東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

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中学2年生の冬期講習について

2016-11-30 12:16:41 | 学習塾

来年、高校受験生になる現中学2年生

冬期から1.2年生の復習学習と単元学習となっていきます

当教室は英語・国語・数学を先攻させ受験生の夏から理科・社会を行います

これは毎年の事なのですが、学校の内申もとりたい時期ですから

理科・社会は学校の成績を取ってから集中した方が効率が良いと思うからです

ただ、私立難関は理科・社会が出題される所もあるので、全てとは言えませんが

少なくとも都立一般はそうした流れで進んでいきます

 

ここまで学習した範囲の復習を今のうちからしておく目的は

生徒さん自身が復習の大切さに気付いて欲しいと思うからです

受験は復習力です

苦手な単元は勿論ですが、それ以外でも復習する習慣を付け

とくに模試等を受けた後はテストの復習もする習慣があるだけで結果は大きく変わります

また、自習に来ている時に質問できる環境があるので、それを最大限に利用し

基礎に戻ったり、応用を解いたりと幅広い学習をして欲しいと思います

 

ことしの冬休みは長いですね

学校の宿題だけでなく、こうした取組みを始める時期です

今年は受験生の冬期合宿がありますので、年末の1週間は受験生はほぼ教室にいませんから

学校の宿題も塾を使い、メリハリのある生活を送って下さい

 

弱点をまずは見つけ出し、それに対する克服計画を立てる事

1.2年の復習を通し学習の仕方を身につける事

冬休みを有意義に過ごしましょう

 

冬期講習に付いてのお問い合わせは

03−6914−7471まで

メールでも結構です

ホームページお問い合わせフォームから送信して下さい

 


それぞれの志望校選択理由

2016-11-27 09:20:17 | 高校受験・大学受験

来週から受験生のご家庭と面談です

今日は生徒さん数名と志望校に付いて話す時間がありました

中3の受験生にとって高校を選択するというのは実感も湧かず

何を基準に?とか、そもそも偏差値以外での違いがわからない・・など

高校選びは意外と難しい物です

親心も複雑ですよね、なるべく高い学校を選んでいきたいですが

万が一の時、それでも納得できるのか?そんなに不安なら志望校を下げた方が良いのではないか?

高校受験は受験生本人が明確な目標を持って志望校を選ばない限り、親はかなり悩みますよね

そこが大学受験との違いで、こちらは殆どの場合本人の意思によって志望校が決まり

親は見守るだけですからね

 

さて、今日中3の生徒さん達と進路について話をしたのは

生徒さん達から私を見かければ志望校の話をして来るからです

個人面談と言う形をとっての話し合いではないので、複数の子達との会話で話は進んでいきます

 

まず、都立にするのか私立にするのか?

というところでは、ある生徒さんが 

「家庭の経済的に都立しかないしね」

と口にしました

兄弟がいる長男はやはりしっかりするものですね

それを聞いて

「私立に受かったら都立は受けるの辞めようかな」なんて言っていた生徒さんが黙ります

そして

兄弟関係の事を自分も考えたようで、都立の話をし始めました

「塾長、僕はどこなら受かりますか?」

なんて、そんな質問をしてくる時点でまだ受験をわかっていないな・・と思うのですが

それなら・・と私が提案する高校は「そんな高い所、受かりませんよ」と弱腰なのです

 

ある生徒さんは 制服 にこだわっていました

ブレザーの高校が良いそうで、学ランでも私服でも嫌なのだそうです

しかし、練馬区から通い易く生徒さんにあったレベルの高校自体が少ないのです

練馬区は中堅校が少ないのでこだわりを持つとどうしても練馬区から離れてしまうのです

 

そして、上の兄弟が通った路をそのまま通ろうとする生徒さんもいます

志望校、併願校、挑戦校、どれもそのまま

それが本人の意思のようなのでとやかく言う筋合いではないですが

後悔しないで欲しいな・・と思ってしまいます

親御さんはあちこちの高校見学に連れて行っているのに、本人は全く興味を示さないようです

具体的に自分の将来を考えていない年齢なので仕方がないかもしれませんが

もう少し自分の目で確かめて選んで欲しいです

 

兄弟関係によって志望校が揺らぐ事があります

家庭環境によってもそうですし

本人のこだわりや将来が具体化されていない事によっても選択を誤り易いです

しかし、選択を誤ったと思っても言える事は、 ここじゃなかったな・・・と思ったとしても

楽しく通えればその先が見えてきます

学ぶ事を辞めなければ、行きたい大学も目指せます

 

これだけ志望校に悩んでいても、中3生さん達は意欲的に自習に来て熱心に学習しています

明日は会場模試ですね

高校生も中学生も模試のたびに強くなっていきます

そして志望校も次第に明確になっていきます

 

明日の模試も(27日)

高校生も中学生も思いっきりぶつかって来て下さいね!!


図形を想像する力を鍛えよう

2016-11-26 10:27:47 | 学童教室

学童教室では算数工作を行っています

なぜ工作なのか?と考えれば大人なら誰でもわかりますね

工作するには図形や数字がなくてはならない物ですし

アイディアや、失敗して考えて作り直したりという粘り強さも鍛えられます

さらに、作品として残る事で充実感やさらなる創造意欲も湧いて来るお子さんもいます

 

小学生の頃から工作に慣れておく事のメリットはやはり数学思考の育成と言えます

また物理に通じるだけでなく、色彩感覚や素材の違いによる特徴等もイメージできるようになります

学校で行う図工の時間も有効に活用して欲しいですね

 

先日小学生さんに展開図を書いてもらい、実際に形を切って作ってもらおうとしました

サイコロは出来たのですが、ピラミッドのような形は作れませんでした

学習している単元は丁度図形の面積で複雑な形ですが、平面なので今は理解できますが

立方体になったらどうなるでしょう?回転などしたら想像もできないかもしれないですね

 

前回紹介した折り紙を使っての分数理解

今回の授業でもう一度折り紙を渡し、前回の復習をしました

1枚の折り紙が1分の1  2回折ったら4分の1

つまり、1÷4=4分の1というところは理解できたようでした

今回は1枚を長方形に半分に切り、時間での分数を理解する為に6等分にする所から始めました

6等分にするには半分に折ってから三等分すれば良いのですが、どの子も端から適当に折り始めました

そして、どうしても8等分になってしまうと諦める子も・・・

長方形を6等分にできない?もう一つ気になった事は、みんな定規を持っているのに使おうとしないんですね

折り紙だけを見つめて、何度も折るので、どの折り目が今折った線なのかもわからなくなりました

定規で測れば良いし、線に印をつける等のアイディアは全く浮かんできません

しかし、それでも前回

1時間を6等分した時、6分の1は何分?という質問に答えられなかった生徒さんは

今回は理解がいったようでした

2分の1、4分の2、6分の3、8分の4・・それらが全て同じ半分という場所である事も視覚で確認し

おそらく、これまでよりは分数の理解に至ったのではないかと思います

分数の計算も公式を当てはめるだけの計算から、分数を理解しているかと言う問題に変わっていくでしょう

というか、追加された問題になっていくんです

私がどうしても小学生の間にこれらを理解して欲しい理由は簡単で

中学になると正負の数がでてきますから、それまでにしっかり理解しておかなくては

中1から数学が苦手、嫌いになってしまうからです

図形にしても同じ事ですね

高校入試の図形になると、証明や関数に変化していきます

図形の根本的な性質の理解、頭の中で図形を想像し自由に動かせる力を養うのも小学生です

そして、分数や計算より図形を視覚で理解するには工作が一番良いですね

考えて、触れて、工夫して

もっともっと子どもは伸びます!

小学生の取組みは机の前でドリルと向き合うだけでは限界があります

図形と触れ合う工作を積極的に取り入れて下さい

 


小学生も復習しなくちゃ!!

2016-11-22 11:44:16 | 学習全般

小学6年生はそろそろ小学生の総復習をし中学に向けての準備をして欲しい所です

というのも、中学生になってから小学校4年生まで遡る生徒さんは少なくありません

とくに算数の分野ですが、分数や少数まで遡るのは

中学数学は計算から始まる事にあります

正負の数を扱うにも、四則計算をするにも、分数と小数が 出来るというより

理解していなくては躓く結果になります

 

計算の苦手な生徒さん、分数がいつまでも飲み込めないようでした

時間内に理解して数台は自力で解いて帰るのですが

翌週にはまた始めからやり直しです

今日は折り紙を使って分数の根本的な理解を促そうと、席に座ってからまずは

好きな色の折り紙を選んでもらいました

「今選んだ折り紙は1枚だね、分数で現すと 1分の1 という事になるね」

と話しかけると

「????」という表情

「ではこの正方形の折り紙を2回折って正方形を作ってね

では、正方形は何個になった?」

「更に、2回折って、正方形は何個になった?」

と繰り返し

4個 16個 と数えていきます

一つの物をこうして分けていく時、分母が増えていく事を体験してもらいました

一つの物を4個に分けたらその中の一つは4分の1だね という具合に

「そうか、わかった!」と生徒さんは言うのですが、ちょっと信用できないので

先ほどの折り紙を長方形に折りたたんで

隅から隅までで1時間と想定しました

「では半分に折った時、真中は なんぶんのなにかな?」

という質問に生徒さんは答えられません

 

公式を覚えて数字を当てはめるだけなら出来ても、根本を理解していなければ

応用を答えられませんよね

1時間の半分は?と聞かれれば30分と答えられても2分の1時間と答えられないのでは

数学になった時、置いていかれてしまいます

また「では30分を少数で現す時、1時間が1なら幾つになるかな?」という質問にも

答えられませんでした

分数を教わるのは小学4年生です

このまま中学生になれば、どうなっていくかは想像できます

しかし、学校のテストや授業からは現状の生徒さんの問題点が見えて来ていない事も確かです

 

準備をせずに中学生になるのは出遅れたと言っても過言ではない時代でしょう

また、生徒さん一人一人の弱点を見つけ出してあげる必要もあります

小学4年生になった頃から復習する習慣を付ける必要があります

学童教室のスタディタイムや中学準備コースは安価でお子さんの弱点に特化した個別対応です

ぜひご利用になってみて下さい

小学生と言えど、復習力が求められる時代です!!

 

 

☆折り紙を使った分数の理解については私が尊敬する先生の指導法を行った物です