東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

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学力とお稽古

2013-03-30 21:03:30 | 学習全般

私の子どもの頃はお稽古事といえば

そろばんやお習字などで、スイミングやダンスなどといったお稽古に通っている

お子さんはほとんどいなかったように思います。

 

教育に熱心な親御さんは情操教育に敏感で小学校前から

様々な習い事に通い、お子さんの感受性や可能性を引き出していらっしゃりとても感心します。

 

私自身も妊娠期に「胎教」の本などを読み、よくお腹に向かって話しかけていました(*^。^*)

子どもの脳はスポンジのごとく柔軟に素早く様々な事を吸収します。

しかし、絶対音感のような特定の年齢を超えたら身につかないと言われている分野もありますね。

 

幼少期に音楽や絵、スポーツ等を習い、多方面から刺激を与える教育はとても良いと思っているのですが

最近、少しそうした教育が行き過ぎている気がします。

 

幼少期から始めた教育をそのまま高学年、更には中学・高校まで続ける事が

本当にお子さんの為になるのでしょうか?

社会に出た時、一つの事に特化してきた事は良く見られるのですが

そのせいで、肝心な事がおそろかになってしまっては本末転倒です。

例えば、武道をやって、幼いころから挨拶がよく出来、礼儀正しく正義感の強い大人になれたとしても

「指示待ち」に育ってしまっては社会からの評価は下がるでしょうね。

一つのスポーツで活躍してきても、学業を疎かにし続ければ

いずれ挫折する事にもなります。

 

なぜこんな事を書くのかと言えば、受験期や中学では定期テスト前でも

そうしたお稽古事を優先させているご家庭が増えている様に感じるのです。

多くの中学では定期テスト前は部活動が休部になるのですが、試合が入っていたりする部活動は

試験中でも活動は続行されます。

そのせいで成績が振るわないという言い訳を認めてくれるのは世間にどれほどいるでしょうか?

実際、それでも学力を維持し続ける生徒さんはいます。

しかし、その生徒さんと学力を維持できない生徒さんとの大きな違いの一つは「体力」でしょう。

勉強にも体力は必要です。机に向かっていても集中して学習するには体力が無くては部活動後に

有意義な学習は出来ません。

その体力を既に蓄えている生徒さんとそうでない場合は明らかに違いが出ます。

また小学校から培ってきた基礎学力の違いもあります。

基礎が作られていれば、同じ学習時間でも身につく学力には差が出ます。

 

集中力が無い生徒さんの場合、原因は体力だと思っています。

もちろん、他にも原因はあるのでしょうが、この「体力」を外す事はできません。

体力と聞くとスポーツマンや持久走などに強いイメージがありますが、それとは少し違うと思います。

ここでいう体力はむしろ忍耐力の方が近いかもしれません。

ここまで私が書いてきた「体力」という言葉を忍耐力に置き換えてみてください。

そして通わせているお稽古でその体力が培われているか?

我が子の為にとしてきた事が本当にお子さんの為になっているか?

 

学力とお稽古のバランスを見直しても良い時期かもしれませんね。


春期講習~小学生作文~

2013-03-29 19:00:09 | 教室便り

通塾してくださっている小学生さん達に新学期に向けて作文をかいてもらいました。

今回はただ書くだけです。段落や句読点などの細かい所は指摘せず

書きたい事を伸び伸びと書いてもらいました。

素直な生徒さん皆さんの作文を少し紹介しますね(^◇^)

 

ぼくは新学年にやりたい事は二つあります。

一つ目はサッカーです。理由は四年生で~~~~~中略~~~

二つ目は字をていねいに書く事です。ぼくはもともと字がきたないので少しでも字をていねいに

かければうれしいです。~~~~~中略~~~~~

漢字練習はだいたい毎日できるので一日一日きれいに書くことを心がけたいです。

漢検●級は合かくできればいいです。

 

私は新学年になってやりたい事は二つあります。一つは下級生をまとめることです。

いつも六年生が中心となってまとめてくれました。かっこいいなとあこがれていました。

そのように、下級生をしっかりまとめられるリーダーになりたいです。

二つ目は~~~~中略~~~~~

この二つの事をやりたいと思っています。他の事にもチャレンジしてすてきな六年生になりたいです。

 

私は新学年になってがんばりたいことが三つあります。

一つ目は勉強にしゅうちゅうしてちゃんとノートを書いて先生の話をよくきけるようにしたいです。

二つ目は算数をたくさんふくしゅうと、よしゅうをたくさんして、じゅぎょうにやくだてるようにしたいです。

三つ目は体育です。~~~~~~中略~~~~~体育をがんばりたいです。

新学年に向けての三つの目標をたっせいできるようになって、あんな上級生になりたいな~って

下級生に思ってもらえるようになりたいです。

 

私は4年生の前半からじゅくにはいりました。じゅくで学習したことを次の日学校でやってすらすらできました。

まちがいも少なくなりました。国語の漢字も~~~中略~~~~~九十点代をとることができました。

新学年では前よりももっとちゃんと勉強したいです。集中して先生の話をちゃんと聞いて頭の中に必要な事だけを

取り入れがんばって、たくさんのにがてな教科になれていきたいです。

 

いかがですか?みんな素直でとてもまとまった文章が書けていますよね。

しかし、ここから成長が必要です。今回の作文は褒めるだけ(*^_^*)

次のお題からしっかり書いていく練習をします。

作文は最初から訂正個所を指摘してしまうと書く意欲が削がれてしまいます。

まずは書くことが楽しいと思えるように促します。

作家になった気分で書けるようになったら、そこから指摘しても嫌いにはなりません。

 

これからが楽しみな小学生さんたちの作文でした(*^_^*)


新学期に向けて!

2013-03-29 12:08:27 | 教室便り

春期講習も終盤に差し掛かってきました。

寒の戻りもあり、体調を崩される生徒さんも若干名いらっしゃったので

みなさん、体調管理に気を付けてくださいね。

 

さて、復習を終えた生徒さんから新学年の学習に入っています。

新中学3年生さんには初のキツイ春休みになったという実感もある事でしょう。

今までとは比べ物にならない量の宿題が出され、学習もハードです。

 

当教室は個別指導をメインとし、小学生少人数授業、小学英語教室を扱い

中学受験・高校受験に向けた学習を進める一方、学校の授業に遅れをとってしまった

生徒さんの補習授業を行っています。

 

少人数生の授業は1クラス6名までとさせていただいていますが、

個別授業も、1学年8名までと考えています。

受験学年になった時、私自身が一人一人に目を向け、よりよい受験期を過ごすためには

8名ほどまでが限界だと思っているからです。

また受験学年になってからの入塾は遅くとも8月前までとさせていただいています。

 

入塾テストは致しませんが、ご家庭からのご協力を得らる事が最低限必要だと考えていますので

塾と連絡を取り合うのは避けたいと思われていたり、塾に預けておけば自動的に成績が上がると

お考えの場合は他塾をお勧めする事があります。

(今、このブログを目になさっている親御様を含め、このブログをご覧になり、賛同頂けているご家庭が

今現在通塾くださっています)

 

補習や復習から授業はstartします。中学生の生徒さんでも小学4年生から(算数から)復習する事も

珍しくはありません。

時間はかかりますが、結果的には近道になるのです。

学問に王道なしですが基礎学習を徹底することに時間をかけています。

補習する予定は無くても学習を始めると結果的には3年ほど前までさかのぼって復習する事も

ありますし、新単元でも応用発展問題より基礎に重点を置いて学習していく事もあります。

表面的には時間がかかっても、結果的にはその方がより確実に伸び志望校合格に近づきます。

そうした流れの学習を信頼して頂き、お力添えを頂くことで

これまでの記事に書いてきたとおり、生徒さん達は伸び伸びと成長しています。

 

ご入塾をご検討されていましたらぜひ無料体験授業にお申し込みください。

お待ちしています。

 

 

 

 

 


実力のある子の共通点

2013-03-28 11:40:07 | 学習全般

中学・高校・大学と受験に向けて真剣に取り組まれているご家庭にとって

お子さんの実力を養うもっとも重要な事

私は職業上、常に“実力の養い方”を考えています。

 

塾としては、お預かりした生徒さんが志望校に受かればそれでいいのかもしれません。

しかし、それが本当の実力と言えるのか?

その生徒さんにとって、その学力が人生にどう影響するのか?

と少し違った観点で考えてしまいます。

 

昨日の話に繋がりますが、大学受験は大きく変化しようとしています。

それは、社会に出てから本当に“実力”を発揮できる人材を育成しようとしているからでしょう。

本題ですが

私から見て実力がある、もしくは実力がついてきたな・・と思う生徒さんの共通点は

「脳を休ませない」という事です。

受験が終わり、もしくは学年が上がる事で宿題も無く

ホッとして春休みを満喫している学生さんは多いでしょう。

しかし、その時期でも、脳を休ませてはいけないんです。

受験期に比べれば量やペースは落ちたにしても、英語なら長文読解や単語

数学なら計算問題や苦手だった単元を少しずつでも・・・・

定期的に脳を働かせておく事。

 

そして第2に生活を充実させる事。

楽しい時間をしっかり確保し、その時間は勉強の事は忘れて

気分がすっきりするくらい、しっかり遊ぶ事。

ストレスの有効な解消法は自分の時間を持つ事だそうですね。

ストレスは全ての妨害となるので、感じていないとしても自分の時間を持ち

常に前向きな気持ちを維持して行きたいところです。

 

最低この二つを実行できている事が共通点だと感じます。

以前にも書いている通り、正しい姿勢で学習できる生徒さんや素直な性格も共通しています。

 

 学生時代は意外と早く終わってしまうものですよね。

そこまで養ってきた“実力”は自分が社会で生きていく為のツールです。

上位校なら確かな学力と知識が養われます。

その上位校への道はこうした共通点があって通過できるのだと言う事ですね。

きっと誰しも、「当たり前でしょ?」

と言われると思うのですが、その当たり前が実践できるかいなかが別れ道ですよね。

実践するには親御さんの協力や時には厳しい指導が必要です。

 叱られた時、欠点を厳しく追及された時、素直に反省し今後に行かせる人は

社会に出てからも、その実力は衰える事はないでしょう。

 

私も日々精進、継続は力なり。そうした事を念頭に置き頑張りたいと思います。


政策による教育の変化

2013-03-27 08:22:23 | 学習全般

新指導になり、多方面から次々と新提案が出されていますね。

実施されるかの詳細はまだわかりませんが、そうした案が出ていること自体で

教育現場は変わっていくのだと思います。

 

英語に関してはやはり低年齢からの教育に力を入れる事になるでしょうし

英検とトーイックだけでなく「トーフル」が大学入試の主流になってくるとの見通しが立ちますよね

文法英語に偏った教育ではなく、文法+実用英語が出来てはじめて英語が使えるという

認識なのかと思います。

 

理数系教育に重点を置く学習も数年前より強まりましたが

数年前から理数系に注目している事は見えていましたよね。

大学生の学力低下が懸念されていますが、経済の不況が追い風となり

国公立大学への人気が高まり、ゆとり教育の中でも高学力を維持してきた少数の

学生さん達が、今の大学を支えているという見解を示している先生もいらっしゃいます。

 

そうした政策案が出される中、中学・高校受験を扱う当教室で何をすべきかを

考えて行くと、小・中学生の間に養っておくべき学習内容は、一般的な

英語、数学・・などにプラスαが必要なのだと思います。

 

今年度を締めくくる成績表が終業式と共に返されましたが

その「数字マジック」に私達は惑わされがちですよね。

5段階評価で、5が取れていれば安心、2があれば大変!!

 

しかし、学校の評価はあくまでも学校の主観によるものだと再認識してほしいのです

学校の評価は、“学力に対する実力”ではありません。

先日ある高校管理者の記事を読みました。推薦入試に関してですが

推薦入試で入学してくる生徒さんに期待しているのはその学力よりも“学習姿勢”だと

言われています。

一般入試の生徒さんより真面目でコツコツと上位大学を目指し、クラスの模範となって

リードしていく。そんな生徒さんを推薦から抜擢しているのだとか

 

実際、複数校の成績表を見比べてみると、学力を反映させた成績表では無い事が伺えます

偏差値との差はそこでついてくるのかもしれませんね

 

詳細な基準が発表されないまま実施された今年の都立推薦入試は

その評価と公平さに欠けたと言われています。

しかし、政策は実力を重視していますから混乱が起きても、いた仕方の無い事

推薦入試廃止の声も強い事をなどを踏まえると

より一層、実力を磨かなくてはいけないと考えるのは浅知恵でしょうか?

 

将来の日本を背負う今の子どもたちをしっかり育てていきたいですよね。