東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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理科・社会の学習が始まります~中3生~

2012-10-31 13:24:08 | 高校受験・大学受験

今週より中3生さんは理科・社会の学習が始まります。

新指導により学習量が増えたと言われている理科ですが

入試に備えて学習するにはちょっとしたコツがあります。

 

私はご指導させていただいている訳ではないので

学習方法についてはほとんど書く事が無いのですが

今日は理科の学習方法について書きたいと思います。

 

その前に・・・

社会は暗記教科ですが、以前も書いたように暗記だけではなく

繋がりも理解しながら暗記してほしいですね。

 

理科も得意なお子さんとそうでないお子さんに見事にわかれる教科ですが

受験生は好き嫌いは言っていられませんからまずは学習するしかありません。

 

理科は確かに「暗記教科」と言われています。

しかし暗記だけで点数を取れるようになるのは化学式、地学などの分野です。

化学式や元素記号をまずは覚える学習をしてみましょう。

導入されたイオン式もビックリするほど暗記が必要な単元ではない!

とわかっていれば怖くありませんね。

社会や英単語よりも覚えなくてはいけない量は少ないですから始めにその事がわかっていれば

取り組みやすいかもしれないですね。

単語長などを使っても良いと思いますよ。

 

逆に生物は少し大変です。

単体のそれぞれの場所の名前を覚える。その働きを覚える。

なので暗記が苦手なお子さんの場合は他の単元より、少しずつ進めて、何度も繰り返すという意識を

持った方が良いでしょう。

 

理科の入試問題には、暗記、計算そして実験が出ます。

よく出題される実験問題はそう多くはありませんから

過去問をよく見て傾向対策をして、練習問題を多く解きましょう。

また文章問題も増えてきています。問題をよく読み何を求められているのかを

考える習慣を付けたいですね。

 

当教室の多数の講師は理科もとても得意です。

理科が得意になった生徒さんも多くいらっしゃいます。

 

 入試に向けて理科・社会のまとめ学習を始めましょう!

得意にしたい教科~国語~

2012-10-30 10:00:00 | 学習法について

日本の義務教育の基礎となる

最も大切な教科は「国語」だとお考えになっている先生方は多くいらっしゃいます。

新指導により国語はどう変わったのか?

目につくのは扱われる古文が増えた事です

小学校では詩や俳句と言った韻文が増えましたね。

そして文法ですが

私は国文法という教科だけの時間が必要だと考えています。

以前にも書きましたが現代文と国文法でテストも先生も分かれていきています。

理科の一分野と二分野のようですね。

小学校ではなじみのなかった文法ですが(中学受験生を除き)

中学では一気に約2年間で学ぶ事になります。

(新指導導入後は小学校では指示語や接続詞などを低学年から学んでいます)

 

30人からの一斉授業で理解できるのはどの程度なのか?

ついて来れるのは何人ぐらいなのか?

心配ですね・・・

 

さて、国語が最も大切な教科という理由はこうです

「全ての教科は国語力をベースに学ぶ」からですね

国語力とは

読解力・漢字能力・語彙力など全てです。

例えば社会は暗記教科としてこれまで来ましたが、新指導では

暗記だけではダメで繋がりや関連性を理解していないと得点できない問題

に変わっているようです。

関連性を見つけるには読解力も必要ですよね。

例文から問題点を見つけだし自分なりの解決策の提案をするなどの問題には

読解力や表現力、観察力が必要です

 

最近の模試問題を見て気になるのは「語彙力」を試す問題の多さです

今では滅多に使う事のない言葉は

私たちでもその意味がすっと出てこない!なんて事もあります

それらをどこで学ぶのか?

読書をしても残念ながら身につかないと私は思っています。

現代の作家の方が書かれる文章では使用される頻度が低いからです

またお子さんたちが本を選ぶ時にどんな本を好んで読むかを考えるとわかると思うのですが

物語文、つまり小説が多い。

説明文や論説文といった堅苦しい本を手にはしないでしょう。

なので本を買うより、新聞を読んだり問題集を数多くこなす方が「国語力」は着くのです

問題集に記載されている問題文は国語の問題としてだけではなく多くの事を教えてくれますよ

新聞を読めば時事問題にも強くなり一石二鳥ですね!

 

国語が苦手というお子さんはおおいにして文章を読む事をしてきていません

つまり食わず嫌いともいえます

入門編としては小説も良いと思いますが、国語力を付けるにはそれでは不十分だと思います。

 

国語が得意になると、他教科の問題を読んでいても理解が早く

スムーズに式を立てたり、文法の並び替えをしたりする事も出来るようになります。

受験学年になる前にこうした取り組みでぜひ国語を得意にして欲しいと思います。


問題の質を考える

2012-10-29 12:56:26 | 受験生さんへ

これは受験生さんたちだけに言える事では無いのですが

会場模試、塾内テスト、その他テストにおいて言える事だと思うのですが

「問題の質」が良いか悪いかという事がありますね。

 

最近、入試問題で誤りがあった事が話題になりました。

問題を作る側も間違えるものです。しかも何度見直しをしても

その時は気が付かなかった・・・

 

昨日の模試でも少し変だな・・と思う問題がありました。

しかし模試なのであまり気にしてはいませんが

言葉の言い回し、特に日本語は難しいですね

誰が読んでも同じ意味として受け取れる文章を書くのは

とても難しいです。

人それぞれが持つ先入観や感性の差で

同じように捉えられず、全く違う答えが出てきます。

難しい問題を作ろうとするあまり、作り手の主観が入ってしまうのでしょうか?

「普通はこう考えるだろう」の普通は他人から見たら普通では無い事の方が

多いかもしれません。

こうした問題には深読みするお子さんの方が解答が出せないのではないかと

思います。

 

誰にでも間違いはあるものですから

中学・高校など入試問題を全教科

間違いなく講師、先生方なら満点を取れる!とは限りませんよね。

そうした立場の方たちでさえ間違いはあるのですから

お子さんが例えば60点でも、叱る必要は無いと思います。

努力が足らないと思われるなら、励まして諦めない事です。

 

満点を取れるならそれが一番ですが

問題の質がありますからそれを見極める力を付ける事の方が

合格には近づく結果になるのではないでしょうか?

 

この時期学校や塾ではまだ解説されていない単元や

使いこなせるまでに至っていない問題も含まれています。

ですから弱点克服を益々スピードを上げていく事になりますね

メンタル、モチベーション、体力を維持して支えていきたいと思っています。

 

少し楽観的な言い方かもしれませんが

「笑う門には福来る」です。

悲壮感を身にまとっていてはいけません!

笑顔で励ましましょうね!

一緒に頑張り乗り越えましょう!!


志望校判定と模試

2012-10-28 06:53:16 | 高校受験・大学受験

今日会場模試に参加される生徒さんは

既に起きて脳の運動をしていますね?まだ寝ている様では実力が出せませんよ!!

早寝早起きの習慣を付けておきたいところですね。

 

模試では必ず志望校判定が出されます。

志望校判定と共にその学校の紹介が記載されていますがしっかり読んでいますでしょうか?

偏差値や所在地は勿論大切です。選ぶうえでは進学率も外せません

部活動や行事、研修先など事細かにその学校を知る必要があります。

都立高校入試では一昔前とは違い

都の教育委員会から推奨された特徴を持つ高校があります。

“スーパーサイエンス”“進学指定校”などがそれですね

気に入った学校でも、文系か理系かをよく見なくては入学してから後悔します。

また英語教育に重点を置いている学校に苦手な生徒さんが入学しても

そこから英語を好きになり得意になりという順路をたどるには厳しい物があると思います。

偏差値だけで高校を選ぶのは古い考えと言えるかもしれません。

高校に行ってから伸びる生徒さんは沢山います。

 

模試は都立一般校希望の生徒さん達にとっては学校別の特徴が無いので

その結果が入試に繋がりますが、私立や自校作成問題校の場合は

それぞれの学校での特徴に合わせてはいませんので、出される偏差値は直結しません。

特に私立は学校により出題単元の差は激しいですから

出題されない単元で偏差値を落としていても今は気にしない方がいいでしょう。

志望校が出題する単元の学習が出来ていれば確実に合格には近ずいていますから

偏差値で一喜一憂はしたくありません。模試は模試です。

そうは言ってもあまりにも志望校に届いていない場合はそろそろ第一志望校を

決定する上では避けた方が良いでしょう。

例えば68以上の学校を狙っているのに60に届いた事が無いといった場合です。

今63位あり本人が強く希望しているのならこのまま続行です。

 

塾の担当講師は偏差値表よりも頼れます。

このままの志望校で良いのかはしっかりと塾側と相談して下さいね。

当教室も11月下旬から面談を行いたいと思います。

 


受験生の11月と今年度の入試について

2012-10-27 13:18:44 | 高校受験・大学受験

さぁ、来週から当教室は11月授業が始まります。

受験生さん達にとっての11月はいよいよ過去問との対決が始まります。

今までも全国の過去問を解いてきました

しかし、それは単元ごとに分かれた問題集でしたから

自分で「これは何を当てはめて考えれば良いのかしら?」っと悩む事はほとんどなかったでしょう。

上位校を狙う生徒さんと一般校を狙う生徒さんのチームに分かれての学習は既に始まっています。

個別と並行して学習していますが

11月からは個別指導、クラス別指導を通して入試対策をして行きます。

ほとんどの受験生さんが週4日の通塾

私立の生徒さんは土曜学校もあるので大変ですね

土日は会場模試や塾内テストに当てられます。

クラス授業は3時間に及ぶので、此処からは体力勝負とも言えます。

12月は土曜日も授業となりますし・・

塾から帰ったら復習と宿題をしてくださいね。

学校の宿題も忘れずに提出し授業にもちゃんと参加しましょうね。

 

11月は学校の中間テストもあります。

推薦や都立が第一志望の生徒さん達はこのテストで内申が決まりますから

油断しないでください。これだけ勉強しているのに・・・と思うかもしれませんが

入試の為の学習と学校のテストの為の学習は別です。

問題集や参考書は閉じて、学校の教科書とノート、ワークをよくよく読みこなし

漏れの無いように学習して下さい

この時、授業でノートを取っていないととても不利ですよ

教科書に載っていなくても、先生がお話された事はテストになるのですから

しっかり授業に参加して、「大切だな」と思った所は板書されなくても

ノートに走り書きするくらいの意識が必要です

 

推薦入試に関して、今年は大きな変更があった事は御承知の通りです

普通科では推薦枠の縮小と選抜方法の変更

推薦入試が厳しくなりましたね

集団討論と個別面接はワンセットで採点されます。

高校側にとっても初の取り組みとなります。学校によって採点基準や実施の方法も違うでしょう

夏に高校見学に行かれた方も、もう一度学校説明会に行かれる事をお勧めします。

特別選考枠も変更のある学校がありますので、注意して下さい。

 

この時期、受験生本人がすべき事とサポートする側がすべき事

それぞれがお子さんの入試に向け忙しく過ごしている事と思います

しかし偏差値や内申の確保に神経が行くあまり

お子さんの体力が落ちていたり

メンタルが下がっている事を見逃してしまわないように大人としては気を付けて

過ごしたい時期でもあります。

 

教室ではマスクを用意します。

受験生さんは教室に来たらマスクを付けてくださいね

これは予防の為ですから

風邪をひいている、いないは関係ありません。

逆にここからは風邪をひいたからと塾をお休みするのは認める事は出来ません。

入試当日に体調が万全だとは限りませんよね?

具合が悪くても、例え熱が出ていてもその日に入試を受けなくてはなりません。

そうした事態を考えると、体調不良で勉強を疎かにする訳にはいかないんです。

厳しいですがそれが受験です!

 

明日は会場模試の生徒さんもいらっしゃいますね

今の実力を十分発揮できる事を祈っています。

みんな一緒にファイト!!