書道愛好会では、日比谷同友会事務局およびNTTコミュニケーションズ(株)様のご支援・ご協力を得て、平成24年11月26日(月)~30日(金)の間、日比谷ビル地下1階において、第2回作品展を開催しました。
3年前に日比谷同友会創立40周年記念行事の一環として、絵画、俳句、写真サークルと合同で開催して以来の作品展で、入会1年前後の新しい会員3名を含め全員が出展しました(条幅6点、1/4条幅5点、色紙11点)。作品のほかに、入会ご希望の方へのご案内として、例会日に講師から手をとって指導を受けている会員のスナップ写真や、入会1年前後の間の上達振りを示した作品(入会直後(before)と1年経過後(after)の作品とを比較したもの)なども展示しました。
期間中日比谷同友会会員のほか、出展者の知人や勤め先関係の方、指導講師(小林碧雲先生)の門下生など多くの方にご来場頂き、第1回のときと比べた上達振り(?)のコメントを頂いたり、その後入会された新しい会員の意欲的な作品を見て頂いたりしました。
また書道を習いたいとする方からのお問い合わせは、0Bのみならず、日比谷ビルに勤務している現役の方からも頂き、このうち入会や見学の準備を進めている方もおります。なお、OB、現役の方で、例会日出席が困難な場合は、講師との間で郵便による指導(通信添削)を受け、時間のあるときに直接指導を受けるということも可能です。ご遠慮なくお問い合わせ下さい。
出品作品を以下に条幅、小条幅、色紙の順にご紹介します。
(書式)条幅 (読み)春水(しゅんすい)四澤(したく)に満つ (説明)春の雪解け水が四方の澤に満ちている (作者)秋澤 禎祥 | |
(書式)条幅 (読み)さんぽういちりょうとく (説明)自分だけの得を考え、独占的に事を進めるべからず (真藤先生の御教え) (作者)因泥 朱王 | |
(書式)条幅 (読み)善を積みて福を成す (作者)荻野 秀栄 | |
(書式)条幅 (読み)満堂の和気、嘉祥を生ず (説明)座敷一杯の和楽の気で、めでたき気が生じる (作者)篠原 十全 | |
(書式)条幅 (読み)春宵一刻 値千金 花に清香有り 月に陰有り (説明)「春夜」 蘇軾(そしょく)詩 (作者)谷田貝 寧 | |
(書式)条幅 (読み)蘋(うきぐさ)の風は袖を吹いて清(すず)し (説明)「山行即時」 王質詩 (作者)小林碧雲講師 特別出品 | |
(書式)小条幅 (読み)楽しみは一椀(いちわん)の中(うち)に在り (説明)茶の湯は一椀の中に全ての楽しみ喜びが詰まっている (作者)秋澤 禎祥 | |
(書式)小条幅 (読み)流水先を争わず (説明)水が高きから低きに流れ落ちるような自然さで行きたいものだ (作者)荻野 秀栄 | |
(書式)小条幅 (読み)歳月、人を待たず (説明)歳月は川の水のごとく、過ぎ去って二度とこない。今日、只今を有効に生きるべきである。 (作者)篠原 十全 | |
(書式)小条幅 (読み)飛龍天に在り (作者)谷田貝 寧 | |
(書式)小条幅 (読み)かちょうふうげつ (作者)小林碧雲講師 特別出品 | |
(書式)色紙 (読み)いちりゅうひゃくぎょう (説明)一粒の米粒は百の行程を得て出来る (作者)因泥 朱王 | |
(書式)色紙 (読み)老いては益々壮なるべし (作者)榎 碧山 | |
(書式)色紙 (読み)分を識りて足るを知る (作者)榎 碧山 | |
(書式)色紙 (読み)ち (説明)NHKテレビ「梅ちゃん先生」をヒントに (作者)荻野 秀栄 | |
(書式)色紙 (読み)はな (作者)後藤 虹星 | |
(書式)色紙 (読み)秋深し (作者)篠原 十全 | |
(書式)色紙 (読み)たいりょう (作者)田中 斎 | |
(書式)色紙 (読み)じょ (説明)思いやりの心 孔子の言葉 (作者)三田 清 | |
(書式)色紙 (読み)浩然(こうぜん) (作者)三田 清 | |
(書式)色紙 (読み)わどう (作者)森 純通 | |
(書式)色紙 (読み)しゅんじゅう (作者)森 純通 |