東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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小学生ディベート〜フードマイレージ〜

2018-06-07 01:01:27 | 学習法について

小学生・中学生とのディベート授業

 

地球環境を考えるテーマが続き、生徒さんたちの一辺倒なものの見方を

もっと広げて欲しいと考えていました

様々な教材を探し、環境テーマ特に今欲しいと思う問題を選ぶのが私の役目

それらを目にしてから、どう考えどう話し合うかは生徒さんたちに主導権をもたせています

 

地球環境というと、発電やエネルギーに目が行きやすいので

今日はフードマイレージという視点から地球環境を考えました

この現実に対して、グループに分かれ意見をぶつけます

日本がどれだけ輸入に頼っているかはこれまでの学習でよく理解していましたが

それによってどれだけ環境に影響が出ているか?は考えて来ませんでした

輸入に頼ることをやめたほうが良い という意見と 仕方ない、このまま輸入を続けよう

という意見対立でそれぞれ話し合ってもらいました

しかし、全員が輸入に頼らないで日本の食品を食べようという意見を根底に持っているので

輸入賛成意見がどうしても弱くなってしまいました

そこで、私が輸入賛成派となって意見をぶつけると、みんな考え込んでしまいます

つまり、まだ根拠が弱く主張に自信がないということです

反対に輸入反対意見を私が話すと、みんな納得の表情・・

まだまだ流されやすいですね

 

宿題だったダムのメリット・デメリットもそれぞれしっかり考えて来たり

地球環境についてこれまで以上に考えた1ヶ月ほどでした

考えるということに以前よりは慣れて来たようです

環境問題もまだ続けたいのですが、そろそろ心情に向けても始めて行きたいと考えています

400字程度の作文も様になって来ました

これから細部にも気を配れる書き方を意識できるように、まだまだ書くという課題も続きます

 

1年後、生徒さんたちが何を考えどんな意見を見せてくれるのかとても楽しみです!!

 


復習の時期ですね

2018-02-28 23:43:31 | 学習法について

明日から3月です

2月に入ってからは次学年の学習を始めている生徒さんたちですが

同時進行で復習学習もしています

今日は新中1になる生徒さんとここまで学習してきた英語の復習をしました

「be動詞からするんですか?」とちょっと不満げな生徒さんたちでしたが

実際小テストを始めると、みるみる顔つきが曇ってきます

テストが終わる頃には「復習は大切ですね」なんて苦笑い

覚えているつもりの学習も忘れてしまうし

細部まで理解していなかったことを再確認しました

 

当教室で小学生から過ごしてきた生徒さんたちは

中学での校内順位が高い確率でトップ5には入ります

生徒さんたちはそれを目標にしてきたわけではありませんが

振り返るとそうなっているのです

その秘訣は復習にあると私は確信しています

受験もそうですが、テストというものは全て復習する力を試すものです

知らないこと、教わっていないことをテストでは扱いませんからね

私は学校の長期休みのたびに復習を行います

現行の学習と同時進行なので学習量は増えますが

学校が休みなので気にしなくて良いと割り切れるからです

 

春になると、中学の先取りに目が行きやすいですが

小学校の復習をすることはとても大切ですから、並行して復習するという学習法を

やっておくべきだと思います

そして、この教育変動の中にいるお子さんたちは

もう一つやっておくべき学習があります

それは勿論、「書くこと、話すこと」です

中学生でも小学生のような作文を書くのは、小学生時代にしっかり書くことを

してこなかった事が原因でしょう

小学生時代にしっかり書くことをしてきた子は

中学生になれば自然と中学生らしい文を書けるようになるものです

そして、高校生では小論文を書き、大学では論文となりますし

社会人になれば打ち合わせや資料作りなどを始め様々なステージで書く能力が必要となりますよね

そして、話すことは自分の意見をしっかり論理的に説明し考えを伝え

周囲の理解を得られるように表現する訓練になりますし

話し合うことからは

他者の意見を理解しようと努めることで一つのテーマに対しても深く広い思考を

学ぶことにもなります

これまでの学生が注目されなかったこうした力をこれからの

お子さんたちは求められているということに

私たち大人がいち早く対応すべきだと考えています

 

この春、取り組むべきことは沢山ありますね

新しい季節に良いスタートを切りましょう!!


中学受験入試対策授業〜記述〜

2018-02-05 11:48:17 | 学習法について

受験対策を始め、これらか育成すべき知識や意欲を育成するための授業を

3月より本格的に行います

現在生徒さん募集中ですので、ぜひご検討いただければと思います

小中学生と高校生に分かれます

小中学生は日本語での授業 *4年生から参加

高校生は英語で行います

 

小中学生の授業は

お題に沿ったディベート、ディスカッションを行い、資料の作成や作文にまとめ

プレゼンまで行います

高校生はテーマとなる動画を見てからのディスカッション、英作文をし、文法チェックをします

月に1度、スペシャル講師をお呼びし、プレゼンを行います

 

これらの育成は中学受験、高校受験でもこらから必要とされる

自己表現を始め、ブローバルな知識と興味を育て

豊かな表現と正しく言葉に書きおろし発表するという一連の流れから

入試や面接による、お題に沿った意見を考えられる力の育成を目的としています

高校生にとっては大学入試における入試だけでなく、推薦でも非常に重要となる分野です

これらの授業を「スピーチ」と名付け、なるべく多くの生徒さんにご提供していきたいと思っていますが

一人一人がしっかり発言し、プレゼンを行えるように

クラスは6人、最大8人までと考えています

 

去年より、小学生のスペーチ授業は試験的に開始してきました(度々このプログにてご紹介しています)

生徒さん達によく見られるのは

自分の意見を発言はできるのですが文章にまとめるなどの「書く力」はやはり弱く

結局のところ何が言いたかったのかがわからない(結の部分がない)

何を書いているのか自分でもわからなくなる(事例ばかりを述べ、それらを通した意見がない)

同じ内容を繰り返してしまう(400字使っても内容が一つしかなく浅い!)

言葉が適切でない(でも・・やっぱり・・などが頻発!)

文法が正しくない(こそあどや副詞の使い方)

など、問題点が多いのですが、これらを表現豊かで指示に沿った文章に仕上げていくには

相当の時間が必要です

暗記すれば済むものではなく、理科・社会の記述問題という応用にもすぐに使えるというものではありません

来年受験を控えている生徒さん達にとっては、今すぐにでも始めてほしい学習だと言えるのは

2020年を持たず、入試は急ピッチで変化しているからです

ただ、この授業は技術的な指導というよりは、生涯に役立つ学習として

受験生ではない学年からのスタートをお勧めします

 

小・中学生 水曜日 18:30〜 80分

高校生   木曜日 19:30〜 120分

 

他塾に通われている生徒さんも、ぜひこのクラスへのご参加を検討してみてください

(他塾の生徒さんからの参加希望をすでに受けております)

*8名を超えますと、別日を設定 となります

別日は参加希望者が3名以上となってからの実施となります

 

お問い合わせは

03−3991−3089 までお気軽にどうぞ


昨日の過ごし方からわかる事

2016-08-25 10:26:35 | 学習法について

昨日は朝から受験生の皆さんは塾内テストに挑みました

中学生は5教科、約4時間

高校生はそれぞれの入試利用教科、約6時間を行いました

 

中学生の採点は本日行いますが

高校生の採点は既に結果が出ています

結果について触れる前に、そのテスト後の過ごし方に付いて書きたいと思います

 

テスト終了と同時に帰宅する生徒さん

残って自習を始める生徒さん

とそれぞれでしたが

それが、面白いほど結果と比例しているのです

塾で自習している生徒さん達は上位、

すぐに帰ってしまう生徒さん達は伸び悩みの結果です

 

家でしっかり自習が出来ていると思っている生徒さんも

塾で、講師や私の目がある中で学習するのと、家では違いがある事を感じているはずです

例えば、1時間自習して集中力が切れて来たころ

家と塾ではどんな違いがあるでしょう?

一人で部屋の中にいる方が集中できると思いがちですが

他人の目がないというのは、自分を律する意識がよほど強くなければなりません

自己管理が難しいということはどなたでも理解できますよね

家と塾との違いは、何も質問しなかったとしても講師や他の生徒がいる事で

集中力の持続が継続される環境 だと言えます

私のこうした考え方が今回の結果と一致しています

 

「塾で自習をしなさい」

という声掛けを素直に聞き入れている生徒さんと、そうでない生徒さんでは

明らかな違いが出て来ているのです

 

昨日は学童の方に中2の生徒さんが自習に来ました

受験生以外は夕方から学童を利用して自習・授業を行っています

(塾の方を受験生の為に利用してもらえるように、受験以外の生徒さん達は

今年は学童の方を利用してもらう事になっています)

中2の生徒さんは学校の宿題を持って来ていました

作文2000字です

「これは時間がかかる」という自覚があったのでしょう

「家では終わらせられないと思って・・」

と笑いながら話してくれました

 

以前の記事にも書きましたが、復習力が受験に直結します

復習力=自習力をどう鍛えるか?

特にここからの後半戦にそれらは目に見える形となって行きます

「塾で自習しなさい」

という声掛けは受験生全員にしています

中学生には強制自習の時間も設けました

しかし、来るか来ないかは生徒さん次第です

強制自習でなくても普段から自習に来ている生徒さんもいれば

強制自習さえ帰ってしまう、そもそも来ない生徒さんもいます

 

今週末は中学・高校それぞれ模試が行われます

昨日塾内テストを実施したのは

その模試に焦点を当て、より現実味を持って受けて欲しいからです

 

「これが本番!」

そう本気で思って挑め!

と講師が受験生に話していました

高い受験料を払ってもらって、受けさせてもらっている

これが本番だと毎回気持ちを入れて受けなくてなんの意味がある

明日が本番だったら、どう過ごす?

自分は模試でも前日の夕食は同じ物を食べ、体調を整えて来た

自分を試すチャンスを活かせないまま、本番を迎えれば失敗する

自分の経験をふまえそう話してくれました

 

当教室の生徒の親御さんは

今回の塾内テストの結果から、結果に目を向けて欲しいと思います

特に英語・数1a/2b(合計200点)・国語は

100点を超えているか?

は大きな分かれ目です

100点を超える事が出来るだけの授業と指導、個別対応をしてきました

こちらが手抜きで落ち度があるならここまで書けません

ここまでの指導に自信があります!

理解するまで延長授業を率先して行ってくれる

時間外でも質問に快く対応してくれる

授業以外の過ごし方や、モチベーションの上げ方も個別に対応し

計画表まで細かなチェックを入れ、アドバイスを常に発信してきました

 

大学入試は自分の入試です

だかこそ、甘えやわがままを制御し人としても成長する時期だと

私は思います

支えてくれている人全てに感謝する気持ちを持ったとき

成績も人間性も上がるのだと思います

 


伸ばす学習法!

2016-04-28 16:35:03 | 学習法について

「継続は力なり」という言葉はどなたでもご存知でしょう

「10000時間の法則」というのもありますね

殆どの場合、近道はないのだと思うのですが

間違ったやり方や考え方を修正する事はできます

 

高校生の皆さんと英単語のテストについてよく話し合うのですが

”テスト範囲”として、単語帳の範囲がありますが

その単語帳でなくては勉強できないと言う訳ではありません

違う単語帳を使って学習していても、単語テストですから全く問題はないのですが

その学習法にこだわり?を持っている生徒さんが多いのです

例えば

Aの単語帳を使ってのテストですが

Bの単語帳で学習しているからAの単語テストは出来ない

という主張もあります

単語帳というから、なにか特別な話のように聞こえますが

これが単語でなく漢字テストだとしたら?もしくは文章問題のテストだとしたら?

と考えると、まんべんなく学習する必要はあるものの

『Aの単語テストは出来ない』という発想には至らないと思うのです

単語だけ覚えても使い方(文法)がわからないのでは得点は伸びないのがテストです

「他の単語帳でテストをして欲しい」という要望もありますが

最終的にはどの単語帳のテストでも、範囲があろうとなかろうと覚えていれば

問題ないのですが・・・

 

私は生徒さん達がどんな学習法でも構わないと思っています

それが結果に結びつけられればそれで良いのです

自分に合った学習法

人それぞれだと思います

ただ、成功者にアドバイスをしてもらい、それを真似る事で

時間と手間と労力を削る事が出来ますが

自分に合っている、しっくりくる学習法はそれぞれが見つけ出す必要があるでしょう

 

先ほどの単語テスト一つをとっても、どんな教材を使い

どんな学習法でも構わないのですが

大切な事は

”アウトプットを継続する”ことだと思います

勉強はインプットに偏りがちで

アウトプットするには、なかなか一人では出来ない生徒さんが多いです

自分で自分をテストする事が出来るようになるのは

それなりのレベルに達しないと難しいでしょう

なので自習に来ている事でアウトプットするチャンスが増えたり

他の人の学習を目にしてヒントを得たりする事で

自分に合った学習法を見つけ出す近道となります

 

インプットしたらアウトプットする

という習慣が付くと

インプットして満足していた学習法とは

大きく変わって行くでしょう

学習しただけでは出来るようにはならないという事が実感できるので

学習した後の学習の仕方を考えるようになって行きます

 

継続は力なりですが、インプットし続けても成績は思ったほど伸びないでしょう

単語テストや漢字テストなど、基礎的な学習は地味ですが

毎日5題でも10題でもテストし続けてアウトプットして行く習慣があると

入試で圧倒的な差がつきます!

ぜひ積極的に小テストに参加して下さいね!