日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第241回(令和2年7月2日)

2020年07月03日 | 例会報告

先生の講話:習字と書道

(1)習字 字を習う  きれいな字を書きたい

教育書道  学校では “書写”という

誰でも、初級から3段くらいにはなれる

(2)書道 個性のある字を追求する  4段以上

①古典の臨書が良い(明末~清初がよい)

王羲之や顔真卿は、現在の日本の標準的な字(当たり前の字)になっている

②紙全体での美的センスを磨け

条幅は自分の個性を表現する  美的センスを発揮

③字に形を創造的に変化させる  個性ある形に

*手本通りに書く

*自分なりに変化させる

*紙全体を見て変化させてみる

*先生とのコミュニケーション

(3)条幅作品の作り方

*自分なりに書く文字の候補を考え、小さな紙でいいから書いて全体感を見る

*どこを見せたいかポイントを決める

*隣(上下左右)の文字の関係を考える  大きく/小さく 太く/細く かすれる/墨付け

*自分ならこうしたいと考え、書いてみる

*先生の作品からそのセンスを学ぶ

*古典の作品の字を入れていく

例) 雨の字のバリエーション


今月の条幅課題を書いてみた。

眺めてみると何箇所か気に入らない点が見つかる。

経が太すぎるか? 下の4文字が小さすぎたか?

これらを修正していく




(出席者 6名 香村記)

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