先生の講話:習字と書道
(1)習字 字を習う きれいな字を書きたい
教育書道 学校では “書写”という
誰でも、初級から3段くらいにはなれる
(2)書道 個性のある字を追求する 4段以上
①古典の臨書が良い(明末~清初がよい)
王羲之や顔真卿は、現在の日本の標準的な字(当たり前の字)になっている
②紙全体での美的センスを磨け
条幅は自分の個性を表現する 美的センスを発揮
③字に形を創造的に変化させる 個性ある形に
*手本通りに書く
*自分なりに変化させる
*紙全体を見て変化させてみる
*先生とのコミュニケーション
(3)条幅作品の作り方
*自分なりに書く文字の候補を考え、小さな紙でいいから書いて全体感を見る
*どこを見せたいかポイントを決める
*隣(上下左右)の文字の関係を考える 大きく/小さく 太く/細く かすれる/墨付け
*自分ならこうしたいと考え、書いてみる
*先生の作品からそのセンスを学ぶ
*古典の作品の字を入れていく
例) 雨の字のバリエーション
今月の条幅課題を書いてみた。
眺めてみると何箇所か気に入らない点が見つかる。
経が太すぎるか? 下の4文字が小さすぎたか?
これらを修正していく
(出席者 6名 香村記)