へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

野球の応援歌の話

2021-10-05 13:37:12 | へちま細太郎

ここタコ壺保健室で、まったり過ごす藤川だ。
野球の話は、まだ続く。

「早くコロナ収束して欲しい」
「せやなあ、球場もしばらくいってへんし、今のままやったら六甲おろし歌えんし、風船も飛ばせん」
「風船が飛ばせなくなるのはつまらんよね。業者も大変だよ」
「広島と阪神に卸していた業者大丈夫かいな」
「ほかだって、風船飛ばしてるだろ」
桜井とタコ壺が、首を回してじっとみてきた。
「あかんあかん、しょぼいしょぼい、甲子園とズムスタで経験してみ」
「ほんと、パ・リーグの球場は寂しいもんよ」
「あんた、どことどことの試合を見てきたの」
「ロッテVS日本ハム戦。これがなあ、交流戦で阪神戦やってみ。マリスタで前の年にとばした黄色のジェット風船がひっかかったままになってわ」
「西武球場…あ、メットライフだっけ?あれは球場が阪神ファンに乗っ取られていたみたいだね」
阿部さんは、今日は木下のユニフォーム着ておさぼりタイム。
「ああ、西武電車が阪神電車になって話やろ」
げたげたげたと大笑いしている。何がおかしいんだよ。わけわからん。
「西武といえば、山川穂高の応援歌好きなんだよねえ」
「気が抜けちゃったけど、一度聴いたら忘れられないよね」
「あと、チャンテ、行ったり来たりの」
「あれやられると、負けそうな気分になってくる」
「桜井、おまえは何戦をみてきたんだ」
片山教授が呆れた視線を投げれば、
「日本ハム戦、私はハルキとナカシマのファンなんだ」
「おまえ、顔だけ見に行っているだろう」
「うん、否定しないよ。チャンテの関東バージョン好きなんだ、あとチキチキバンバン。横浜のチャンテ0あれもかっこよくね?」
「ですよねええ」
布川がここぞとばかりに、声を上げる。
「でも、ライジングサンをきくと、ドアラが踊り狂っているシーンしか浮かんでこない」
阿部さんが、ニコニコ動画のら~ぶあんどじょ~い、とチアドラが叫んでいる動画を見せてきた。
うげ、なんだこれ。
「じっかはあ、ひのきぶろ~、りほ~むりほ~む~、これに勝てるのはいないよな」
布川も腕組みしてうなづいている。なんだなんだ?実家はヒノキぶろ?うちだってそうだが?いや、槙もあるぞ。
「まあ、これより、あれだ、やっぱり〆は…これやろ~」
と、タコ壺が立ち上がり、
「ま~ゆみ~ま~ゆみ~ほ~むらん」
さらに阿部さんが、
「お前が打たなきゃ、だれがうつ~」
おあとがよろしいようで…。
最後に、不適切な歌がありましたが、ご容赦願います(笑)

 

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鎌ヶ谷で野球をみてきた

2021-10-05 11:31:49 | へちま細太郎

先週の土日は暑かった。
その前の23日、秋分の日も暑かった。
鎌ヶ谷まで野球を見に行っていた片山教授が、
「暑くてたまらんかった」
と、鎌ヶ谷スタジアムの外野を初経験してきて、さらにこう付け加えた
「おまけに野球に集中できんかった、記憶にあったのは大田泰示のケツだけだ」
土曜日に布川夫婦も鎌ヶ谷観戦をしてきたらしい。
「いや、熱いの何の、野球に集中できなかった。記憶にあるのは、大田泰示の均整のとれたスタイルだけだ」
同じこといってら。
ご存じの通り、大田泰示は讀賣GIANTS時代に、チャリでこけてケガをしたことで有名だ。背番号55を受け継いだ、讀賣の4番を嘱望された逸材だ。
それが、日ハムにトレードされ、開花した。理想体型を維持する泰示の努力は見事だが、顔もこれまた非常にいい男だ。
ヘレニズム文化の象徴のような彫刻のような男だ。
うらやましい、うらやましいぞ~!!
ところで、二軍の試合って楽しいのか?わけわからん藤川でした。
「そりゃ、藤川先生、通ならファームに行きますわよ」
あ~、そーかよ、布川おめえに言われたくねえ。

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