◆先生の講義
1.検定受験の心得
・課題には半紙(楷書/行書/草書/臨書)と条幅(隷書/楷書/行草書/臨書)があるが、基本に忠実な習字を心がけよ。
・「書聖」の臨書は、曹全碑となるが、タテ線は太く、ヨコ線は細くせよ。
・「書聖」に限るが、条幅は、一定の幅の中に太い字で書き、細い字では書かないように、また見せ所を意識して書くこと。
2.楷書の基本(線折部 他)
・折れのできない人が多い。右下に下がってしまいがちなので、注意せよ。
・そりを意識せよ。はねは持ち上げるように引くこと。
・ヨコ線を書くときは、親指を回しながら穂先を上に向けて同じ幅になるよう筆を引くこと。
3.今後の講義予定
・4月〜7月は、主に中国古典の例をもって、楷書の話をする。
・9月以降は、日本の古典、写経の話をする。
(出席者13名、記録:林)