書道愛好会のメンバ 荻野さんが
母校であるF高等学校同窓会T支部で記念タオルを作るにあたってのデザインとして、”福高魂” という字の揮毫を依頼され、このほど、出来上がりましたので紹介させていただきます。
2017年6月
◇先生の講話
1.筆の洗い方
筆の洗い方が、なで洗いだと筆の付け根の奥に墨がたまって固まり それが原因で割れる。根元が玉葱状に膨らんでいる筆は要注意。
使ったら毎回筆毛の根元のサイトをつまむようにして、墨が出なくなるまでもみ洗いする。風通しの良いところで吊るし干しすること。
2.墨
・油煙墨と松煙墨(青墨)。 硯で墨をするのは八の字で。
・墨液 開明(先生は展覧会等で使用)、呉竹ほか
3.「月」「舟」「成」「戚」
止め、払いについて解説があった
「月」の左縦線はハネで筆を回さない。「舟」は筆を回す。
「成」の縦線は払うと、右を強調。止めると左を強調。戚も同
(出席者11人 榎記 )
◇先生の講話
1.結構を覚える
筆字と印刷字(真四角)は異なる
2.己 と 色 の書き方
・「己」 の縦線は真下へ
・「色」 の縦線は大きく左へ回す
3.月例作品締め切り
先生宅に23日に必着。郵送期間を考慮して送ること。
(出席者12名 榎記)