へちま細太郎

大学院生のへちま細太郎を主人公にしたお話。

御用納めだ、バカヤロー

2015-12-29 22:59:20 | へちま細太郎

年末でお忙しい諸君、吾輩が片山である。
昨日、わが学園も御用納めを迎え、夜に大忘年会を開いたが、吾輩と中島の二人でういあーざすわろーずと、商魂こめてを歌いまくって気持ちよかったぞ。
しかしなんだな、いつもは忘年会には必ず出席するタコ壺が、昨日は朝からサングラスにマスク、スカーフ姿で保健室から一歩も出ることなく、声をかければ顔を背けたまま返答する始末だ。
怪しい。
何か怪しい。
とてつもなく怪しい。
マスクとサングラスを引っぺがしたい気分だが、そんなわけにもいかないのが、もどかしい。
引っぺがしたい欲求が高まった時には、タコ壺はこそこそと帰ってしまっていた。
ち、何なんだ。
つまんね~ぜ。
タコ壺よ、この年の瀬にサングラスとマスクで顔の傷を隠せるほど、吾輩の目はごまかしきれんぞ。
さて、何がおきたかな。