日比谷同友会 書道愛好会

日比谷同友会 サークル活動

書道愛好会創立10周年記念の作品展を開催します

2015年10月22日 | 作品展
 書道愛好会では、日比谷同友会事務局及びNTTコミュニケーションズ(株)様のご支援を得て、創立10周年記念の作品展を次のとおり開催致します。

◇ 開催期間:11月16日(月)~20日(金)
◇ 展示時間:午前10時~午後5時
          (ただし16日は午後1時から。20日は午後3時まで)
◇ 開催場所:NTT日比谷ビルB1 食堂前付近

 期間中、書道愛好会会員13名が日頃の研鑚の成果を出すべく取り組んだ力作、それに準会員(同友会員)の作品、更には指導講師小林碧雲先生(NTT OB、読売書法会理事)の特別出品作品が展示されます。書にご関心・ご興味をお持ちの方、是非一度覗いてみて下さい。期間中は書道愛好会会員が常時詰めており、書道愛好会の練習内容、練習日、入会手続き等のお問い合わせ、ご相談に随時お答えいたします。お気軽にお尋ね・お声掛け下さい。

 多数の方々のご来場をお待ちしております。

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第146回(平成27年9月17日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○かな「な」行の運筆についての指導、実習

これまでの「あ」~「た」行に続き、今回は「な」行。「な」行は草書的運筆が必要で、50音の各行の中でもむずかしい。「な」の最終画は裏筆で折り返す。「に」の「こ」の天地は、第一画の上下の位置より内側に書く。「ぬ」の収筆部分は三角となるように。「ね」の右肩では一旦止めて向きを変え、収筆は三角となるように。「の」は一気に入筆して左にはね、大きく円を描くように書く。講話の後、一人一人の筆をとりながら実地指導が行われた。

○表装について

 作品を作品展や床の間等に展示する場合、いわゆる「掛軸」に仕立てるが、その手順は、①薄紙状態の半切や半紙に「裏打ち」してある程度の強度を持たせる、②掛軸の「地」の材料として作品の文言に応じた色、デザインの「布」または「紙」を選ぶ、③また作品を展示する場合、掛軸が丸まったり、ゆらゆらしないように、掛軸の天地に「軸木」を通し、その両端に「地」同様に作品に相応しい陶器製などの重りをつける。(掛軸の各部の名称等の説明は、スペース上の制約から割愛)

○作品展出の添削、指導

 作品展出展作品、検定試験課題作品について、制作途上の添削、指導が行われ、先生から「出品OK」の出た作品については、まだ慣れていない会員に代わって先生に落款を押印して頂いた。

(出席者11名) (谷田貝記)


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第145回(平成27年9月3日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○掛軸について

 第4回作品展を11月16日から開催の予定で準備を進めているが、作品掲出の心得として、掛軸、額に関する概略の説明が行われた。(詳細は次回)

○作品展出展作品の指導、添削

 各人が準備途上の出展作品について、半切、および4分の1を中心に、作品としての全体感、個々の文字の大小の配置バランス、運筆、連綿、渇潤、余白の取り方、雅号・落款の位置等について、指導、添削が行われた。完成に向けさらに練習に励むこととなった。

○平成27年後期検定試験に向けた指導

 後期検定試験受験者は、11月4日までに先生に作品を提出するよう指示が行われた。(先生は同6日までに書聖会に提出) 同時に検定課題(半紙による楷、行、草書三体)のお手本が手渡され、そのポイントの説明が行われた。

(出席者11名)(谷田貝記)


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第144回例会(平成27年7月16日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○ひらがな(た行)について

(1)「たちつてと」
 「た」行は行書風であり、「な」行は草書風のイメージで書く
「た」が書けるようになると、ゆっくりと字を書けるようになる

(2)書くにあたって気を付ける点
  1)中心点が教育書道の中心点と違う
  2)「ち」と「つ」は右へ運筆した筆が曲がって戻る時に以下の点に注意する
     ・筆を持っている手で回すこと
     ・力を抜いて書くこと
     ・曲がり角は細く書くこと
     ・戻ってくる線は中心線より出ないこと

※なお、上手く見せるテクニックは、太い線と細い線のメリハリをつける

○4体字(楷書・行書・草書・隷書)の練習

・4体とも同じレベルで書けるようになること。
・各書体の書き方の基本は次のとおり
    楷書:起筆、運筆、収筆をきちんと
    行書:筆運びがつながっているか
    草書:全文字とも流れるように書けているか
    隷書:何をもとに書いたか、字形が統一されているか

○作品展(小作品について)

100円ショップで写真等を入れる小さな額縁に、「一文字」を書いて飾るのも面白い
     例) 「輝」、「舞」など

◇実技指導

先生の体調に配慮して、引き続きご自宅での添削にて後日郵送して頂くことにした。

◇その他

 例会終了後、場所をビヤホールに移して、先生を囲んで和気藹々の暑気払いを行った。

(出席者 8名)(田中 記)


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第143回例会(平成27年7月2日)

2015年10月17日 | 例会報告

◇先生の講話

○はじめに先生が今年の読売展に出展される作品の控えをもとに作品作りの心得などを説明

・出展のために全紙60枚程度書く(2400字、40字/枚)

・全紙の上に乗り右ひざをついて上下左右のバランスに配慮して書く

・作品は紙の大きさで書く。字の大小、滲み、かすれ、余白などの変化、各行間のバランス等に留意

○書作品の形の例

・用紙:現代は半紙、条幅、半折(1/2全紙)等多様化。明治までは全紙が全盛だった。

・色紙、額字、写経(実用)、短冊、刻字

○偏など基本例

・忄、豕(豸)、ネ(衤)、喬

(1) 

・心が立つことから「りっしんべん」

・書き順は①タテ画の左の点、②タテ画の右の点(①より上に書く、また収筆は上へハネル。③タテ画(①の下とタテ画の間を空ける)

(2) 

・中心線でバランスをとる

・書き順を間違うと違う字になる (示偏の右の点は最後に書く)

(3)

・「夭」の中に「冋」が入る字は間違い

◇作品展について

・お手本について、先生から各人の文言の特徴や特色のご説明があった。併せて書く上での注意事項や書き方のご指導があった。

◇実技指導

・先生の体調に配慮して、引き続きご自宅での添削にて後日郵送して頂くことにした。

(出席者11名)、(田中 記)


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