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東京育伸会*塾長ブログ*親子で学びを楽しむ為に出来る事

算数工作教室を始め、基礎基本を理解する学習を中心に補習から進学までをサポートしています。

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家庭学習で何をする?

2012-10-25 13:24:49 | 学習全般

「勉要しなさい」と言われても

 

「勉強しなきゃ」と思っても

 

何をすればいいのかな?

 

っと迷っている生徒さんもいらっしゃいますね。

 

お子さんが今いる段階で、今何をすべきかは変わって来るのですが

一番ベースとすべき所は

学校の予習・復習でしょう

 

今日は家庭学習の習慣が付いていない場合や目標は平均点という場合の

自習の仕方を考えたいと思います。

 

高校生さんは予習して行かないと授業が解らなくなる事を実感していると思いますが

小中学生さんはまだ余り感じていないと思います。

文系の学習なら、教科書を読んでおく、知らない単語を覚えておく

この覚える作業と言うのが自習の基礎ではないでしょうか?

時々みかけるのは理数系の考える問題を

「う~ん・・・え~っと・・」と机に向かってず~っと悩んでいて結局考え疲れて

終了!!となっている

自習という自己管理の中で、考える事だけで終わっているが自習だと

何も進みませんよね。

 

明日の学校の授業を見て、まずは文系教科の教科書から始めて

理数系教科は実際に問題を解くのではなく、解説文を読んでおく

といった予習をして行きましょう。

 

今日の授業の復習

これが実は重要なのですが、最近困った事に

ノートを使った授業というもの自体が昔のそれとは違うようで

ノートを使った復習の仕方が解らないといった生徒さんが多いです。

 

本来ノートは授業中に先生が板書した物を書き写す(小学低学年)

板書されなくても重要だと思った事もプラスしながら書き写す(小学高学年)

と順を追ってその使い方も上達していくもので

中学生になったら、自分の使いやすい使い方で授業を受けられるようになっているのが

理想なのですが・・・

プリントやワークを使った授業ではノートを広げる事も無く進行するようです。

 

教室の自習室には「ノートの使い方」として実際に沢山の学生さん達が使ったノートを

本にまとめて出版されている物を置いてあります。

ノートのお手本ですね。

 

こしたお手本などを見て、ワークやプリントから重要ポイントをノートに書き写しながら

復習し、理解しながら仕上げる事が良い復習だと思います。

これを毎日続けられれば学校のテストでビックリする事は無い筈です。

 

毎日続けられなくても、何をすればいいの?と思った時

是非お子さんに指導してあげてみてくださいね。

 


塾対象進路説明会に行ってきました

2012-10-24 10:00:00 | 受験生さんへ

昨日は酷いお天気でしたね、体調崩されていませんか?

さて、昨日は「Vもぎ」進学研究会の進路説明会に行ってきました。

今回は講師も同行してくれました。

 

2時間にわたるお話の中心となったのは都立入試です。

変更事項が多く、特に推薦入試については今まで不透明な部分が多かったので

とても参考になりました。

 

今年度の受験生さん達にとって壁となる部分

来年の受験生さん達にとって壁となる部分も見えてきます。

 

残念ながら、生徒さん達に明るい希望を与えられる内容とはほど遠く

2極化は加速するだろうと感じながらお話を聞きました。

 

大人の世界は本当に身勝手だな・・

自分がもし、生徒の立場だったらどうするかな・・

 

厳しい現実が襲いかかって来ると言ったら大げさなのでしょうかね?

しかし、それくらいの覚悟を持ってご指導にあたらねばと感じています

 

厳しい受験に立ち向かう為に何が必要かと考えると

やはり基本的な事がきちんと出来ていなくてはなりません。

 

小学校での基礎知識は勿論ですが

習慣もそうですね、毎日の学習を拒んでいる様ではとても大変です。

素直な気持ち、粘り強さ、集中力そしてこの時期からは“体力”が必要です。

 

中学受験生さん達に特に多いのですが、高校受験にも言える事です

この時期からストレスが頂点に達し、激やせやその逆、頭痛や吐き気など

体調不良が出てくる場合もあります。

ここまで頑張ってきたのに、最後の追い込みでペースダウンしてしまうケースがある事を

忘れないでほしいです。

そしてそこまで追い込まれる受験が本当に必要か?と考えてみてくださいね。

 

お子さん一人一人、必要な睡眠時間も違いますし必要な学習時間も違うと思います

受験は知識が必要です。でも知識だけではダメでしょう。

 

厳しい現実を早い段階で知り、準備する時間を大切にしたいと

思った説明会でした。

 

 


補習と進学

2012-10-22 11:18:08 | 教室便り

小学生さん

中学受験をなさる場合は進学

なさらない場合は補習授業です。

 

受験の為に塾で学習したい方の進学コースと

受験はしないけれど、基礎学力や応用力をしっかりとつけ

高校受験に備えるという補習コースです。

 

小学低学年の生徒さんは受験を見据えた学習を希望されていますので

学校の進度とは少し離れた学習もしています。

地図や季語、語彙力や作文力、思考力表現力を付ける為の問題にも

取り組みます。

その中で私が最も育てたいのは集中力です。

“自分で考える事”

低学年さんに「これを解いてみよう」と言っても、興味がわかなくては

なかなか集中してもらえませんから、まずは興味を持ってもらえるように

誘導するのがポイントだと思っています。

 

高学年さん達は進学により異なった授業になるのですが

「中学受験をしない代わりに、高校では上位校へ」というお考えのご家庭が増えている様です。

中でも都立が人気なので5教科をしっかり今のうちから学んで、基礎定着をしたいですね。

小学高学年では私は算数・国語に加え英語をお勧めします。

 

私が息子を育てている時に、英会話の先生に

「学校でローマ字を習う前に、英語を始めるのがベスト」だと言われました。

今考えればなるほど!と思います。

ローマ字を先に習ってしまうと本来の英単語が覚えにくくなるかもしれません。

例えば英語では Listening となるのが ローマ字ではrisuningu となるので

紛らわしいですね、似ているけれどちょっと違う・・・

発音からスペルを考えられるようになれば素晴らしいですよね!

また高学年でも通塾に慣れていないお子さんや反抗期に入っている生徒さん等

集中力が弱い場合は学習と並行して集中力を養うように努めています。

 

中学生になると基礎学力の面では既に大差がついて来ています。

遅れをとっているとは思ってもみなかった!というのが大きな原因です。

小学校での成績が、通用しない事を中学の成績表が出されて見て初めて判明!

と言う事も少なくありません。

中学では逆転が起こっています。

学校の成績と偏差値が平行線上にある訳ではないからです。

ここで矛盾を感じるのは、学校の成績が良くても実力のある生徒さんが少ない

と言う事ですね。

それにより、推薦で上位校に入学した生徒さんと一般入試で進学した生徒さんとの

学力の差は開く一方だと聞いています。

なので、当教室の中学生さん達には

実力を付ける学習をしてくのがベストだと考えています。

補習授業の間は学校の学習内容にも合わせますが、中学生は何年生でも全員が受験生です。

(1部内部進学生さんを除く)

学校の先生の主観に合わせたテスト対策をしている間に偏差値は下がる事が多いです。

なぜなら、生徒さん達にとっても限られた時間の中で、学校生活、部活動、そして塾やお稽古、家庭学習

と大人顔負けに忙しいのが現実だからです。さらに・・・

学校では難易度があがった事から成績の取れない生徒さんの為に

提出物や宿題を増やし、成績を取れるようにしていますから生徒さん達の忙しさは

今までの比ではないでしょう。

時間や体力的に言っても学習できる内容に限界がありますよね。

 

学校の宿題と塾の宿題をこなすだけで精いっぱい!?

もし、お子さんが中学1年生ならそれでもいいですね。いえ、しっかり宿題をしているならとても良いです!!

 

中学生、当教室では補習授業から入りますが、基本的には受験を意識した進学コースです。

学校の進度に合わせるのも2年生の前半までと考えています。

 

新規入塾生・小学少人数クラスご希望の生徒さん募集中です

メールやお電話でお気軽に無料体験授業にお申し込みください。


テストを受けるにも慣れが必要ですね

2012-10-20 11:00:00 | 学習全般

先週は英検、今週は漢検と検定が続いた教室です。

私は親御様にお子さんのこうしたテストを受けている姿を見ていただく事が出来ないのが

とても残念に思います。

 

普段見せている姿と、いざという時の姿にはギャップもあります

塾内生のお子さんのテストを受ける姿勢は把握していますので

やはり、いつもはこの教室に来ないお子さんに目が行きます。

会場と言うには小さすぎる教室ですが、それでも慣れない場所でのテストには不安になるものです。

また最近入塾された生徒さんはまだ正式なテストに慣れていなません。

テスト慣れしている、していない・・・

一番違うのは“顔つき”だと思います。いえ、目つきと言うのでしょうか?

「始め」の合図があってからは自分の世界です。

食い入るように見つめ、次々とペンを動かし、監視員が隣を通り過ぎても気がつかない

くらいの集中力です。

正答を導きだそうと空を見つめている時もその目は真剣そのものです。

そして制限時間いっぱいに考えます。

「終わったz~」っと問題用紙を閉じるような事はしません。

終わるのは「やめ」の合図があるまでです

しっかり解いた後はじっくり見直しし、1点でも高く取ろうという気持ちが伝わってきます。

 

そうした生徒さんたちも始めからそうだった訳ではないんですよね

何度もこうしたテストを受け、時には悔しい思いをして「次こそは!」と

何度も思ってきたはずです。

 

今、中学校のテストは3年間で12回。

内申が出されるのは9.10.11回の3回分が基本です。

8回までにテストに慣れて攻略法を見つけたいですね。

また入試では都立は基本1回しかありませんし、私立も2校ほどになるのが多いですよね。

テストに強い子に育てるには経験豊富にしてあげなくてはそうはならないでしょう。

本番に強い子に・・・と思うなら沢山テストを受けるのが良い方法だと思います。


子育ては文系思考がいいですね

2012-10-19 12:40:13 | 学習全般

私などが学生時代を過ごした頃と違い、子育てにお父様が参加する姿が本当に多くなりましたね。

保育園や幼稚園の運動会、イベントにお父様も参加しお子さんの成長を共に見守っていっらっしゃる

姿は自分の頃になく、羨ましいですし微笑ましいです。

 

幼少期だけでなく、教育進学にもお父様の考えや意見が多く反映され

子育てはお母さんだけの仕事ではなくなりました。

プラスの部分も多々あるのですが、ここでマイナスに働いてしまう場合を考えてみたいと思います。

 

人間の理性や心理・思考力は

機械のように予めインプットされて“作動”させている訳ではありませんよね?

幾何学模様より複雑で予測不能なものです。

こちらが思うように我が子は育っていない・・・と感じたかと思えば、

良い所あるな~って嬉しくなってみたり一喜一憂の繰り返しです。

シナリオ通りにはいきません。

理系思考で奇麗な数式のようにお子さんが育たない事で

子育ての意見が食い違っってしまい喧嘩になる事もあると思います

(昔は私もそうでした)

右肩上がりの棒グラフは理想論です。

 

私は職業上どうしてもお子さんの成長期、特に思春期や反抗期そして受験に関わる事になります

もし私が四角四面人間で、生徒さんたちとの会話は「成績に関してのみ!」としていたら

誰もこの教室を好きになって自習室で勉強しようとは思わないでしょうね。

ジグザグでも遠回りでも目標をしっかり定めて一生懸命頑張るには

あれもこれも受け止めて文系思考で文系思考で見守ってあげる事も必要でしょう。

生活で抱えている悩みや愚痴を吐き出して・・すっきりした所で「さぁ、勉強するか!」となるのです。

 

もう一つ、私は「成績を叱る種」にはしません。

なぜその点数になったのか?目標は何か?もっと努力はできたか?何を改善すればいいのか?

次に活かすにはどうすればいいかを一緒に考えてみましょう。

「ここは出来なかったけど、ここは良く出来たね!じゃぁ、ここを出来るようにすればもっと良くなるね」

 

意外かもしれませんが、出された点数、成績を見て一番ショックを受けているのは本人です。

「うちの子は全く気にしてないですよ!」と思われましたか?

そう振舞っているだけです。なぜなら落ち込んだ自分を見せでもしたら

次に言われる事は解っていますから・・・

 

奇麗な数式のように子育てをし、正しい解答のように進学させる。

理想ですね。しかしそうは行かないのが人間ですし子育てです。

 

塾での授業を1カ月「これ」だけやれば「ここ」まで伸びるだろうと予測して・・・

それ以上の効果が出るお子さんもいらっしゃいますし、その逆もしかりです

数学のように、計算通りにはいきません。

 

ぜひ、多面的な見方でお子さんの成長、進学を見守って欲しいと思います。

 受験事情は毎年変わります。

辛くても実りある受験にしたいという気持ちを常にもって

ご指導にあたらせていただいています。