日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第206回例会(平成30年6月7日)

2018年07月06日 | 例会報告

◆先生の講義

1.楷書の前例
・これは、北魏の鄭道昭の書。ここに掲げている「論経書詩」や「鄭義下碑」が代表作。
・線が柔らかくゆっくりしており、懐が深く、暖かみのある字である。
・止めないで引くことが肝要。どこが起筆で終筆かが分からない。呼吸が落ち着く。
・ 普段から線を早く引く人は、この字を勉強したら良い。楷書の原点だ。
・ 皆さんも興味があれば次回までに勉強してください。

2.課題の基本(例)等

・6月課題の字の中では、下記に留意して書くこと。

3.字をうまく書く方法

 ⑴線は画部もきちんと書くのが原則。

 ⑵すべての漢字は、単体と複合体でできている。

 ⑶左右対称字は、左右均等が原則。

 ⑷バランスの悪い単体字は、シーソー具の要領で書くとよい。

 ⑸“ふところ広く”が複合体のポイント。

 4.作品展、鉄門社展等

 ・鉄門社展での作品は、全部の字を丸く、遊びのつもりで書いた。

 ・皆さんも作品展では、今まで学んできたものの中で「いいな」と思う字を書けばよい。
       

((出席者12名、記録:林)

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第205回例会(平成30年... | トップ | 第207回例会(平成30年... »
最新の画像もっと見る

例会報告」カテゴリの最新記事