日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第229回例会(令和元年7月18日)

2019年07月22日 | 例会報告

◆先生の講話

1.課題の字から

①飛

*教育漢字(上)と書道の字の違い

*上:右の2つの乁は四角に書く

*下:乁 上は四角、下は丸く

②似

*作りの以 は 上を開ける

*人ベンの半分くらいの高さ

③欲

*扁と旁の関係

*谷の右側はそろえる

*欠けるの 一画目は縦 谷に添わせる

2.隷書の対例

*隷書は自由がある

*人ベン 左の2つは下から上へ 右の2つは上から下へ

*左右タテ線の組み合わせ例 左右対称に

◆作品展指導

各人の作品を掲示して、指導が行われた

(出席者 5名 香村記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第228回例会(令和元年7月4日)

2019年07月22日 | 例会報告

◆先生の講話

1.作品作り・・・条幅の場合

・全体感-全体としてのバランス

見せ所を出す→小字を太字 大字を細字の組み合わせ

極端化 例えば思い切ってカスらせる。

・同じ字が複数ある時

字体に変化を持たせ同じ字を書かない。字典・本の模倣ではだめ。

2.課題の字体の書き方

①北魏 元禎墓誌銘

*初期の楷書 基本的に側筆

*紙を動かして書いてもよい

②規定課題

*3つのブロックからなる文字 謝

*参

*言扁(ごんべん)

*こざと扁

◆実技指導

先生の実技による運筆指導あり

金沢在住の川守さんの出席もあり、急きょ暑気払いを「天狗」にて開催

(出席者 8名 榎記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第227回例会(令和元年6月20日)

2019年07月02日 | 例会報告

◆先生の講話

前回に続き、草書体での文字の表現について解説された。

①草書の文字は(草書に限らないが)周りの字とのバランスで考えることが肝要。他人が読めないような字はNGだが、大きな字にしたい/小さな字にしたい/格好良く賑やかに/など、自分で自由に作ってよい。

例として18通りの「花」字草書体を示された。

このうちの3例を示す。
        

②過去の書家の草書には、その人なりの特徴があるのでこれを学ぶのもよい。

陸機(西晋):太い、孫過程(唐)・王羲之(東晋):きれい+連綿体、黄庭堅:癖あり力強い、良寛:細い一定の太さの字(字としての間違い多い)など。

(出席者 4名 荻野記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第226回例会(令和元年6月6日)

2019年07月02日 | 例会報告

◆先生の講話

1.行草書の書き方のポイント

・条幅等多文字作品で同じ字が複数回の場合 : 字の形を変える、大きさを変える、太い字細い字を混ぜる等の工夫を

例  方  橋


・実線/虚線を太線/細線で意識して書くこと

例  他  希 
とめるところを考える 停める:力をいれないで止める

・臨書を重ねて、自分なりの書き方を習得すること→個性を伸ばす




2.書き方の手本

 かな 手くび又は筆をまわす例




◆実技指導

月課題規定の顔真卿の書き方等の指導あり

(出席者 6名 榎記)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする