お子さんの反抗に手を焼いている
悩んでいる親御様は本当に辛いですね。
ネット社会になり、自分達が経験した事のない問題も多く
対処の仕方も複雑です。
私自身、4人の子どもの反抗期を経て(末は現在進行形ですが・・)
また沢山のお子さんたちを見たり、子育ての講習等から思う事があります。
子どもは大人が思っている以上に世の中の事を理解していて
自分なりの考えがあり、理不尽が嫌いです。
もしお子さんの反抗が目に余るようなら
反抗する理由を考えてみてください。
こちらの何気ない発言で信頼関係を崩していたり
勘違いをしていて勝手に“裏切られた”と思いこんでいる場合もあります。
皆さんも経験ありませんか?
子どもの頃に思っていた“大人”と現実の大人の違いにショックを受けた事・・
「理想と現実」 に気が付いた時、信頼を裏切られたと感じてしまう事
特に親子関係ではお子さんの受験を意識した頃から
そうしたトラブルが起こり易いように感じます。
勉強に関して親が口うるさくなった頃、子どもは窮屈になり反発しますね
その反発を上手にかわせないとトラブルは益々大きくなりませんか?
勉強に関してお子さんに話をする時に
良い結果にならないであろうと思う事・・・それは
マイナスイメージを植え込む 事です。
「勉強しないと~~~になっちゃうよ」
「良い学校に入らないと~~~~~~で苦労するわよ」
「~~~~な人間になりたくないだろ?」
ついつい言ってしまうこのパターン!
(私も口にしていた時期がありました・・反省)
良くないって解っていてもついつい口を衝いて出てしまうんですよね
でも、マイナス思考からは子どもはほとんど伸びません
勉強しているふりをして、隠れて遊ぶようになってしまったり
机には向かっているけれど何も学習出来ていなかったり・・・
ストレスが溜まる一方で、時間が経過すれば更に酷い反抗になっていくのが普通でしょう
アスリートを始めとする“成功”を掴んだ人達は
マイナス思考で昇りつめたのではないですよね
先日、水泳の北島選手を抜いて世界新記録を達成した山口選手が
彼を目標にライバルにと自分を磨いて行ったというエピソードがありましたね。
自分の部屋のポスターがTVで公開されましたが
山口選手が今回の記録を出せたのも北島選手という目標があってこそです
親御さんたちも彼を信じ強力なサポーターなのだと思います。
目標は言うほど簡単には見つかりません
ですから一緒に出かけたり、沢山会話をしてお子さんの性格や嗜好を把握して
「あなたにだって出来る」
「一緒に頑張ろう。応援するよ」
「あなたの将来が楽しみ」
とプラス思考にお子さんがなれるように声掛けして行きましょう
お子さんが暴言を吐いた時
頭にきた!と怒鳴り返す前に
「そんな事言われたら悲しいよ」
「そんな態度されたら辛いよ」
と素直に自分の感情を伝えてみてください。
言葉にはしなくても
お子さんは反省するきっかけになります。
ここまで書いてきた事は反抗の始まりでの対処法です。
この段階を通りすぎている場合は効果はほとんど期待できなくなります。
子どもにとって親は一番初めに対峙する大人ですから
信頼関係を強くしっかりと結んで進んでいきたいですね。