサルばかり手を伸ばしてくるので、違うサルに上げようと場所を移動すると

付いて来てしまうので、移動した振りをしてもとの場所に戻り違うサルに餌をあげました。

それを2回繰り返したのですが、3回目は騙されず、移動した振り作戦は失敗でした・・

頭いいですね♪

広い敷地ですが、ロープが引かれ立ち入り禁止になっている所も多かったです。

見ると岩山が滑り落ち、大きな岩が転がっていたので、やはり地震の影響もあるのでしょう。

 

お子さんとお出かけの際にはより多くの事を体験を持って学べるように

大人が誘導してあげて欲しいと思った1日でした。

GW、怪我の無いよう素敵な休日を過ごして下さいね♪

 

 


GWの学習法♪

2013-04-27 13:33:55 | 学習法について

さてさて、今日から始まりましたGWです!今日の記事はお子さんと一緒に読んで頂けると嬉しいです♪

 

今年は3日~6日が長いですね

こうした長期休みにどんな学習をしようかと、(させようかと?)

いろいろ案を練っていても、実行されずに終わる事はしばしばで

なかば諦めていらっしゃるというご家庭もあるかと思います。

新学期が始まり、2学期制の生徒さん達にとっては中間テストはまだ先なので

身が入らない時期でもあると思うのですが、ここで差が付くんですね!!

 

私はいつも長期休みには「復習」に着目した学習を勧めています

普段は先に先と進めているので、こうした時に復習する事で定着度はぐ~んと上がります

GWの場合は自習で復習して下さい。塾ではしませんので(^_^;)

当教室では小テストを強化します。

漢字・単語・計算問題

それらを授業の前に行いますのでしっかり復習しておいてくださいね!

 

小学生さん(低学年)は

今まで解いてきた問題集の間違えた所をノートに問題ごと書くなりして解き直しましょう。

学校の教科書をもう一度最初から音読するのも良いですね。

いずれにせよ、低学年さんはまだお子さんだけでは出来ませんから、ご指導してあげて下さい。

 

小学生(高学年)さんは公式を見直しましょう。算数は図形の公式や単位を今一度しっかり覚えてください。

また少数や分数の計算は毎日タイムを計ってやりましょう。

6月に漢検を受ける人は勉強を始めてくださいね。

当教室では数検もありますので、(6月下旬)希望の方はそれに向かっても始めてください。

受験期に数学・算数に「強いな」と思うお子さんは数検を受けている事がい多いですよ!!

 

さて、中学生さん!

検定に中間テストにと忙しい上に部活動にも力を入れていると思います。

勉強の内容は自分の弱点に注目し、特に英単語には力を入れて学習しましょう。

中学生さんには「To Doリスト」がお勧めです。

大枠の目標を立てるより、「今日何をするか?」という本日限定の内容を朝決めます

今日の予定もある事でしょうから、そうした事を含めて考えて無理なく、でも決めた事は実行する

必ずやる事は漢字・英単語・計算問題です。そして中学生ならやって欲しいのは

「まとめノート」作りです。

主要教科だけでなく、他教科のノートも作りましょうね!

この時、TVを見ながらとか、携帯をいじりながらはタブーです!!

お母さんに携帯を預けるくらいの事はしてくださいね

「やる時はやれる子」になろう!

出来るやつはカッコいいからね♪


勿論、当教室の中学生さん達はみんなカッコいいですよ!(講師もね!)

真剣な学習時間を確保しています(*^。^*)

見た目も中身もGOOD!
本当ですよ!

中3受験生には厳しい態度をとり始めている私ですが

「なぜか?」をみんな理解しています。


GW私に威張れる過ごし方を見せてくださいね(^◇^)

さぁ、start!!

 


受験や勉強に本気で取り組むと起る事

2013-04-25 07:28:50 | 学習全般

子どもたちにとって勉強は「気が付いたらやっていた」(やらされていた?)

選択権は無く学校に通って

強制的に宿題をやらされ

大人が勝手に決めた基準で優劣をつけられて

好きな遊びは取り上げられ・・・・っと

いつの間にか不満だらけになっていくわけですが・・

 

親の願いはいつも「健康に育って欲しい」と言うstartから

「良い成績であって欲しい」等の健康である事を軸に様々な願いが肉付けされて行きます

(私も勿論その一人です)

その願いはいつしかお子さんの目標となり自分自身の願いへと擦り変わり

ある程度親の引いたレールの上を走ろうと決意した時

そこから子どもの戦い(成長)は始まるのだと思うんです

勿論全員がそうとは言いません、大方の話です

 

若干親が悪者のような書き方かもしれませんが、誤解しないでくださいね

お子さんの為に最良の選択をされている結果なのですから

 

ほとんどの場合、受験がその戦い(成長)の時となり、結果、受験を通して成長すると一般的には言われます

何が戦いなのかと言うと・・・・

自制を働かせる事、抑制する事、そして脳を酷使する事

そこに来るまでもこれらの事は指導されて来ていた事でしょう、しかし受験期のそれとは違いますね

親御さんにとってもある意味戦いが始まった訳です

体調管理やモチベーションの維持、時には学習の管理もしなくてはいけませんしね

 

初めて体験する受験は赤ちゃんの成長と同じだと思ってみてください

ハイハイしていた子がよちよちと歩きだす時、親は目を離せませんよね。そんな感じです。

そして思うように行かず、癇癪(かんしゃく)を起こす時もあったでしょう?

今、本気で向き合おうとしているお子さんはその状態だと考えて欲しいのです。

 

さて、本気になると起る事・・・

時間が足らなくてイライラする

中学、高校受験生にとっては勉強だけが生活ではありません

学校があり、部活もあり、委員会もあり、友達との付き合いもあり・・と大忙しです

自分の時間も思うように取れず、また遅れを取らないように勉強をしたくても

夜になると体力や気力の持続が難しく、そんな忙しい毎日にイライラし始めます。

 

自分でもイライラしているのに周りからあれこれ文句を言われたら更にイライラしますよね

お子さんが何にイライラしているのか、原因を察してあげてアドバイスをしてあげる方が

効果的に解消されるかもしれません

 

理解できなくてイライラする

これもまたイライラなのですが、これは学習に対してです。今までは出来た筈の事が出来なくなる

わかっているのに出来なくなる、そして小さなパニックが起きる

「こんなことくらい」と思っているのに出来ない

そんな自分が情けなくなり、投げ出したくなる

受験生にとってこれが一番辛いのではないかと思います

本気で向き合う事により、精神的な緊張があり「出来なきゃダメだ」と自分に言い聞かせる

それはいわゆる「焦り」でしょう?

なぜ理解できないのか、分析して行けば、たいした事では無いのですが

これが本人に一番のダメージとなりますね

 

周りの人は安心できるように声掛けしてモチベーションを維持する時です

 

こうしたイライラの波は次から次へと襲ってきます!!

ご家庭では、その波が暴走しないように防波堤となり、お子さんを支え続けなくてはなりませんから

それが戦いなんですよね

 

お子さんが本気で勉強に向き合うと、並行して家庭では問題も増えて行くと思っておいてもいいでしょう

右肩上がりで成績の伸びる子は稀ですし、それまでの生活習慣を崩して優先順位を変える生活に苦労が無い訳はありません。

受験生は大詰めを迎えると顔つきも変わってきます。凛と引き締まり良い意味での緊張をまとっていて

それこそが成長の証だと毎年思います。

 

今年も本気で向き合う生徒さん達とあと約300日頑張ろうと思います!

塾内生の親御様、お子様のサポート宜しくお願いします!!


中3国語の少人数学習より

2013-04-24 09:00:00 | 高校受験・大学受験

国語のクラス授業を実施しています。

これは塾内生さん達だけの為の授業です

都立一般入試では“作文”も盛り込まれていますし、知識問題より現代文が中心となります

小学生のころ、国語は苦手と思っていなくても次第に国語がわからなくなっていくんですね

なぜか?

それは、感性で解いていたものに論理的思考力を求められるからでしょう

質問の答えがなぜその答えになるのかを論理的に導かなくてはならなくなります

そして作文も論理的に筋道を立て限られた文字数の中で表現できなくてはいけませんね

下の写真は前回の授業の時に講師が書いたものです

懐かしいと思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それぞれの言葉がどことなぜ繋がっているのかを

解説しながら結びつけたものです

限られた時間の中で多くを解説する為に少々字が雑ですが、生徒さん達は必死にノートに移しながら

解説を聞いています。発言も活発です。

 

これは国語の教科にだけ通用するという狭い学習ではありません

社会も理科も読解力が必要とされる訳です、しかも論理的に!!

 

この写真を見て国語が得意だと思っていた生徒さんも

国語学習の奥深さを実感するのではないでしょうか?

 

国語は普段私達が使っている言葉をベースにはしていますが、だからと言って

通用するかと言うとそうではないのではないでしょうか?

 

語彙力不足は年々深刻化していますし、活字に不慣れなせいか

読むスピードがビックリするほど遅くまた理解力も低下しています

 

主要3教科の一つである国語を今一度考えて入試対策をして行きたいですね。