◆先生の講義
1. 烈火(例:「無」の下部に並んだ4つの点)の書き方
楷書:左端の点は「心」の第一画と同様、入筆⇒左下へ運び下部を太くまとめる
右端の点は、入筆⇒下へ引いてまとめる
真ん中の2点は左右両端の点より小さくまとめる
行書:最初の2点を個別に書き、後の2点を一つのヨコ画のように書く
草書:4点を一つのヨコ画のように書く。
行、草ともに筆の入れ方、運び方、線の高さに注意
2. 門
第二画以降の運筆の順序、中心線との位置関係に注意
3. 来月(3月)から始まる検定受検の心得
・検定用条幅作品は、毎月の条幅と違い、楷、行、草、隷の基本ができていることが問われる。
・基本を置き去りにして自分の書で書いてもダメ。(特に楷書は教育書道に準拠)
・準師範、師範格までは多少お目こぼしがあるとしても、師範へ「基本+自分の書」が問われ、厳しい。
・隷書は曹全碑の運筆の特徴(波磔のある横画、波磔のない横画等)を体得すること。
(出席者11名、記録:谷田貝)