徳之島、沖縄島北部、石垣島、西表島に分布し、渓流沿いの水がしみ出た岩の壁面や、滝の周辺など湿った岩盤に生える常緑の多年草で、葉の大きさが15cmほど、花の高さが約10cm、花は白く、淡い薄紫色が混じります。
全国的に分布するショウジョウバカマの花色は淡紅色から濃紅紫色、茶色など多彩ですが、(‘09年4月17日記事)
変種にシロバナショウジョウバカマと名がついたものもあります。(‘10年4月16日)南西諸島に分布するオオシロショウジョウバカマは個体数が少なく、環境省、沖縄でのRDBでは絶滅危惧種Ⅱ類に分類されています。