日比谷同友会 園芸友の会

日比谷同友会 サークル活動

フラワーミュージアム鑑賞会

2017年06月29日 | 例会報告

園 芸 友 の 会                             

第163例会 三陽メディアフラワ-ミュージアム(千葉市花の美術館) 見学鑑賞会 

2017年6月2日(金曜日) 

 

 好天に恵まれた新緑6月2日、園芸友の会恒例、春の例会として見学鑑賞会が千葉市花の美術館、三陽メディアフラワ-ミュ-ジアムで開催されました。参加者は、午前10時にJR稲毛駅に集合し、バスに乗り10分程度で見学地に着きました。

                 

 始めに、阿部幹事から見学の趣旨とスケジュール説明があり、今回の見学で何かとお世話いただき、事前に何度か見学している松本幹事から、主な概要の説明があり、各自、約2時間30分を思い思いの、鑑賞を始めました。

 

◎花の美術館 概要

 千葉市の稲毛海岸公園内にある花の美術館は、平成8年開館.約2haの敷地に温室棟、展示棟、休憩棟と屋外の前庭、中庭,後庭などで構成され、合わせて約1,600種類、48,000株の植物が植栽されています。

温室には、熱帯、亜熱帯植物が育ち、展示棟では、企画展示、講習会の開催や園芸相談も受けています。

休憩棟には、花や緑を楽しみながら食事のできるレストランがあります。美術館内部以外は無料開放区間になっています。年間15万人の入場者があるそうです。  

 

◎ 前庭・中庭・後庭

 前庭は、ミュ-ジアムの玄関前に広がる縦60m横60mのスペースで、いくつもの花壇で構成されています。四季の花が楽しめる「噴水花壇」や「四季彩花壇」、160種類の花が咲き競う「宿根草花壇」や「一年草」「ハーブ」を中心に草花が植えられています。アトリウムの横にある中庭は、ナチュラルガーデンという事で、宿根草 季節の花などもある。 身近な草花も多数植えられているので、親しみやすい。

 前庭花壇 温室棟とアトリウム  ジニア「百日草」を前に    ナスタチウム   アリウム・ギカンチウム

  後庭は、本施設の目玉である、ローズガ-デンとバラの美術館で、約200種類300株のバラが咲き誇っている。入口は3本のアーチに仕立て、白・ピンク・赤の3色のツルバラ、ビエール・ドゥ・ロンサールが迎えています。 レオナルド・ダ・ビンチやレンブランド、モネ、ルノアール、ピカソなど、芸術家にちなんだ名前のバラが集います。

  (春風)   (ピカソ)

* バラの育て方

松本幹事が、5月24日のローズガーデンツアーに参加して講師の方からの以下のような助言を貰い、紹介してくれました。

  1. 挿し木は6月が最良で、花が咲き終わった後,茎が固くなった時

    2.  挿し木後3週間で生き付く。2か月後、抜けなければOK

    3.  2か月~3か月で植え替える。8月を除けば1年中挿し木は可能です。

 

◎ 温室

  温室は 高さ23m直径33mの総ガラス張で、太陽の光を存分取り入れられるようなデザインになっています。ヤシやヘゴが生い茂り、バナナやパイナップルが甘い香りふりまいています。

円柱の形をして天井が高く、大きな滝を中心にして立体的な構成になっています。 

  

 ● バナナクイズに 挑戦

  温室内の通路の途中に、バナナクイズを見つけ、挑戦。 バナナの種(タネ)、バナナの種類、日本での輸入先等の出題に加え、“未熟な状態で輸入する理由は?”が問題。 輸入する間に成熟させるため、とこれまで思っていたが、“害虫を一緒に輸入しないため”、が正解とあり、認識を新たに。 

 

◎ 見学鑑賞会まとめ

 約2時間程度の見学でしたが、素晴らしい好天に恵まれて、多彩な花々が自然な感じで育つ植物の姿を楽しめました。一年を通して四季折々の花を楽しめる工夫がされていて、ほっと一息をつく事の出来る落ち着いた気分を過ごせました。ローズガーデンでは、バラと草花のハーモニーが美しいバラの小径、芸術家の名を冠したバラを集めた「バラの美術館」は素晴らしい景観でした。

見学後、館内のイタリアンレストラン「フィオーレ」での昼食会で、中庭の景色を見ながら、パスタ料理を楽しみました。

  その後、近くにある、日本で初めて作られた人工の浜「いなげの浜」を散策しましたが、往時、埋め立て前の稲毛海岸で、親子で潮干狩りをした思い出等が話題となりました。

※    参加者 以下の9名 阿部正之、小峰茂樹、篠原周二、中島汎仁、長山 東、本多孝之、

                                    林 憲男、 松本哲男、内海秀明          「 内海秀明 記 」

 

                                               

 

 

 

 

 


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第162回例会報告

2017年03月06日 | 例会報告

第162回例会報告

1.   開催日時:平成29年2月17日(金)12時から4時。

        終了後B1Fで遅い昼食を兼ねた懇親会

2. 会  場:NTT日比谷ビル2F日比谷同友会2階

        会議室

3. 出 席 者:阿部正之、内海英明,小峯茂樹、篠原

          周二、中島汎仁、長山 東、林 憲男、

          本田孝之、松本哲男、  以上9名

4. 講  師 :工藤 忠、(黒田すみれ 講師のお嬢さ

             んが、アシストとして同伴)

5.会の事務報告:阿部代表より本日の欠席者の近況につ

        いて報告があった。

    

                 (例会スナップ)

6.配布資料: ・本日の会員出欠表

         ・工藤先生への質問事項

         ・報告「百姓の真似事の紹介」本田孝之

         ・園芸ごよみ2月、熱帯・亜熱帯鉢物の

          冬越し、おもしろ栽培(チュ-リップ)

         ・千葉市花の美術館(パンフレット)

7.会員報告  :本田会員からの報告

同氏が退職後、余暇を利用し農業をやることによ

り新鮮な野菜類を入手可能にすることを目的とした。

その為に農業学校の実習コ-スに入学し1年間勉強した。

農地は入間市の農家の好意により自宅から1km,2kmの場所

に約50坪、150坪の畠を借用して農耕を行った。

7-1最繁時(平成28年6月)栽培品目割り付け平面図 

       (その1 自宅から1kmの農地)

   

        (その2 自宅から2kmの農地)

    

季節毎の連作を避けた栽培計画を作成し実施した。

 

7-2.昨年手がけた作物(49種類)

ア.アブラナ科:小松菜、カブ、大根、ブロッコリ、白菜

           キャベツ、かき菜。

イ.マメ科:  枝豆、蚕豆、キヌサヤ,莢隠元、ササゲシカ

        ク マメ、落花生

ウ.ナス科:  茄子、馬鈴薯、トマト、ピ-マン、唐辛子。

エ.ウリ科:   南瓜,胡瓜、西瓜,苦瓜。

オ.ユリ科:  ネギ、玉ネギ、ニンニク、ラッキョウ、アスパ

          ラガス、*ニラ。

カ.キク科:  食用菊、レタス、春菊、牛蒡、*ふき。

キ.その他:  苺、オクラ、里芋、生姜、ホウレンソウ,人参、

          玉蜀黍 、大麦、甘藷、ゴマ、バジル、朝鮮薊、

          *茗荷、*青紫蘇、*赤紫蘇。

      *印~野草化している野菜で放置しておいても翌年

       芽が出る。

7-3.年間必要経費

      平成28年通期全費用合計は27万円。

      内訳は、交通費68%、謝礼8%、肥料7%、資材7%

      種苗費6%、農薬4%であった。

7-4.農作業直接作業時間。

      1月~4月は2.7h/日、5月~10月は5.2h/日

      11月~12月は3.0/日、夏は主に草取り。

7-5.使用している肥料

  堆肥、鶏糞、苦土石灰、化成,溶燐、石灰窒素、

  油粕、液肥等。

7-6.使用している農薬

  液体系~トレボン、アグロスリン、コテツ、

  アファ-ム。

  液体系以外~アドマイヤ-、Z--ボルド、オルトラン。

   「無農薬」とは食酢、重曹、天敵の3種類

  をいう時代があったが、その後「特定農薬」

  に名称変更があり2014年にエ-テ-ルと

  次亜塩素酸水の2種類が追加になった

      農薬を散布しても約1週間でその効果を失う。

会員から次の質問があった。

Q1. 広い畠の、植え付け区分、連作等の管理方法は

    どのように行ったか

A    エクセルで行った。

Q2.  耕運機を使用しなかったのか。

A.   スコップ,鍬等で何とかなっている

Q3. 収穫物を食べ切れないときはどうするのか。

A.  近所にお裾分けする。

Q4. 収穫物を出荷しないのか。

A.  出荷するのには、お化粧が必要になる。

    大量の水と洗い場、最も大変なのが作業

    時間少量では割りに合わない。

Q5. 肥料は何を使っているのか。

A.  主に堆肥(馬小屋の廃材で木のチップと

    馬糞)と鶏糞。

   

8. 講師の講話

 ○ 2月の園芸作業について

  2月が一ばん忙しい、中句になるとバラ、落葉樹

  の剪定、多年草、宿根草の植え付けなどがある。

 ○ チュ-リップの植え付けテスト

  2009年にチュ-リップの球根を植付け覆土の深さを

  2cm、4cm、6cm、8cm、12cm、18cmにし

  てそれぞれの育成について観察した。

  結果は4cm、と8cmがほぼ同等に良いことがわか

  った。

○ 講師への質問事項のQ&A

Q1君子らん、銭の木、アロエ等の鉢物の、冬越し

 と、これから春に向けての管理について教えて

 下さい。(松本会員)

A  予め講師から配布された資料により説明があった。

 10月下句に暖かいっところに取り込み、15°Cよ

 り下がらないように日当たりの良い場所に置く。

 5月~7月は木の下の半日陰に置き、大株のものは

 一回り大きい鉢に移植するとよい。

Q2  きぬさやえんどうの秋播きのタイミング等を教え

 て下さい。       (阿部会員)

A. 東京の場合いは場所によって異なるので10/15、 

  10/25、11/5、11/15と1週間毎に気候条件に合っ

  た時期を試すとよい。

Q3.水草(カミカヤツリ)は室内で越冬したが、昨年

 屋外で慣らし、この冬2回目に挑戦中です。

 植物本来の特性は、徐々に変化していくもので

 しょうか。         (阿部会員)

  A3.一般論では、順化といい、だんだん寒さに強くなる。

9.その他

 今後の予定について:幹事より次回屋外例会の行き先

候補については、「千葉市花の美術館」の紹介があった。

これについて、出席者の同意を得たので、更に幹事団

 で詳細を詰めることになった。

一応の目安として、5月後半ごろ、JR総武線稲毛駅

改札口集合。

又、松本会員から、自家で採れた四角豆の種が、希望者

に配られた。

10.懇親会

 議事終了後、遅い昼食を兼ねた懇親会を、B2Fレストラン

で開催し、講師と黒田さんも参加し、和気あいあいに

親睦を深めた。  (以上 篠原周二 記)


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161回例会報告

2016年12月07日 | 例会報告

園芸友の会第161回例会報告

 

Ⅰ 開催日時:平成28年11月18日(金)13時~15時終了後B1Fで茶話会

Ⅱ 会場 :NTT日比谷ビル2F 日比谷同友会会議室

Ⅲ 出席者 :阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、篠原周二、中島汎仁、長山東、林 憲男、松本哲 男、本多孝之  以上9名

Ⅳ 講師 :工藤 忠

Ⅴ 会の事務報告:阿部代表より、出席予定者の消息について紹介があった。

     例会風景

Ⅵ 資料

①会員報告 植物はどのように進化したか~その転換と生存戦略~

②工藤先生への質問事項(4問) 先生から質問事項関連の多数の資料

③先生の講話の関連資料 園芸ごよみ12月(金曜ひろば)など

Ⅶ 会員の報告  中島会員(資料①)

「植物はどのように進化したか~その転換と生存戦略~」と題して、学術的な話題に拘らず、ネットを参考に、整理されて纏められた概要の説明があった。

①植物の起源

 32億年前に突然光合成生物(海中でラン藻類)の出現

→酸素が作られるようになり、ラン藻類以外の古い植物は酸素により絶滅。     

20億年前オゾン層の形成

→紫外線量が減少した。

5.4億年前に多様な生物群(蘚苔類)の海中での出現

→生物が陸上に進出する環境が整う。

4億年前に動植物の陸上への進出

       →苔、シダ類・・・・

3.8億年前に最初の木(胞子で繁殖)の出現

1億年前に種子植物の出現

→最初は裸子植物→被子植物

→被子植物の登場は生物史上の大転換で、生物の多様性に繋がる。

現在では陸上の植物27万種(内25万種が被子植物)

(中央大学Hpより) 

②進化の系統

陸上植物の進化は、緑色植物の一系統が、陸上植物となり、コケ植物に分化、胞子体分岐等を経て維管束植物、大葉植物、木質植物、種子植物に進化、更に裸子植物、被子植物へと進化した。維管束植物が、陸上植物の巨大化に貢献した共通の祖先である。 

③生物の多様性

カンブリア爆発(5.4億年前)以降、生物は、急速に多様化し続けているが、少なくとも5回の生物大量絶滅期を経て、多様性が生じた。

生物の絶滅度の観点では、両生類と哺乳類が環境変化に弱く絶滅度合いが高く、昆虫類が低いとされている。今では、年間300万種とも1千万種ともいわれる植物が新たに-増えているとか言われる。

ただ、生物大量絶滅期から元の状態に戻るのに百万年単位の時間を費やしていることを忘れてはならない。 

④植物の生存戦略

植物の生存戦略に関する仮説に、ストレスの強さと撹乱の強さを縦軸、横軸にとった場合、植物の生育場所はストレスが小さく攪乱の小さい場所に選定する競争戦略(生長速度が速く種子や地下茎等の繁殖器官の生産力が高い)、ストレスが強く攪乱の小さい場所に選定する耐性戦略(乾燥等のストレスに強いが、生長速度が遅い)、ストレスが小さく攪乱の大きい場所に選定する攪乱依存戦略(生長速度が速く短期間に生活環境を整え多くの種子を作る)の3つの形があるというCSRに起因すると説くモデルがある。3つの生存戦略が三角形のそれぞれの頂点に位置することから、CSR「三角形」の名がある。

また、一方、生物全体に亘る種の保存・生存戦略にr-K戦略があり、子孫が増える増加率「r」と生存に関する環境収容力「K」により生物の個体数が決まるとするモデルがある。その結果、多産を選ぶ生物と強い子どもを選ぶ生物がある。

 以上の報告に対する、例会席上での主な質疑応答は以下。

・昆虫の絶滅が少いのはなぜか

⇒ 蟻とかは一倍体で安定している

・人間も増えて百~2百億が限度というが

⇒ 脳の加重から枠を決める方法もあるようで、ただ人の場合は60億として30倍位多いそうで、それはエネルギーを上手く使っているからだそうである

・光合成は初めからあったのでは

⇒ラン藻類が酸素を放出するようになって始まった。 

Ⅷ 工藤先生からの講話:資料に基づき次の話しがあった。

イ;質問に答えて(資料②)

Q:シクラメンについて:前回の例会で頂いたシクラメンの根塊についての育て方、手入れ方法についての 注意事項を教えて下さい。 (松本)

A:原種のシクラメンでネアポリタナムという品種である。出来れば、日当たりの良い窓辺におくと良いが寒さに強く、花も1つ終わっても次が咲く。放置しておいても夏に葉が出て、枯れた後に花が咲く。

Q:野菜の種まきの方法の違い:市販の種には、種の蒔き方を点蒔きとか筋蒔きを指定していますがこの違いを教えてください。(本田)                                     

A:色々あるが、基本は、日当たりの良いところを選び、雨よけ、発芽までの日よけ、用土の消毒、発芽後の敷き藁等の取り除きを勘案して行う。ただ、種は数多く蒔けば、乱暴に扱っても芽は出る。大きくなったら鉢に分けることで良い。中に変わったものも出るが、花の場合は新種が出れば新しい名前を付けている。

Q:甘藷の苗の作り方:自然に任しておくと市販の場合より1月程度遅れてしまいます。高温の環境におけば早くなるとは聞きますが、具体的な方法を教えていただけませんでしょうか。(本田)

A:甘藷は、嘗ては堆肥を作る際そこにおいてランナーを出していたが、今は12月頃30℃程度で発芽させ、定植の5月まで維持させる。ただ、ランナーの維持が難しく、農家でも苗を購入しているのが実態である。

Q:百合について:庭に自生する「鹿の子百合」「てっぽうゆり」などに、秋になると種子状のものができますが、あれは種子なのでしょうか? そして、蒔けば新しく生えてくるものでしょうか?また、どのように蒔いたら良いかお教え願います。(小峯)

A:種で、千粒位入っていて蒔けば出るのだが、日本に古来からある百合は、種蒔いて芽が出るまでに15ヶ月位を要し、時間が掛かりすぎるので管理が難しい。更に、花が咲くまで6、7年かかる。山百合とサク百合は、同じ種のものだが、深植にし、西日が当たらない場所がよい。球根は堀あげない方が良い。百合の葉の根元につく種子はムカゴといい、発芽する。 

ロ この時期の園芸作業等(資料③)

・球根の植え付け適期は10月だが、この時期でも間に合う。チューリップを1月16日に植えても咲いた。時期が過ぎると球根はただ同然で調達できるのも魅力である。

・落葉樹の手入れ。木の大きさにもよるが、幹のまわり1mに寒肥をする。

 

Ⅸ 次回の予定 2月17日(金) 会員報告と工藤講師の話、質問事項。

  会員報告は、本田会員に依頼することと決まった(後日、報告の仮タイトルは、「百姓の真似事」となった)。

 Ⅹ 議事終了後 、B1Fレストランで、恒例の茶話会を行い、前回先生に頂いたシクラメンが開花した話や、植物の時間で見ると価値観が変わる、等々が話題となった。     

以上      (本田孝之 記)                  

         

 

 


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第160回 例会報告

2016年11月09日 | 例会報告

園芸友の会第160回例会報告

 

1.開催日時:平成28年9月16日(金)13時~15時 終了後B1Fで茶話会

2.会 場 :NTT日比谷ビル2F 日比谷同友会会議室

3.出席者 :阿部正之、内海英明、小峯茂樹、中島汎仁、長山 東、林 憲男、本田孝之、

                若本美代子、松本哲男  以上9名

4.講 師 :工藤 忠

5.会の事務報告:阿部・小峯幹事より前回の箱根方面旅行についての報告があった。

6.工藤先生からの講話:資料に基づき次の話しがあった

l  チューリップ:2009年に球根の深さを土表から2㎝、4㎝、6㎝、8㎝、12 ㎝、18㎝に植えた 実験をしたが、4㎝が一番良い結果が出た。

l  屋上録化について:蔓物の各種種類、巻き型、管理方法等についての話し。

l  農業試験場での経験に基づく、商品価値を高める花の育て方、農薬、除草剤の話等。

l  先生から、シクラメンの原種の根塊(直径15cm×厚さ2cm)を会員へ配布された。

      例会風景

 7.会員報告

(1)箱根旅行の植物等    中島会員、阿部会員

平成28年5月20日に行った箱根湿生花園及び箱根ガラスの森美術館での、草花の観察記録として次の発表があった。

<箱根湿生花園>

①    名札で名前を知ったもの:アケボノフウロ、クサタチバナ、ヒマラヤの青いケシ等

       11種類

②    名前を知っているもの:クリンソウ、エーデルワイス、コマクサ等15種類

③    名前の分らないもの:3種類

  箱根湿生花園には多くの花や植物が群生しているが名前を知らないものが多い。植物には夫々名札が明示されているが、名札の無いものもある。中島・阿部会員がこれらを撮影して分類し、写真とともに紹介された。これにより多くの名前が分かり大いに参考となった。

<ガラスの森美術館> ツルアジサイ、コバノタツナミ、ブルーサルビア等7種類

 

(2)珍しい植物の話        阿部会員

 珍しい植物として、ブログに載せている、アルソミトラ、バオバブ、モンキーポッド(日立の樹)の話があった。

①    アルソミトラ:和名 ヒョウタンカズラ

 熱帯アジア地域に自生、木に巻き付いて這い上がる、開花し、人間の頭程の丸い大きな実をつける。実が熟すと、中に詰まっている翼のついた種(数百枚)が自然に出てきて飛散する。日本製粉(株)(NIPPN)の企業イメージの広告(インドネシアジャワ島ボゴールで撮影)に使用されている。

      アルソミトラ(実と種)        

②    バオバブ:アオイ科バオバブ属

  地球上で、アフリカ大陸(1種)・マダガスカル(6種)・オーストラリア(1種)の8種がある。樹木は巨木で長寿、年輪がなく貯水力大、ユニークな樹形。

マダガスカルやアフリカ等の特異な自然環境(亜熱帯サバンナ地域)に生育し奇形で美形。

原住民は生活で利用(木材、果実等)。COP17の会議のロゴマークにも使用。

  バオバブの並木道(マダガスカル)

③    モンキーポッド(日立の樹):

マメ科ネムノキ亜科、和名 アメリカネムノキ

中南米原産で、東南アジアやハワイに帰化、花が大きく莢入りの実が成る。

樹齢130年、樹高30m、枝張り直径40m(周囲は125m)、ハワイ・オアフ島のホノルル市内モアナルナ公園内にある樹、ハワイ州指定特別樹(日立が独占撮影権料を支払っている)。日立のCMに取り上げられている。

   日立の樹(ハワイ)

上記の珍しい植物は、「死ぬまで見たい世界の巨木・奇木16」、「世にも奇妙な植物(25種)」(ネットで検索)にも紹介されている。

 

(3)ネットで世界旅行のおすすめ   阿部会員

 現代は、ネットで、世界各国のかなり詳しい地図を見ることが出来る。その土地に関する案内書や、旅行記、体験記、写真集等と見比べて、地名や、建造物等が確認できると、ぐっと実感が涌いてくる。この方法で、世界遺産巡りや絶景紀行など、ネット旅行が楽しめる。ネットで行った次の旅行が紹介された。

①    ネット地図上のアンダルシアの旅:黄色一面の“ひまわり畑”の風景など。

②    アンの舞台とモンゴメリー:カナダ東部のプリンスエドワード島(赤毛のアンの島)など。

③    ミモザの魅力:北イタリア一帯と、南フランスの地中海沿岸地方(リビエラ海岸)のミモザ。

8.次回の予定 11月18日(金) 会員報告と工藤講師の話、質問事項。

会員報告 (中島会員)(予定タイトル:植物はどのように進化したか。)

9.議事終了後 、B1Fレストランで恒例の茶話会を行った。

                                                                                     (松本 哲男記)


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159回例会報告

2016年06月03日 | 例会報告

園芸友の会 活動状況報告        2016.5.20 

 第159回例会は、春の屋外例会として、5月20日(金)に箱根湿生花園と箱根ガラスの森美術館に行ってきました。久しぶりの箱根でしたが、先月オープンしたばかりの、“新宿バスタ”(バスターミナル)から、小田急高速バスで、御殿場⇒乙女峠⇒千石原のコースで、既に車中から話題に花が咲いていました。

 箱根町立の“箱根湿生花園”は、開園40周年を迎え、千石原の水湿地に低地から高山までの植物200種のほか、高山植物も豊富に集められるなど約1700種の植物が四季折々の花を咲かせているといいます。今回の訪問時期も、素晴らしいたくさんの花たちが我々を迎えてくれました。こまくさ、エーデルワイス、クロユリ、ハマナスなど珍しい花をはじめとして、この時期満開の、あやめ、クリンソウ(赤、黄)、アケボノフウロウ、少し終わりを迎えたシャクナゲ、クマガイソウ、ミヤマキリシマ、沼地にはコウホネが黄色い小さな花をつけていました。アサザはもうすぐの感じでした。特別に展示されていた、ヒマラヤの青いケシが“神秘的な幻の花”として数株咲いていました。

        園内風景                                  記念撮影

    

    

                             ヒマラヤの青いケシ 

                   

 園内を次々と、花たちに誘導されるように進みながら、それぞれの花にまつわる経験談などが飛び交い、さすが園芸友の会ならではの場面もあるなど、楽しいうちに十分堪能しました。

 ここから、循環バスで10分ほどのところの、箱根ガラスの森美術館では、ちょうど開館20周年記念、特別展示「焔と技の芸術ヴェネチアン・グラス展」が開催されており、16~19世紀の逸品がずらりと展示され圧巻でした。美しい館内庭園には、バラや季節の花々がきれいに演出され、16面加工されたガラスチップを太陽の光で虹色に輝かせたオブジェがキラキラと来場者を楽しませていました。また、古風な建物に這わせた珍しいツルアジサイがさわやかに花をつけていました。遥か奥には、大涌谷の白い煙がまだ少し上がっていました。館内のラ・カンツオーネ(レストラン)で、談笑しながらランチを楽しみましたが、本場カンツオーネの生演奏を聴きながらのランチはひととき、遠い国に運ばれたような思いがしました。

 ランチの後、次の2件の議事を行いました。1件目は、会員の椎名さんから、会員は継続するが、幹事を辞退したいとの意向について、これが了承されました。2件目は、前会員の、故若本孝雄さんが収集された記念切手類を会員の若本夫人から寄贈いただきましたが、これの処理を幹事に一任されました。

    管内一望(奥には、大涌谷を望む)               ガラスモニュメントをバックに

   

                            ラ・カンツオーネ で・・

                     

  さわやかな5月の風とともに、季節の花たちとガラス美術の二つの訪問は、目で楽しむばかりでなく印象深く充実した屋外例会でした。会員一同、楽しい一日を過ごしました。東名高速道、足柄あたりの、クッキリとまだ雪が残る富士山も微笑んでいるようでした。予約手配などしてくださいました幹事の方々に感謝しつつお別れとなりました。

 屋外例会出席の皆さんは、阿部正之、内海秀明、小峯茂樹、篠原周二、長山東、林憲男、松本哲男各氏と中島汎仁でした。また、集合写真は、プロ級腕前の松本氏の撮影です。
                                                      (中島汎仁 記)

 


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