高野山女人坂(不動坂)を覆うように伸びたモミジカラスウリ:紅葉烏瓜(ウリ科カラスウリ属)のつるに青い実がぶら下がっていました。
本州紀伊半島以西、四国、九州に分布し、山地に生えるつる性の多年草で、葉は卵心形でモミジのように
掌状に5~9裂するのでこの名があります。
雌雄異株で、花は比較的小さく径3㎝以下となり、周辺のレース状の糸もカラスウリほどは長くありません。(‘05年7月5日記事)逆に、秋に熟す赤色で橙色の縦縞の入る卵形の液果は、長さが10㎝ほどあり、カラスウリの5~7㎝よりも大きくなります。
カラスウリと違って、分布地の関係からか、めったにお目にかかれないモミジカラスウリですが、今回はたまたまカラスウリの記事と連続することになりました。
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