日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

第184回(平成29年5月18日)

2017年05月26日 | 例会報告

◇先生の講話

1.書道用具 筆

・筆には剛毛、羊毛、兼毛がある。それぞれの特徴は次のとおり。

・それぞれに特徴があり、使い分けるのがよい。毛の長さで4号筆、3号筆の2種類程度揃えておくとよい。

・筆を買ってきて最初に使うときは使う前に水洗いして、筆の穂を固めているノリを落とすこと

・使い終わったら水で洗っておく。穂を筆軸の太さまで絞って乾かす。

2.楷書文字の基本(目、中)

前回の「口」と同様の筆遣いをする文字「目」、「中」について実技指導を含め書き方の説明・指導があった。

(出席者 9名 荻野 記)


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第183回(平成29年5月11日)

2017年05月26日 | 例会報告

◇先生の講話

1.楷書文字の基本(口、内)

楷書文字の字画の書き方について基本を順に説明していく。

◎「口」(図参照)

・□(四角)は口ではない。毛筆では図のような形になる。

・第1画縦画①は45°に入筆した後、筆を45°方向でなく真下(90°)方向でもなくその中間の斜め下へ筆を引く

・第2画横画の入筆位置は②の通り第1画の入筆位置の真横。第1画の筆が下へ向かい始める位置に入筆する人が多いがそれは誤りなので気をつけること。

・転接部(横画から縦画へ折れ曲がる箇所)では③のように横画の終わるそのままの位置で一旦筆を浮かせ、改めて紙に接地させ④のように斜め左下へ筆を運ぶ。

・最後に第3画横画を書くが、その時⑤第1画の縦画の出っ張りを残す位置から書き始めること。書き終わりは⑥のように右縦画より外へ出るように書く。

◎「内」

・第1画縦画、第2画横画は「口」とほぼ同じだが転接部では①のように筆を右下方向に少し移動させてから縦画を書く。この箇所では「筆を止めない」、「円く書く」、「手首だけでなく手を動かす」を意識すること。

・第2画最後のハネの部分②は、すくい上げる感じ。はねるのではない。

・第3画目の左払いは、起筆部で力を入れずスッと書く。第4画の右留めも直線でなく丸みを持たせるように。

2.作品展準備

今年も作品展を開催する予定であり、各自の提出作品(文言と書体)案のお手本を先生が書いて下さったものを教室に持参され、銘々に手渡して頂いた。

(出席者 11名 荻野 記)


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