東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

復習から始める!根本を理解する!基礎を大切にする教室です。

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塾に通わせる目的

2013-09-30 10:11:51 | 学習塾

明日からいよいよ10月です。

受験生にとってはどんな月でしょう?

当教室では高校入試の生徒さん達にとって10月は“併願優遇”をとる上でとても大切な

月なので、ここまで頑張ってきた成果を120%出す月・・なんです。

 

受験生にとって塾は志望校合格に向けてしっかりとサポートしてくれる場所です

しかし、受験学年で無い場合は、当教室に通う理由はそれぞれですが

大きく分けると3つになります。

 

1、学校の成績を伸ばしたい(定期テスト対策)

2、遡って復習したい(基礎学力の強化)

3、実力を高めたい(応用・発展力の強化)

 

1の場合は通わせていただいているだけではなかなか成果を出す事は出来ません

東京の教育事情に精通しているわけではありませんが、ことこの地域の近隣学校では

教材から出題するものと授業中に先生が出した問題やお話しされた内容が

ポイントになっている場合が多いです。

なので、塾に通えば学校の成績が上がると言う魔法のような期待で学校の授業をさぼっていては

本末転倒で、結局どこかを落とす事になります。

学校の成績を伸ばしたくて塾に通う場合は同時に学校の授業に真摯に参加する事がとても大切です。

今、学校のテストで50~60点あたりの生徒さんはまず、真面目に授業に参加してみてください。

市販の問題集を使うより、学校で使われている教材を繰り返し学習する事が肝心です。

ただし、自分の弱点がわからず、何処を強化すればいいのかわからない場合

また高校受験では、それなりに良い高校に行きたいと考えていらっしゃる場合は塾にサポートをしてもらう必要があるでしょう。

 

2の場合は殆どの生徒さんがあっという間にクリアしていきます。

学校のテストで言うと小学生さんなら50点以下だった所から半年もすれば100点まで近づくでしょう

もちろん、真面目で真摯に取り組んでくれる生徒さんの場合ですが・・

しかし、中学生はそうはいきません。

小学生の遡り学習をしている間に定期考査があります。学習はしていても

テスト範囲の学習をしている訳ではないので定期考査で成果を上げるのは難しいのが現実です。

また数学で言えば算数とは大きな違いがありますから、小学校の知識では解く事は出来ませんよね。

学校の授業に追い付いて定期テスト対策をするまでには他人の2倍、3倍の努力と時間が必要な事は言うまでもありません。

今、定期テストで30点以下の生徒さんは小学校からの復習が必要です(数学の場合)

中学の数学は1年生が計算となり、2年生、3年生と進むにつれて関数・証明・合同と図形になっていきます。

それらの学習が始まる前に計算力は付けておかなくては遡り学習をする時間は殆ど無くなります。

 

3の実力を高めたいとのお考えで通塾される場合は学校で習っている範囲は気にせず

塾としての学習を進めます。同じ単元でも学校では扱わないレベルの問題を学習します。

しかし、時々勘違いをされる事があるのですが、それらの学習をしているのに学校のテストで

点数が取れなくなった=成績が落ち始めている!と感じられることです

定期テストに強くなる為の学習と応用発展を扱う受験力は違います。

特に近隣中学のテストレベルと入試レベルには

差があり、生徒さんたちはそのどちらの対策学習をするかで悩むところです。

本当にその教科に特化してくると学校の対策はしなくとも最終的には点数をとれるようになるのですが

それまでは、学校用、入試用・・と対策して行くのが普通です。

お子さんによってそれぞれですが、基礎がしっかり身に付いている生徒さんなら応用問題が解ければ

基本的には定期考査でも100点をとる力があります。しかしミスは誰にでもあるものなので

90点台をとり続けられるなら理解や学力に問題があるとは言い難いでので

そこから初めて

実力を高める為の学習がスタートできるという事になります。



塾は魔法を使える訳ではありません。塾に通って後悔しない為には

まず通う目的を明確に伝える事が大前提です!

そして、通っている事で安心してしまわず一層の努力が必要です。

せっかくお金をかけて通わせているのですから、それを無駄にしない為には

ご家族の協力と関心が必要です。

また塾に通う明確な目的をお子さんが理解している事で結果は大きく変わりますよ!!


勉強しやすい季節ですね!今日も一緒に頑張りましょう(*^_^*)

 

 

 

 


お子さんの学力を伸ばしたい時のポイント

2013-09-26 10:49:09 | 学習全般

暑さ寒さも彼岸まで・・・そんな言葉をお子さんはご存じでしょうか?

学校でも風邪がはやり始め、当教室でも風邪の症状の生徒さんが数名見受けられます。

特に受験生はこれからの時期、体力勝負ですから体調を崩す事のないように

ご家庭からの全力のサポートをお願いしたい時期です。

 

昨日はある中学受験生の親御さんと面談をさせて頂き

変な言い方ですが、楽しいひと時でした(*^_^*)

ありがとうございました。

当教室にいらしていただいてからまだ来月で半年と言ったところですが

首都圏もしでの算数偏差値は20弱UPし、波にのってきています!!

 

その他の受験生さん達も夏前に設定した偏差値にとどいた生徒さんもいますし

目標にとどかないまでも、確実に全員が偏差値を伸ばしていますね

また、中学3年生、定期考査では数学100点、97点と自信を持てる成績を残せた生徒さんも

いらっしゃいました!よく頑張りましたね。

 

成績や実力を伸ばすポイントは何だったか・・と振り返ってみて

共通する事項をまとめてみました。

 

1、 自習室を最大限に利用する

2、 親御さんがこのブログをマメに読んで実際に取り組んでいらっしゃる

 

当教室の生徒さんの場合、たったこの2つが浮かび上がります

たった2つと書きましたが、実践するにはどれほど大変かは想像以上だと思います

 

自習室を最大限に利用する生徒さん達

当然、授業に遅刻したりお休みをしませんし、授業中は真剣に積極的に発言し

より理解を深めることに貪欲です

そうして授業で得た知識を自習で定着させます。

この流れがテスト本番に向けて最重要ですね。

また、少々具合が悪くても塾での授業をお休みしないようにお願いしてありますから

昨日も「具合が悪い」と言いながら来た生徒さんが居ましたが、マスクをさせて授業に参加

してもらいました。(マスクは教室に常用してあります)

風邪がはやる事で本人だけでなく周りの生徒さんにもうつってしまうのではないかと

心配される気持ちもわかりますが、少々の風邪で授業を休んでいては合格は遠のいてしまいます。

具合が悪くなっても塾は休めないという前提があると意外と乗り越えられる事もあります。

具合がまずは悪くならないように、サポートする必要がありますし、もし本当に駄目な時は

無理せず早めに睡眠時間を確保してあげて長引かせないようにしてあげて頂きたいと思います。

 

親御さんがこのブログに目を通してくださっている件

最近、よくよく考えると共通点でした!!

成績を伸ばすうえでの親御さんのポジションは非常に大切で難しいですよね

無関心でも多感症でもいけません

程よい距離を保ちながらしっかりエールを送るにはどうすれば良いか・・

私が経験したことや感じた事などをこのブログに書いていますから、それをお読みくださり

各ご家庭にあてはめて実行してくださっているのだと感じます。

考えてみてください、私からのアドバイスに「共感くださりそれを実行していこうと思える」

その時点で親御さんも素直な方であり、賢明な方です。

そのお子さんたちが成績を伸ばすのはある意味当然と言えると思いませんか?

 

なんだか上から目線で本当に恐縮なのですが

受験を通してお子さんの成長を促し、見守る親御さんこそ実は「鍵」なのだと感じます。

私も涙あり、笑いありで、失敗も沢山しましたし、嬉しい事もありました。

そして、通り過ぎた今言える事は“子供の成績を伸ばす事も子育ての一貫”なんだと言う事です。

私はお預かりしている生徒さんみなさんをある意味我が子として見ています

なので少し様子がおかしいと思えば直ぐにご家庭と連絡を取り改善に努めています

それに対して真摯に対応してくださるご家庭のお子さんはやはり伸びているんですよね

これは面白い位如実です。

 

この連携があってこそ、「教育は意味あるもの」になるのではないでしょうか。

成績を伸ばすポイントは子育てのポイントとも言えると思います

ここで一つ忘れてはいけない事は「バランス」を取る事

勉強に偏った時期は受験期だけで十分です。それ以外の時期は勉強とのバランスを取りながら

コミュニケーション能力や体力作り、趣味にとバリエーション豊富に経験を積み

優しさや思いやり、感謝の心を育てる事も大切ですよね。

 

今日も長文になってしまいました。最後までお付き合いありがとうございます。

さぁ、今日も一緒に頑張りましょう!!

 

 

 

 


小学6年生~スタートの時期~

2013-09-24 11:58:58 | 学習塾

当教室に通ってくれている小学6年生さん達

中学受験生もいますし、公立へ進学する生徒さんも居ます。

 

受験生と非受験生が在籍しているので

学習内容や学習時間の違いがはっきりとわかります。

受験生は学校から帰ってくるとほぼ毎日、教室に来て自習と授業を受けています。

非受験生は授業の日だけ、その時間に来てくれています。

 

中学受験は何と言っても、特異な性質をもつ算数が目立ちますが

社会・理科も実は中学3年間で習う内容よりボリューム感はたっぷりです

それを学校が終わってからの時間で習得しなくてはならないのですから大変です。

 

さて、中学受験をしない生徒さん達は中学3年間を高校受験を見据えて過ごす事になります

小学校での学習は基本として必ず必要ですが

意外と多いのは中学で定期考査の結果を目の当たりにしてから

本人も親御さんも焦る!!というパターンですね。

しかし、学習習慣が無く、自習の仕方さえわからない・・という事も多く

いざ、成績に目を向けた時には既に相当の復習が必要となっている事も珍しくはありません。

部活動や学校生活が充実していくのとは裏腹に成績・学力が目に見えないところで

ズルズルと下がっていき、受験期になって慌ててしまうという流れがこうして作られていくんですよね。

 

少子化が問題となっている日本ですが、東京の学生は増え続けています。

高校受験で言えば毎年ほぼ1000名増となっているのですから

受験で倍率が下がる見込みはありません!!

学力の2極化も進み、上位校も中堅校も倍率は上がる一方です。

また、都立人気は凄まじいものがありますから

高校で偏差値58以上は狙いたいと考えている場合は

小学生からのしっかりとした基礎作りをしていきたいものですね。

 

ですから、中学受験をされないとしても、小学6年生さんは

今の時期に学習習慣を正しく付け、知識レベルを高く維持する事が好ましいと言えるでしょう。

 

中学生になるまであと半年となりましたね!

小学生で習う単元を中学まで引きずる事の無いように

親御さんがしっかりサポートしてあげる必要があると思います。

当教室も総単元学習を年内に終了し、中学入学準備へと移行していきたいと考えています。

 

今日も一緒に頑張りましょう!!


今日から猛特訓!!

2013-09-20 13:06:28 | 受験生さんへ

昨夜の十五夜、中秋の名月は本当に素晴らしかったですね!家のベランダから撮ってみました(*^_^*)                      

 

 

 

今日から受験生全員が猛特訓となります

10月に面談を予定していますが、次に出される偏差値は重要な意味を持ちます

志望校対策に入れるかどうか?

併願に足りる偏差値が出たかどうか?

10月の偏差値は特に併願をするうえで重要です

学校の定期考査が終わったのですから今日から高校受験生は

偏差値対策として猛特訓を始める事になります

 

緊張感と自覚を持ち気を抜く事のないようにしっかりお子さんに伝えてください

状況はより厳しくなっていきます。

次回の模試の結果が志望校の偏差値と差が10以上ある場合

志望校再検討をお願いする可能性があります

もう、そういう時期になったんです!!

 

単元学習から実践編へと移り、スムーズに学習を進めるには

効果的な自習学習が絶対に必要ですから

家でも学習できる環境を整えてあげて頂きたいと思います。

また、教室での自習も今までより大切です

真剣に取り組み、弱点を克服する!と気合を入れて送り出してあげてください。

お家からのエールがお子さんたちの一番のやる気と支えですから!!

 

さぁ、一緒に頑張りましょう!

 

 


テスト結果が良くない?

2013-09-19 12:18:17 | 学習全般

授業を終えて帰る頃、今週は明るい月明かりに照らされて思わず月を眺めます。

今日は仲秋の名月ですね。しかも満月で迎えられるのは次は8年後だそうです。

お子さんは季語を学習していますか?

中学受験生でなければなかなか学習しない分野になってしまった季語ですが

日本人としての言葉や風習を残すうえでとても大切な学習です。

今日はお子さんと一緒に月を眺めながら、お団子を頂くのもいいですね(*^。^*)

私は下手の横好き、趣味で写真を撮っていますので

今日の名月をしっかりカメラに収めたいと思っています。

 

さて、毎年この時期になると受験生とそのご家庭ではピリピリムードが高まり始めます

中学受験生では会場もしの結果

高校受験生は会場もし・学校の定期テストがあるからです。

夏の間の成果をどれだけ出せるかは私や講師達も非常に緊張しながら見守っています。

でも、私が緊張している事は生徒さん達に悟られないようにしなくては

生徒さん達の本領発揮となりませんから、私はいつも通りに過ごす事を心がけています。

 

昨日は会場もしの速報が入ってきました。

最近よく書いていますが、皆さんしっかりと頑張り確実に伸ばしてきています。

しかし、学校のテストとなると話は違います。

夏休みの間、学校のテストの対策をしてきた訳ではありません。

学校より大幅に進み、総単元の学習を終了させる事、応用問題に慣れる事を目指して

頑張りましたから、学校のテストのレベルや範囲は最近学習していません

なので、テスト10日前位からテスト範囲学習に切り替えて学習しました。

 

多くの生徒さんがそうなのですが

学校でのテストと模試、その結果の「どちらとも納得のいく点数にする事が出来る」

というのは難しいですね。

他府県では会場もしの難易度に学校側が合わせている地域もありますが

東京は違います。

東京の受験生は2コース分の学習をしなくてならないのです。

なので偏りが出てきてしまうのも当然の事なので

良くない結果が出てきたら、もう一方の結果を見てください。

どちらもよろしくないと言った場合は完全に勉強不足です!

が、どちらかが伸びているなら、お子さんは勉強をサボっていたのではなく

偏っているんです。

 

「そうは言っても、どちらも取らなくては合格できないでしょ?」

と思われますよね。

確かに内申も大切です。しかし、成績表はテスト結果だけが数字になるのではなく

生活態度、授業態度、提出物など総合判断です。

母として私も経験しましたが、学校のテストで90点以上を取っていても

成績表に5が付くわけではありません。

なので、内申点を取りたいと考えているなら、まずはオール4を目標にする方が

結果的にはお得でしょう。お子さんもその方が現実的だと感じるのではないでしょうか?

 

そして今は入試しか目に映らなくなっていますが

高校に入学してから、実力が無ければ直ぐに赤点です

成績順位などもかなりクリアにされますから、先を見据えた実力をつけようと考えるなら

今しかないんですよね。(今でしょ!?)

 

お子さんのテスト結果が良くなかった時、つい叱りたくなってしまうでしょけど

ちょっと一呼吸おき、分析して

上記の部分をよく考えて頂き、アドバイスをしてあげて欲しいと思います。

 

今日も一緒に頑張りましょう!!