
説明によるとナンバンカラスウリ:南蛮烏瓜(ウリ科)で、インド、東南アジア、中国南部、台湾などに野生または栽培される大形のつる性多年草で、互生する葉は3~5中裂の掌状で、基部に2~4個の腺体があります。雌雄異株で、7~9月に直径8㎝位の5弁花をつけます。
果実は秋に赤く熟し長楕円形~円形で長さ10~15cm、全面に小さな突起があります。果肉は完熟すると橙赤色~赤色で、やや甘みがあります。
東南アジアなどでは未熟果実は煮食野菜として、種子油は民間薬、根はサポニンを含み石鹸の代用となります。種子を乾燥したものが生薬「木鼈子」で、解毒、抗炎症作用があります。
一般に知られているニガウリ・ツルレイシ(ウリ科ツルレイシ属)と同属といますから、名前はカラスウリでもカラスウリ属ではないということになります。
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